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知多半島の離島を愛犬と訪ねる旅【日間賀島編】

中部エリア

ゴールデンウィークを利用して知多半島の離島を訪れた我が家。初日は篠島で1泊し、篠島から高速船で日間賀島へ訪れました。

篠島のお土産屋さんからポツポツと降り出した雨。大降りにならないことを祈りながら日間賀島へ上陸し、日間賀島の観光スタート。

この記事に登場する愛犬

 蕾 ♀(キャバリア×ビーグルのmix犬)

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日間賀島について

知多半島の最南端に位置する師崎港から篠島、日間賀島は高速船が周遊していて、各島々まではおよそ10分で結んでいます。

日間賀島は、篠島よりも更に小さく、島の面積は0.77km2。ゆっくり島内を歩いても2時間ほどで廻れるコンパクトな島。

こちらも島全体が三河湾国定公園に指定される風光明媚な環境です。

篠島よりもコンパクトですが、日間賀島には東岸と西岸の2カ所に港があり、集落もそれぞれ里中と西浜に分かれて存在しています。

篠島から日間賀島に到着したのは東港で、私達が宿泊した民宿は東浜から歩いて10分くらいの所にあります。

日間賀島の名物はなんと言ってもタコとフグ。特にタコが有名で、至る所にタコのモニュメントがあります。お土産屋さんもタコだらけ!

西港のとなりがサンセットビーチと呼ばれる美しい海岸には、夏になると入り江に現れるのはイルカ。

日間賀島ではイルカと戯れたり泳いだりすることができる夢の島でもあります。

日間賀島も篠島と同様に海の幸が豊富で、タコを初めとした旬の魚介類が楽しめます。

日間賀島を探検!西浜のわんちゃんは自由奔放

日間賀島東港の食事処テラス席

日間賀島東港の食事処テラス席

篠島から高速船に乗ってわずか10分で日間賀島に到着。東港には宿泊する民宿の旦那さんが迎えに来てくれていました。

まずは車で民宿まで行って荷物を置かせて貰ったら探検に出発!

篠島の港には1軒もお土産屋さんは有りませんでしたが、日間賀島の東港には数軒のお店が入った一角があり、食事処やお土産屋さんなどが並んでいました。

やっぱり旅行へ行ったらお土産を物色するのもひとつの楽しみですよね。

篠島では時代を遡ったようなお土産屋さんが1軒しかなかったので、お店などに関しては少し寂しい感じでしたが、日間賀島に数件のお土産屋さんや食事処が並んでいるだけで「凄い!」って思いました。

日間賀島東港から西港への道沿い

日間賀島東港から西港への道沿い

お土産を見て歩いて、帰りに買って帰るお土産に目星を付けて楽しんだ後、同じエリアにある食事処でお昼ご飯を頂きました。外にはテラス席があるので、愛犬も一緒。

時々雨がぱらついていましたが傘を差すほどでもなかったので、海岸線に沿って島内を散策していると日間賀島を東浜から西浜の方へ向かって歩いていたようで、20分ほど歩いた所にある西浜へ到着。

東港から西港への道沿いから見えた篠島

東港から西港への道沿いから見えた篠島

実はゴールデンウィークにどこへ行くか決めたときに、篠島・日間賀島にペットも一緒に宿泊できる宿が有ることからこちらへ行くことが決まったのですが、仕事が忙しい時期だったので篠島と日間賀島については殆ど調べておらず行き当たりばったりの旅行でした。

本来なら観光地や愛犬が楽しめそうな公園やビーチなどを調べてから出掛けるのですが、この時は何も調べずに行く日が来てしまったため、見逃してしまった観光地などもありました。

日間賀島に東港と西港があることすら知らず、たまたま歩いて行った先が西港だったのです。

西港は東港よりもずっと栄えていて、お土産屋さんや食事処もたくさんあります。

目移りしてしまうほどのお土産品が並んだ店舗が軒を連ね、奥の細い道までお店がびっしり。その点では篠島と日間賀島はこんなに近いのに全然違いました。

でもそれぞれの観点から見ればどちらの島も凄く魅力的です。

西港近くまで歩いて行くと家が集中して建てられたエリアに出たかと思ったら、どこからともなく犬の鳴き声が聞こえました。

鳴き声はどんどん近くなり、犬が放れて突然愛犬の前に飛び出してきたので、私は慌てて愛犬を抱きかかえたのですが、犬は1匹ではなく数匹に数は増えどの犬も首輪はしていますが繋がれていませんし、飼い主の姿もありません。

