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犬が主人公のおすすめ映画8選!泣ける、笑える、可愛いわんちゃんが大活躍!

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犬が登場する映画は星の数ほどあります。今回は興行成績もよく世間で評判が高かった、様々なジャンルの犬映画8本をご紹介したいと思います。

犬を飼っていないあなたにもおすすめしたい、笑って泣いて感動し考えさせられる厳選の8本です。

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犬が主人公のおすすめ映画 その① マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと

*笑えて泣ける! 家族の成長と愛犬ラブラドールの物語(米映画、2008年)

原題は「マーリーとわたし」なので、この邦題はあまりにも別物です。最初は「おバカな犬」という箇所に違和感を覚え眉をひそめるかもしれません。

しかし本編を見れば、この邦題の「おバカな犬」というくだりにどれだけの愛情が込められているのかに気が付きます。

あまりにも有名な犬映画なのでご覧になられた方も大勢いることでしょう。ざっくり内容をご紹介します。

ある新婚夫婦がブリーダーのところから格安のラブラドールレトリバーの子犬を買い取ります。子育ての予行練習として子犬を育てようと思ったのです。

マーリーと名付けられたその子犬は手のつけようがないほどのおてんばでやんちゃで悪さばかりしでかします。トレーニングも試みるのですが、マーリーは失格ばかりです。

そんな最中、夫婦に子どもが生まれます。しかしマーリーのハイテンションさ、いたずら好きにはいまだに手を焼いています。

妻のジェニーのイライラは爆発寸前。マーリーがいなければどんなに平和で楽だろうか、この犬がいなければ家の中もどれだけ静かだろうか…ジェニーの訴えにより、夫婦は犬飼育放棄することを考えます。

ところがぎりぎりのところで「マーリーは家族だ、手放せない」とはっと気が付きます。そこから開き直って暴れん坊マリーを無理やり大人しくさせることも諦めます。いろいろ暴れん坊なのもマリーの個性。マーリーのすべてを受け入れよう。

歳月が流れ、マーリーも老年期にさしかかりようやく穏やかになります。子どもたちとも仲がいいです。やっと憧れの「素敵な」犬との家族生活に落ち着き、すべてが順調でほっとしていました。

ところがマーリーに大きな病気が見つかり、結局安楽死をさせます。ここではジョンが本当に苦悩します。

このラストシーンは命を見送る最期の大変さとそしてきれいごとではすまされないんだ、というシビアな現実を見ている人たちに教えてくれました。

命を育て見送ることの責任の重大さと大変さ、そして安楽死について考えさせてくれた点も深いと思います。

おそらく日本が製作していたら、間違いなく無難な老衰の死に方にさせていたんじゃないかと思います。

妻のジェニー役はテレビドラマ「フレンズ」でブレイクし、ブラッド・ピットとも結婚していたジェニファー・アニストンです。まさに適役です。アメリカのごく平均的な家族の明るく元気な奥さん役など本当によく似合います。

ちなみに夫のジョンの親友セバスチャン役を演じたのはエリック・デイン。「グレイズ・アナトミー」ではプレイボーイの医師を演じました。マーリーの映画でも女たらしという設定でした。そういうキャラの俳優なのでしょう。

「マーリー」は子どもの立場、または子を持つ親の立場それぞれの立場でみると、全然感情移入の仕方も異なってきますが、まだ未成年のあなたにも大人のあなたにもおすすめできる、上質な温かいファミリー映画です。

ちなみにこれを書いている私は、子どものときマーリーそっくりのやんちゃラブラドール(毎日のようにテレビのリモコンを食べ、家具を破壊していました)を飼っていました。

よってマーリーの映画には感情移入し過ぎて、観ている最中笑ってハラハラしてドキドキしてそして大泣きして、と感情の起伏が最速ジェットコースターのごとく動きまくり非常に忙しかったです(笑)。

犬が主人公のおすすめ映画 その② ビバリーヒルズ・チワワ

*セレブの美女チワワちゃんと庭師のチワワミックス君の恋の行方は?(米映画、2008年)

タイトルだけを見た時、取るに足りないB級犬映画だと鼻を鳴らしました。ところが見始めたら、意外にも(!)ものすごく楽しめたという掘り出し物のチワワムービーです。

(実はディズニー作品である、と見終わった後に気が付き、だからよくできているのか、ともろもろ合点がいきました)

ビバリーヒリズの大きなお屋敷には、純血種の可愛いチワワの女の子のクロエが飼われています。雑種とチワワのミックス犬パピはそのお屋敷の使用人に飼われていました。パピはクロエにひそかに惚れています。

ある時クロエが旅行先の(チワワの原産国)メキシコで誘拐され、闘犬場に売られてしまいます。

「え、チワワが闘犬に使われるの」もしかしたら見ている方は違和感を覚えるかもしれません。

映画本編でも解説していますが、本来のチワワは大型犬にも立ち向かっていく勇敢で大胆な性格なのです。

日本では華奢で可憐だというイメージがありますが、実際には小柄ながらもたくましく、実際に欧米ではわりとマッチョな体型のチワワもいると思います。

さて映画のストーリーに戻ります。温室育ちのお嬢様犬クロエ。紆余曲折がありますが周りのいろいろな犬に守られ、そして最後はクロエを助けたくてメキシコまで追いかけてきたパピに助けられ、二匹はハッピーエンド。

