今回はチワワの飼い主さんに実際の性格や今まで経験したケガや病気などについてお聞きしましたのでご紹介します。チワワにご興味のある方や、これからチワワをお家に迎えたいと考えていらっしゃる方は是非参考にしてください。
チワワ”マロン”のプロフィール
マロン(チワワ)
- 性別:女の子
- 生年月:2005年12月
- 避妊・去勢手術:受けていない
- 体重:2.4kg
- 入手方法:ペットショップ
チワワ”マロン”の性格
わが家のチワワ マロンの性格は一般的に言われているチワワの性格そのもので、寂しがり屋で甘えん坊、そして好奇心旺盛です。
私や主人がソファーに座っていると膝の上に乗ってきて、「撫でて、撫でて」と言わんばかりに手の甲を何度も触ってきます。背中を2、3回撫でるとすぐにゴロンとお腹を向けて、今度はお腹のマッサージを要求してきます。無視しているとこちらの顔をのぞきこんできて、かまってもらえるまで一歩も引きません。
一方、ときにマイペースな一面もあり、気が乗らないときは何度呼んでもこちらを見向きもせず、お気に入りのクッションの上で横になってリラックスしています。
また、初めて見るものには何にでも興味を示して臭いをかいだり舐めたりハウスに持ち帰ったりと好奇心旺盛です。これもチワワの性格の特徴でしょうか。最近、リビングで主人の髭剃りを充電していたらずっと臭いをかいで周りをぐるぐる回って観察していました。
チワワは比較的暑さに強いと言われていますがマロンは暑いのも寒いのも苦手なようで、夏はスーパーマンのような格好で床に寝そべり、ひんやりとする金属製の板に顔を乗せてくつろいでいます。冬はストーブの前を陣取って動くことなくまるまっています。
マロン(チワワ)の食事
わが家のチワワ マロンの食事ですが、1日2回、主にドライフードを食べます。1回の食事量は朝晩ともに大さじ3杯ほどです。
わが家は夫婦共働きで帰りが遅くなることもあるため、食事は自動給餌機で与えています。基本的にわが家のチワワ マロンは食欲旺盛で、ごはんが出る音がすると急いで戻って行きあっという間に完食していましたが、半月ほど前に弁膜症と診断されてからはドライフードだけでは全く食べなくなりました。
そのため、最近はドライフードにウェットタイプのご飯を少し混ぜて食べさせています。初めて食べるウェットタイプのご飯がよほどおいしかったのか、混ぜて与えるようになってからは以前にも増してあっという間に完食するようになりました。
朝晩の食事以外では、運動をした後やトイレの後に大好物のクッキーをあげています。また、キャベツやレタス、人参といった野菜も大好きで、キッチンで野菜を洗ったり切ったりする音が聞こえると興奮しながら駆け寄ってきてキッチンから離れないので、キャベツやレタスなら葉っぱ4分の1枚程度、人参はピーラーで薄く向いた状態のものを3枚ほどあげています。
マロン(チワワ)の運動量
わが家のチワワ マロンの日々の運動量ですが、一度外に連れて行ったことがありますが数メートル歩いてすぐに止まってしまい、後はずっと抱っこ状態でした。それ以来、散歩はせずに室内で運動をしています。お気に入りのぬいぐるみを使って、取りに行く・持ってくるを何度も繰り返したり、追いかけっこをしたりと1日約15分運動しています。
お出かけなどで外に出るときは肩掛けバッグに入りっぱなしで自分では全く歩きません。
愛犬の鳴き声・吠え声
インターホンが鳴った時や来客者が家に入ってきたときには「ワンワン」と大きな声で吠え続けます。また、私や主人が帰宅時に鍵を開ける音にも反応して「ワンワン」と吠えながら玄関まで走ってきますが、顔を見るとすぐに吠えるのを止めます。それ以外で大きな声で吠えることはほとんどありません。かなりの内弁慶なので外で近隣の方や他の犬と会っても吠えたり近づいたりすることは全くなく静かにしています。
救急車や消防車のサイレン、部屋の扉が閉まる音などに対しては小さく「ワンッ」と一声だけ吠えることがあります。
かまってほしい時には「クゥーン」といった少し高い声で甘えて近寄ってきて、撫でてもらえるまでずっと「クゥーン、クゥーン」と呼んできます。
マロン(チワワ)のレンドリー度
