※当サイト内のコンテンツにはプロモーションが含まれています

気をつけよう!犬の誤飲。我が家の体験談。

犬の健康・お手入れ

犬を飼う上で気をつけなければらない事の1つ、『誤飲』。気をつけていても起こってしまった我が家の愛犬、カニンヘンダックスフンドのカイ(当時、1歳3ヶ月)のビニール袋誤飲事件について。

この記事に登場する愛犬

 KAI ♂(カニンヘン・ダックスフンド)

スポンサーリンク

ビニール袋誤飲事件発生

その日は、法事で長時間カイをお留守番させていました。

夜21時ごろ、外出先から帰宅。カイは長時間のお留守番だったので私達夫婦に構ってもらいたくて少し興奮気味でした。翌朝も早くに外出しなければならず、カイとは少し遊んであげた程度で、23時頃には寝る準備を整えていました。

カイは、遊び足りないようで部屋の中を走り回ったり、イタズラしたりしていました。 私達夫婦は疲れていたので構わずにいると、急にカイが大人しくなりました。 なんとなく嫌な予感がして、パッとカイを見ると、スーパーの透明な薄いビニール袋(25㎝×25㎝)を咥えてクチャクチャ噛んでいたのです!

危ない!!と、慌ててビニール袋を取り返そうと手を伸ばしたら、

なんと、そのままゴックン・・・!!

クチャクチャに噛んでいたビニール袋を丸飲みしてしまったのです。

誤飲直後。夜間救急動物病院探し!

誤飲は、私達夫婦にとって初めての経験でした。

普段から誤飲しそうな物は片付けるようにして注意していたのに、誤飲事件は起こってしまいました。

このビニール袋は、バッグの中に入れていたものです。チャックが少し開いていたので、恐らくそこから探し出してきたようです。 バッグをカイの届かない場所に置くべきでした。うっかりしていました。

カイは普段から私達の気を引きたい時に、靴下やタオルなどを洗濯籠から持ってきて、咥えて走りまわります。今回も、気を引きたくて何か咥えられるものを探したのだと思います。

私達は犬が誤飲した時にどう対処したら良いのか分からず、とにかく焦りました。 しかし、カイは特に苦しそうな様子もなく、元気そうにしています。

まずは気持ちを落ち着かせて、犬のビニール袋の誤飲についてインターネットで検索。 すると、ビニールは消化できない物なので、吐き出さないと腸閉塞などの危険があると書かれていました。 やはり、すぐに動物病院に連れていかなければならないと判断。

その時点で23時を回っていたので、かかりつけの動物病院は閉まっていて夜間は受け付けていません。 家の近くで夜間救急を受け付けている動物病院を知らなかったのですぐにインターネットで調べました。

一軒、見つかり電話をしたところ、生憎その日はお休み。不在メッセージで他の夜間救急動物病院の電話番号を案内されました。 案内された二軒目の病院に電話すると繋がりました!獣医さんに状況を説明すると、 「今なら吐き出せるかもしれないからすぐに連れて来てください」 と言われました。 早速カイをキャリーバッグにいれて、すぐにタクシーで向かいました。

夜間救急動物病院へ。催吐処置!

ビニール袋誤飲から約30分後、自宅から7キロ離れた町外れの夜間救急動物病院に到着。

もっと近くに他の夜間救急の動物病院があったかもしれません。でもその時は、じっくり探している時間はなかったので、電話が最初に繋がったこちらの動物病院へ伺いました。

夜間救急動物病院の待合室にて

夜間救急動物病院の待合室にて

診察を待っている間、 ビニール袋が吐き出せなくて開腹手術になってしまったら? 急変したら?と、 とにかく不安でいっぱいでした。

しかし、私達夫婦の心配をよそに、カイは何事も無かったように元気な様子。

他に待っている人がいなかったので、直ぐに獣医さんに診てもらい、トラネキサム酸を注射して催吐処置をしてもらいました。

注射から10分もしないうちに、カイはすぐに吐き始めました。 5〜6回に分けて嘔吐。 嘔吐物を調べて見ると、消化途中のフードに混ざって丸飲みしたビニール袋が全て出てきました!!!

ビニール袋を吐き出した後

胃の中のものを吐き切ると、カイはまだ少し気持ち悪そうに口をクチャクチャしていますが元気そうです。 元気そうなカイを見て、私達夫婦もホッと胸を撫で下ろしました。

愛犬、動物病院の待合室にて

まだ少し気持ち悪そう?

その後、かかりつけの動物病院宛に診断書をもらい、お会計を済ませました。夜間救急の料金なのでもちろん普段に比べて高額・・・。 夜間救急の診察や催吐処置などで1万5千円弱くらいかかったと記憶しています。

獣医さんに御礼をいって、 カイをキャリーバッグに入れてタクシーで自宅へと戻りました。 まだ吐く可能性があるそうなので、吐いた時に備えてペットシーツは手元に用意しておきました。
動物病院で診察後の愛犬
その後、カイは吐くことなく、帰宅後はぐっくり朝まで寝ました。 翌朝はいつも通り元気で食欲もあり、排泄もしっかり出ていたので異常無しでした。

催吐処置で、ビニール袋が出てきて本当に良かったです。もしビニール袋を吐き出せなかったら、開腹手術をしなければならなかったかもしれません。 また、誤飲後すぐに動物病院へ連れていくという決断をして正解でした。 夜間救急動物病院にすぐに行かず、自宅で様子を見ていたら取り返しがつかないことになっていたかもしれません。そう思うとゾッとします・・・。

まとめ

今回の誤飲事件で私達が学んだこと。

犬が誤飲しそうな物を咥えている時、近くに誤飲しそうな物がある時、慌てて取り上げようととしない。

こちらが慌てて取り上げようとすると、犬は取られまいとして飲み込む危険性があります。犬をおやつやオモチャ等を使って、咥えている危険物から他に気をそらして、その隙にそっと片付ける など、落ち着いて愛犬の性格を考えながら対応する事が大事だと感じました。

誤飲してしまったら、すぐ動物病院へ!

時間が経つと催吐処置が間に合わず、開腹手術になる事もあるそうです。自己判断せずに、動物病院に連絡して獣医さんに相談した方が良いです。

最寄りの夜間救急動物病院の場所・連絡先を調べて把握しておく事。

いつ何時、愛犬の誤飲事件が発生するかわかりません。かかりつけの動物病院はもちろんですが、自宅近くの夜間救急動物病院の場所、連絡先は調べておいた方が良いです。

常日頃から犬の誤飲に注意して、誤飲しそうな物は届かない場所にしまう事。

今回バッグをカイの届くところに置いてしまっていた事が原因でした。犬の届く範囲にはなるべく物は置かないように片付けましょう。

以上、我が家での愛犬カイのビニール袋誤飲事件でした。

この記事の執筆者の愛犬
KAI

カニンヘン・ダックスフンド ♂

フォローする
スポンサーリンク
※記事執筆時点の情報です。ご利用の際には公式サイト等で最新情報をご確認ください。
※記事執筆時点の情報です。ご利用の際には公式サイト等で最新情報をご確認ください。
スポンサーリンク
犬の健康・お手入れ
シェアする
フォローする
スポンサーリンク