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愛犬同伴で触れ合う「世界文化遺産・白川郷合掌造り集落」

中部エリア
自然に溶け込む白川郷の合掌風景

愛犬と一緒に世界遺産観光できるなんて、夢にも思っていなかった!!私たち夫婦と愛犬マオ、マナ、サラのトイプードルトリオ3頭は、岐阜県大野郡にある世界遺産・白川郷へ行ってきました。

世界遺産は日本各地に22件指定されていますが、白川郷は世界文化遺産と分類される18件のうちの1件。そしてなんと!?愛犬と同伴できる貴重な場所です。

ちなみに世界遺産とは、「文化」「自然」「複合」と3分類あります。そのうちの文化遺産は、世界遺産条約で定められた記念物、建造物群、遺跡から成立つ登録基準があります。

白川郷の合掌造り集落全景

白川郷の合掌造り集落全景

この記事に登場する愛犬

MAO マオ  ♀ (トイプードル)

MANA マナ ♂ (トイプードル)

SARA サラ ♀ (トイプードル)

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愛犬と白川郷を目指して!

ここは富山県と石川県に隣接。周囲360℃を山に囲まれた山間地域です。冬場は豪雪地帯としても有名な場所です。

白川郷へ行くには、様々なルートがありますが、いずれも東海北陸自動車道を利用します。最寄りのインターチェンジは、白川郷インター。バスで行く公共交通機関も整備されていました。

愛犬と白川郷を一緒に楽しむには、自家用車でお出かけしてね。広い駐車場もあるから、愛犬と一緒でも安心です。せせらぎ公園駐車場の料金は一日1.000円。

白川郷 であいの館

白川郷 であいの館

白川郷の駐車場敷地内には、であいの館・観光案内所そしてトイレ・自販機があります。近くには、飛騨高山の特産品を扱うお土産屋さんもありましたよ。

こちらは、濁り酒、「どぶろく」の産地です。また、飛騨牛も名物です。

愛犬と白川郷の村中を歩いたよ~

白川郷は白川村荻町にある生活集落地域。この地域は、合掌造り集落と呼ばれています。そして実際に、白川村で暮らす人々の生活や日常の様子が見学できました。

愛犬が入れない建物やお店はありますが、基本的に村内は愛犬連れOK、お散歩OKです。マナーを守って村内を一緒に歩いてみてね。

日本の田舎風景を期待して!さあこの先には、どんな景色が私たちと愛犬を待っているのかしら?

白川郷 であい橋

白川郷 であい橋

白川郷のであい橋から眺めた庄川

白川郷のであい橋から眺めた庄川

庄川は水が澄んで綺麗な川。橋を愛犬と歩いていると、意外と足元の揺れを感じます。

駐車場からであい橋を渡ると、すぐ秋葉神社があります。そこを通り過ぎると、いよいよ荻町村内。所々にカフェや宿泊施設が点在していました。

飛騨牛コロッケ&飛騨牛めしを始め飛騨牛料理が名物。早速、食べ歩きしている人を発見。

白川郷の合掌造り集落内カフェ

白川郷の合掌造り集落内カフェ

合掌造りとは、急勾配の屋根を持つ日本の建築様式のこと。具体的には、萱で造った三角屋根のお家を示して、集落になっているこの地域一帯を白川郷と呼びます。

屋根の萱と壁の木が年季を感じさせます。

ここは、空気がとってもいい!粋な和風カフェ、そしてお蕎麦屋さんを見つけた~。

白川郷 合掌造り集落内民宿

白川郷 合掌造り集落内民宿

屋根の萱がとっても印象的。ここは、人気のB&Bの宿。荻町村内には愛犬と同伴宿泊できそうなお宿は見当たりませんでした。

お蕎麦や軽食が食べられる「いっぷくちな」では、お店の縁側にて、愛犬とお食事やお茶がOKとのこと。

さあ、どんどん中へ歩いてみよう!

白川郷の自然に溶け込む合掌風景1

白川郷の自然に溶け込む合掌風景

歩くほどに愛着が湧いてくる不思議な空間

三角屋根の傾斜がすごい!!「合掌」の名前の由来ですが、掌を合わせたように、三角形を組む丸太組みを「合掌」と呼ぶ辺りが語源です。

ここは、江戸末期から明治初期にかけて造られた現存する住宅地。なるほどね!どうりで年季が入っている訳だね!