わが家のチワワ マロンのフレンドリー度ですが、私や主人に対してはとにかく甘えたがりで、基本的には膝の上に乗ってくるか隣に座ってきます。おやつをあげるのは主人、マッサージをするのは私の場合が多く、マロンもそのことが分かっているようでお腹が空いたら主人に近づき、マッサージやブラッシングをしてほしいときには私の方へ近寄ってきます。
友人やその子どもたちなど来客者に対しては、最初のうちはその人たちの足元で吠えていますが、数回撫でられると急におとなしくなって甘えるようになります。 外で誰かと会うときは借りてきた猫状態で、相手が何度か会ったことがある人でも初めての人でも全く反応せず、吠えることも動き回ることもなく静かにしています。
マロン(チワワ)の毛の手入れ
わが家のチワワ マロンの毛の手入れですが、2日に1回くらいの頻度でブラッシングをします。1年中毛は抜けますが特に秋に抜け毛が多くなり、掃除をしてもすぐに床やソファーに毛がついてしまいます。
シャンプーは臭いが気になってきたタイミングで自宅でおこなっています。夏は2~3週間に1回、その他の季節は1ヶ月半に1回くらいの頻度です。マロンはシャワーで直接お湯をかけられるのを嫌がるため、大きめのカゴにお湯を溜めてカゴの中でシャンプーとすすぎをしています。洗い終わった後にブルブルと体を震わせるのが苦手なので水切りに苦労しますが、ドライヤーは大好きでおとなしくずっと風にあたっています。
毛のカットは10才頃まではトリミングサロンに行っていました。春から夏は2ヶ月に1回カットしてもらい、秋から冬は寒さ対策のために伸ばしっぱなしにして、おしりのまわりだけ自宅でカットしていました。
現在は、おしりまわりに限らず全体も自宅でカットしています。最初は全体をカットするのに1時間半くらいかかっていましたが、今では40分ほどでできるようになりました。掃除機にセットして毛を吸い取りながらカットできるバリカンを使っていますが、掃除機やバリカンの音に怯えることもなくおとなしくしているのでカットがしやすいです。
マロン(チワワ)のケガ・病気・事故
わが家のチワワ マロンの過去の主だったケガや病気ですが、0才の頃、急に高い声を上げてパタッと倒れたことがあります。数十秒後には何事もなかったかのように起き上がり走り回っていましたが、念のため病院に連れて行ったところ、てんかんではないかと言われ1週間薬を飲みました。
その後は何もなくずっと元気に過ごしていましたが、11才になってから少し咳をするようになり、12才になってすぐの頃にまた高い声を上げてパタッと倒れました。0才の頃に経験したてんかんと症状は似ていましたが、数十分後にまた同じように倒れ呼吸が荒くなったため急いで病院へ連れて行き、そこで弁膜症と診断されました。
レントゲン検査により肺に水が溜まっていることも判明したので利尿剤の注射を打ち、強心剤の薬を2種類もらいました。薬はどちらも2ミリくらいの小さな錠剤ですが、薬だけを与えても飲まずに吐き出してしまうためドライタイプとウェットタイプのご飯を8対2くらいの割合で混ぜ、そこに薬を入れて一緒に与えています。薬を飲んでからは咳の頻度が減り、呼吸も落ち着いています。
マロン(チワワ)とのエピソード
わが家のチワワ マロンのエピソードをご紹介します。
マロンは箱が大好きで、宅配の荷物など段ボールを見るとすぐに横から奪って中に入っていきます。一度、あまりに勢いよく箱に飛び込むので底が抜けてしまったことがありました。 何が起きたか分からないようなキョトンとした顔でこちらを見つめながら、段ボールがお腹にはまったまま立ってトントンと近づいてきたときはロボットのようで夫婦で大笑いしました。 それでも段ボールがトラウマになることはなく、今でも段ボールを見つけると嬉しそうに入っていきます。
段ボールの中でもマロンにとってのお気に入りがあるようで、エメラルドグリーンのかわいらしい色の段ボールは捨てようとすると「クゥーン、クゥーン」と悲しそうな声で鳴くのでなかなか取り上げることができませんでした。 毎日その段ボールに出入りしていたのですが、マロンにとっては少し高さがあってジャンプして出入りするのが大変そうだったので出入り口を作ってあげてハウスとして使っていました。数か月間経ってさすがにボロボロになったので捨ててしまいましたが、またマロンの気に入った段ボールがあれば段ボールハウスを作ってあげたいです。