見終わった後の感想は、「ああ犬の世界でも美人は得なんだなあ」。もしクロエがどうしようもないブスチワワでも、パピは身体を張って救助にかけつけてくれたでしょうか、他の犬たちも手を差し伸べてくれたでしょうか。

このようなことを考える私はひねくれているのでしょうが、それはさておき、滑稽で愉快爽快な映画です。ピザをほおばりながら気楽に楽しめます。

あまり安っぽさもなく脚本もしっかりできているので、大人の鑑賞も十分耐えられます。一級の犬娯楽映画として胸を張っておすすめします。

ちなみにパート2ではクロエとパピは家族になっています。子犬も大勢生まれています。パート3はなぜか日本ではDVDが発売されなかったのですが、二匹の子犬のうちの一匹が主役となって活躍をします。

犬が主人公のおすすめ映画 その③ アーティスト

*アカデミー主演男優賞をとるべき名演技のジャックラッセルテリア!(2011年、仏映画)

第84回アカデミー賞において作品賞受賞をはじめ最多5部門を受賞した映画です。

時代背景は1927年。ハリウッド黄金期です。サイレント(無声)映画スターのジョージはある新人女優を見出します。

ジョージは彼女を人気女優にしていきます。しかしサイレント映画が衰退していく頃で、彼はトーキー(有声)映画にうまく移行できません。一方の新人女優だった彼女は時代の波に乗りスターになっていきます。そうして二人の立場が逆転します。

これがこの映画の本筋なのですが、しかし影の主役はなんていっても主役のジョージが飼っているジャックラッセルテリアのジャックです。

ジャックを演じた犬の本名はアギー。もともと問題のある粗野な犬ということでシェルターに送り込まれる寸前でした。

そのタイミングでとある動物トレーナーに出会い、「この犬は役者としての素質がある」と才能を見出され、命を救われたのです。

「アーティスト」の中でアギーは人間の主役を食う演技を果たします。本当に目立っていて実際出番も多く存在感が半端じゃありません。

確かに犬の中でもスター性を持つ犬がいると思いませんか。ドッグランでもひと際目立つ犬はいるものです。

「アーティスト」を鑑賞した観客の中には数年がたち「あれ、どんな内容の映画だっけ」と首をかしげる人もいるでしょう。しかし断言しますが、ジャック役を演じたアギーを忘れる人は皆無だと思います。

犬版「北島マヤ」(漫画「ガラスの仮面」のヒロイン)並みの演技を観たい方には断然おすすめする映画です。むろん、映画そのものも十分楽しめます。

「アーティスト」出演後アギーは世界中で大人気になり、なんと伝記まで発売されました。犬の伝記ですよ!

しかしアギーフィーバーは2015年に終止符を打ちます。前立腺がんを患い亡くなったからです。享年13歳でした。

犬が主人公のおすすめ映画 その④ 奇跡の旅

*アメリカンブルドッグ、ゴールデンレトリバーとヒマラヤン猫が大自然を応断!(米映画、1993年)

「三匹荒野を行く」(1963年)のリメイク版ディズニー映画作品です。

あらすじはシャドウ(ゴールデンレトリバーの老犬)とチャンス(アメリカンブルドッグ)とサシー(ヒマラヤン猫)はともにある家族に飼われていました。

しかしその家族がペット厳禁のところに引っ越しが決まり、三匹を別の家に預けます。そこで三匹は元の飼い主家族と再会を果たすため、旅に出かけるというものです。

まずこの映画の見事な点はネバダ山脈の大自然の映像です。そして三匹の身に降りかかる災難もそういう環境ならではのものばかりです。川に流されたり獣に襲われたり…

この映画でも主役の犬二匹と猫一匹の演技力に目を奪われます。犬を紹介する映画の特集でなんですが、ここだけの話とりわけ猫の演技が圧巻です。

本当にこの二匹の犬と一緒に生まれ育ったんじゃないの、と疑ってしまうほど犬たちと仲良しぶりを見せつけています。

日本ではあまり見かけることがないアメリカンブルドッグが出演しているという意味でも、なかなか興味深い映画です。

犬猫から見て人間(飼い主)をどう思っているのか、というこや人間の身勝手さにも考えさせられます。全編を通し、ディズニーらしい心温まる良作です。お子さんから大人にまでおすすめできる傑作です。

ちなみに余談ですがオリジナル映画「三匹荒野を行く」ではラブラドールレトリバー、ブルテリアそしてシャムネコ猫がメインの三匹を演じていました。

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※記事執筆時点の情報です。ご利用の際には公式サイト等で最新情報をご確認ください。
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