そして、1995年に「合掌造り集落」として、ユネスコに世界遺産登録されました。合掌造り集落は、岐阜の白川郷と富山の五箇山の2か所にあります。

自然に溶け込む白川郷の合掌風景

自然に溶け込む白川郷の合掌風景

白川郷の合掌風景と愛犬

白川郷の合掌風景と愛犬

古き良き日本の生活様式が、至る所に残っている白川郷ですが、四季を通じ世界や、日本の各地から多くの旅行者が訪れる場所です。

特徴的な屋根の勾配は、白川郷が豪雪地帯であるだけに、雪下ろしを工夫した当時の知恵の結晶なのでしょうね~。

田んぼでは、太陽の光を浴びて黄金色に輝く稲穂がたくさん。新米収穫まであと一息。白川郷のお米美味しいんだろうな~。

白川郷 村内の重要文化財を見学

ここは、明善寺郷土館といって、県が指定した重要文化財です。1748年に創建された由緒あるお寺。ここは愛犬は一緒に入れないので、私たちは順番に見学することにしました。

こちらは、萩町村内で一番大きな合掌造りです。大きいと言われてみれば、確かに、中がとても広くて見どころがたくさんでした。

岐阜県指定重要文化財:明善寺郷土館

岐阜県指定重要文化財:明善寺郷土館

オボケ

オボケ

そして階上には、郷土の民具や資料等を含めて、当時の生活様式が再現されていました。

年季の入った生活用品が、所々に展示されています。今でも使えそうな品物ばかり。とても印象的でした。

ちなみに、オボケとは、道具を使って真綿等から紡いで出来た糸を貯めておく入れ物です。ここでは、養蚕が江戸時代の幕末から昭和初期にかけて生活を支える基盤産業だったそう。

そのような理由から、当時はオボケは無くてはならなかった一品なのでしょうね。他にも、1階にあった囲炉裏や、鐘楼門、県指定天然記念物のイチイの木が見どころです。

料金は、大人1人300円。営業時間は、午前8時30分~午後17時。但し、12月~3月は、午前9時~午後4時。お休みは不定休。

清流そして魚が泳ぐ白川郷の村内

えええ~、あなたはもしやマスですか?!水も澄んでとっても綺麗と思って眺めた側溝に、なんと魚がいるではありませんか!?ぎょぎょぎょ~。

側溝のマス

側溝のマス

我が家の愛犬サラは興味津々。魚の後を追いかけていきます。ちょっと~!?ちょっと!?サラちゃんってば~。

側溝を泳ぐマスを見つめるトイプードル

側溝を泳ぐマスを見つめる愛犬サラ

そのうち、マスより先回りして、終いに、側溝に身を乗り出している始末です。しかし、ここのマスの大きさには驚きでした。

サラ、マスにバイバイできた?匂いどうだった?それとも、マスが食べたかったのかな?

側溝を泳ぐマスを見つめるトイプードル

側溝を泳ぐマスを見つめる愛犬サラ

近くに「ます園ぶんすけ」という、にじマス料理を始め、川魚が食べられる食堂がありました。

注文後、庭先の生簀からマスを引き上げるそうで新鮮です。川魚好きの方はぜひどうぞ!

