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テリア種のプラッキングについて! 必要?不要?

犬の健康・お手入れ

サイズの大小を問わず、エアデールテリア、ワイヤーフォックステリア、ジャックラッセルテリア、ノーフォークテリアなどのテリア種には、プラッキングという、アンダーコートを定期的に抜くケアが必要と言われています。プラッキングとはどんなお手入れで、なぜ必要なのでしょうか?簡単に説明します。

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プラッキングについて

プラッキングとはワンちゃんの毛のお手入れの手法ですが、通常のハサミやバリカンを使ってコートをカットしていくトリミングやストリッピングとは、手法が全く違います。

プラッキングには、トリミングナイフというナイフを使い、毛をカットするのではなく、アンダーコートと呼ばれる細い毛を根元から抜いていきます。トリミングナイフにも、アンダーコートを抜くための、アンダーコートナイフとオーバーコートを整えるための、オーバーコートナイフの、2種類があり、これを使い分けます。プラッキングに似たものでレーキングというものもありますが、これは通常のブラッシングでは取り除ききれないアンダーコートを専用のナイフで処理する方法を言い、プラッキングとはニュアンスが違います。

テリア種のプラッキング

テリア種のようなワンちゃん達は従来、狐やウサギ狩りのための猟犬として飼われていた犬種です。テリア種の犬は猟で野原を走りまわる際に、皮膚が傷つかないように、また、雨などもしっかり弾くように、コートが太く固くなっています。

テリア種の犬達は、従来野山を走り周っている際に、木や枝に擦れて、細いアンダーコートが抜けて、どんどん毛が太くなっていくのですが、家庭で、愛玩犬として飼われていてはそうはいきません。

なので、定期的にプラッキングを行うことによって、テリア本来の毛質とスタイルに近づけてあげるのです。

家庭で飼っている限りは、小枝や、野ばらのような自然の障害物から皮膚を守る必要はありませんし、過度な防水機能も必要ありません。では、何故テリア種の犬のプラッキングをするのでしょうか?

プラッキングの効果

プラッキングは、皮膚を強くするという意見も有りますが、はっきりとした根拠は特に無いようです。確かに密集したアンダーコートを抜くと、風通しが良くなり、夏場など、皮膚がむれることがなくなるので、副次的な効果はあるかもしれません。プラッキングにより、毛は太く強くなります。また、抜け毛も圧倒的に少なくなりますので、ブラッシングや掃除が格段に楽になります。

また、テリアなどのワンちゃんは、一度ハサミやバリカンをいれてしまうと、簡単に毛の色が薄くなってしまい、毛質も細いままになってしまいます。一度そうなると、太い毛に戻すのに、かなりの回数のプラッキングと時間が必要になります。ですので、プラッキングは定期的に続けていくことが重要なようです。

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※記事執筆時点の情報です。ご利用の際には公式サイト等で最新情報をご確認ください。
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