攻撃的な感じはしなかったので愛犬を降ろすとお互いにクンクン匂いを嗅いで、集まった犬たちは満足したのか立ち去っていきました。

一瞬の出来事で何がどうなっているのか頭の中で処理できずにいたのですが、更に歩いて行くとまたどこからともなく犬が吠えて近寄ってきます。

日間賀島には犬を飼っている人が多いのか、西港だけでも数匹のわんちゃんに出会いましたが、みんな放し飼いの自由奔放な生活をしていることが分かりました。

本土では犬を放し飼いにしているところは余程の山奥以外ないと思うので、最初はとてもびっくりしましたが、どのわんちゃんもみんな友好的です。

車も地元の車だけで走っている車も殆どないため、交通事故の心配もそれ程ないのでしょうね。しかも日間賀島は周囲5.5kmほどの島なので迷子になる事もないのでしょう。

西港から細い道に入ったところに鮮魚を扱うお土産屋さんがあり、こちらで飼われているジャックラッセルテリアのけんちゃんと意気投合。

けんちゃんもリードに繋がれていないので、愛犬とじゃれ合ってもリードが絡むことがなくずっとプロレスごっこをして遊んでいました。

西港のジャックラッセルテリアけんちゃん

西港のけんちゃん

西港のジャックラッセルテリア

西港のけんちゃん

日間賀島の民宿たかせ

日間賀島でお世話になったのは民宿たかせ。

こちらの民宿は日間賀島の東浜海水浴場、サンライズビーチから細い道を数回曲がった奥にあり、南風の時のように目の前が海とうオーシャンビューの立地ではなく、窓を開ければ隣家の壁が見え、周りは住宅街に囲まれています。

迎えに来てくれたとき一度案内されただけで島の探検に行ったため、戻るのに曲がり道を間違えてしまい細い路地に広がる住宅街を彷徨ってしまいました。

篠島同様日間賀島でペットOKの宿はたかせだけだったので有無を問わずこちらの宿に予約を入れたのですが、部屋自体は昔ながらの民宿で、廊下を通じて隣の部屋同士が並んでいます。

そのため他の宿泊客が私達の部屋の前を通るときに足音や話し声は筒抜けなので、愛犬はそのたびに吠えてしまったため、愛犬用の毛布を敷き犬用のガムを与えたり、タオルの端を縛ってコブを作った簡易のおもちゃで引っ張りっこして遊ばせ気を紛らわして過ごしました。

日間賀島民宿たかせ

日間賀島民宿たかせ

夕食は部屋出しになっていますが、隣の部屋に空きがあったためかそちらに夕食の支度を調えてくれたので、愛犬がバタバタすることもなく食事に着くことができました。

たかせの食事も南風の食事を上回るかと思わせるほどのボリュームです。

魚の刺身数種と平貝・ミル貝・焼き縞鰺・貝のフライ・焼き海老・生しらす・大アサリ焼き・アサリの酒蒸し・ミル飯・箸休め3点盛りに日間賀島名物の丸ごと1匹の茹タコとデザートにフルーツがテーブルに並びました。

私の大好物ばかりなのですが、頑張っても全部は食べきることができませんでした。

日間賀島名物のタコの丸茹では、はさみで一口大に切って食べるのですが、生まれて始めて見る丸茹では、インパクトがありこのままオブジェとして飾っておきたかったです。

日間賀島民宿たかせの夕食

日間賀島民宿たかせの夕食

知多半島の離島最終日

帰りの船便は西港から出港するとのことで港まで送って頂きました。

前日に目星を付けておいたお土産品を買って、昨日愛犬と意気投合したけんちゃんにお別れの挨拶に行くと、どこからともなくけんちゃんが蕾のそばにやってきてまたお気に入りのじゃれ合いが始まりました。

西港のジャックラッセルテリアけんちゃん

西港のジャックラッセルテリアけんちゃん

出港の時間ギリギリまで遊んでもらい、蕾も仲良しのお友達が折角できたのにお別れの時はどことなく寂しそうにしていました。

身動きが取れないほど蕾には小さくなってしまったクレートに蕾を入れて出港。

狭いクレートに入った犬

狭いクレート

篠島と日間賀島でのお土産は、自分達の荷物の他に蕾のクレートもあったためほんのわずかしか買うことができなかったので、師崎港に到着して車に荷物を詰め込んだら港の近くにある豊浜魚ひろばで新鮮な魚介類を買い込みました。

高速船

高速船

帰り道沿いにある美浜ナチュラル村に立ち寄って少し散策しようとしたら駐車場は満杯。

篠島や日間賀島ではのんびりとした時間が流れていたので、ゴールデンウィークという雑踏をすっかり忘れていました。

美浜ナチュラル村

美浜ナチュラル村

美浜ナチュラル村には四季折々の花々が植えられ、小高い丘の上からは海が一望。

丘の上にはテラス席が設けられたカフェがあったので昼食を頂きました。園内で採れたハーブを使ったお茶が頂け、スッキリした後味が美味しかったです。

美浜ナチュラル村

美浜ナチュラル村

知多半島の離島を愛犬と訪ねる旅 まとめ

関東から2泊で2島巡りは少し厳しかったですが、美味しいお料理を食べきれないほど頂けたので凄く満足な旅行になりました。

もう少し日にちに余裕があったら2泊ずつして島の観光もしてみたかったです。

篠島と日間賀島はどちらも甲乙付けがたいほどとても素敵なところで、宿や島の方々もとても親切だったこともありもっと近かったら何度でも訪れてみたい人情味のある島々でした。

帰り際まで愛犬と遊んでくれた、唯一のお友達ジャックラッセテリアのけんちゃんにも、もう一度会わせてあげたいなと思います。

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