荻町城跡展望台に愛犬とハイキング

私たちは、荻町村内を北東へ向かって、散策して行きました。奥まで来ると、白川郷が一望できる展望台があるとのことで、そのまま徒歩で登ってみることに決定。

いくつかコースがあるようなのですが、私たちは、大半の人が通っていた王道コースへ。展望台下にある、日本ナショナルトラスト合掌文化館を目印として進むと良いですよ。

私たちと同じように、展望台へ向かう海外旅行者がたくさん居ました。日本とは思えないほど、しばしインターナショナルな雰囲気に包まれました。

白川郷 日本ナショナルトラスト合掌文化館

白川郷 日本ナショナルトラスト合掌文化館

愛犬3頭を連れた私たちには、ちょっと急な坂ですが、ハイカーさんとお喋りしながら歩いていたら、意外と簡単に着いちゃいました。

私たちが行った日ですが、ヨーロッパからの旅行者が多く、よく話しかけられました。中でも注目の的となっていたのが、わが家の愛犬トイプードル3頭です。

たくさん写真を撮られていました。さすが我が家の立役者!ここでは、初めて聞くような言葉も飛び交っていて、中々面白い体験ができました。

荻町城跡展望台からの白川郷の眺め

荻町城跡展望台からの白川郷の眺め

荻町城跡展望台の神社

荻町城跡展望台の神社

絶景とは言えないかもしれないですが、元々、城があっただけあって結構な高さの展望台。

後から知ったのですが、この展望台へは車で来れるそうです。駐車スペースは限られていたものの、観光バスも来ていました。たくさんの外国人旅行者で混雑気味。

みなさん、思い思いに写真を撮影していました。展望台スペースは限られている為、ここに人が集中すると中々思うように写真が取れなくなります。

ですが、時間で区切って団体客は居なくなります。少し待っていると、シャッターチャンスのタイミングも見逃すことなく撮影ですますよ。

車で来る場合ですが、村内は通れないので一旦、村外へ出ます。通行できるのは、国道156号線へ出てから、国道360号線で坂道を上るコースです。

再び白川郷 村内を歩いてみる

展望台を下山して村内へ。この村のあちこちには沢山の田んぼがあります。

太陽の光を受けて、キラッキラッ輝き、風を受けて、ゆっさゆっさ!?しているお米を見るたびに目が釘付け。

田に映えるし、そりゃ美しいっ!!私たちはお米大好きですが、ただ眺めているだけなのに!?ここのお米のたわわさに豊かさを感じて、つい見とれてしまった。

白川郷 村内のあちらこちらの田んぼで見られるたわわな稲穂

白川郷 村内のあちらこちらの田んぼで見られるたわわな稲穂

そして私たちは、神田家を通り掛かりました。ここは有料となりますが、合掌造り集落内で唯一愛犬を抱っこして一緒に入ることができる合掌造り民家。料金は大人1人300円です。

完成度の高い造りで評判の民家です。そして、無料で野草茶が振舞われていました。

ここを訪れると、昔の人の知恵と工夫と技術に合掌(感謝)です。の意味がちょっぴり分かった気になります。

自然に溶け込む白川郷 合掌風景

自然に溶け込む白川郷 合掌風景

私たちは写真を取り損ねたけれど、村内で食べたどぶろくソフトは美味しかった!もちろん、ノンアルコール仕立てです。これは、お酒好きにもウケる味かも。

特に、甘党のお酒好きにはたまらないでしょうね。そして、その後に冷えた白川茶も美味でした!!白川村近辺でしか買えないお茶ですが、村内の自販機で売っています。

気になった愛犬家の皆さんは、ぜひ試してみてくださいね。

白川郷 合掌造り民家園

白川郷 合掌造り民家園

私たちは順番に、白川郷 民家園を見学しに行きました。民家園は愛犬は入れません。大人1名600円で有料です。村内とはまた違った趣が感じられました。

そして、そば打ち体験、わら細工体験等の学習体験ができます。

ここには、人が住んでいないのですが、保存状態もよく、参考資料や展示品もあるので、ゆっくり見学できると楽しいと思います。

ここも、日本史好きにはたまらない場所だと思いました。

白川郷 合掌造り集落を後にして

じんわりと白川郷の村の優しさと癒しを感じつつ、合掌造り集落を後にして駐車場へ戻りました。

そして、愛犬と庄川の方へ行ってみました。ここで3頭は、しばしご休憩の様子。

庄川と愛犬3頭のマナ、マオ、サラ

庄川と愛犬3頭のマナ、マオ、サラ

今回、村内をお散歩する愛犬家と愛犬に何度か出逢いました。その遭遇率は、意外と高かった。愛犬家に好まれる場所なのかもしれません。

白川郷は、愛犬家にとって、他では味わえない体験と散策コースを辿れること間違いなし!

そして、味わい深い合掌造りと、ゆったりと流れる時の中に、村内集落が存在しているのが印象的な世界遺産でした。

次回は、事前に近代史を勉強してから来なくちゃねっ。

この記事の執筆者の愛犬
マオ&マナ&サラ
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