ドッグショーってなに?日本で有名なドッグショーは?

犬との生活

「ドッグショー」とは一言で言うと、ワンちゃんの品評会。エントリーした犬たちの容姿の素晴らしさを競う会です。

どんなことをしているのか、詳しいことはちょっとよく分からないという人や、専門的で一般の人は参加できないのではないかな?と感じている人も多いのでは?

実際のドッグショーはとっても親しみやすく、犬好きの人なら誰もが楽しめる、とっても面白いイベントなんですよ!

犬に関する新たな発見も多い魅力満載のドッグショー。実はあまりよく知られていない、ドッグショーについて紹介しますね。

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ドッグショーってどんなことをするの?

ドッグショーは、その名の通り犬が主役のイベント。世界にはさまざまな種類の犬が存在しますが、国際畜犬連盟(FCI)が純粋犬種として認めている344犬種のうち、ジャパン・ケネル・クラブ(JKC)では197犬種が認めています。

その純粋犬種のうち、その犬種の歴史やどんな働きをしていたのか、という背景をふまえ「この犬はこういう容姿をしていることが理想である」という理想像がスタンダード(犬種標準)として定められているのです。

ドッグショーは、このスタンダードに沿って審査され、どの犬が一番、純粋犬種としての理想像に近く優れているか、を競うもの。骨格や身体のバランスなどとともに、歩く姿なども審査されます。

チャンピオンに輝いた犬は、つまり、その犬種として素晴らしく優れているというお墨付きをいただいたようなものです。そうすると、その犬の子犬が欲しい、という人が増えてタイトルを獲得した犬は種犬としても人気が高まり、多くの子孫を残すことになります。

そんなふうにして、ドッグショーは、スタンダードにのっとって犬を評価し表彰することで、純粋犬種の保護と育成、発展に貢献しているんですね。

ドッグショーを知ると犬の歴史が見えてくる!

ここで少し、犬と人間の歴史を振り返ってみましょう。

犬は古くから人間の良き友として生活を共にしてきましたが、その歴史の中で人間は自分たちの生活に適した犬を作出するようになりました。

例えば、狩りをするための猟犬、家畜を守るための番犬や牧畜犬、といったように、環境や用途に応じて、適性な性格や能力の犬たちを交配させ、新しい犬を作ってきたのです。

同じ「犬」という動物の中にも数多くの「犬種」が存在するのも、そんな歴史を繰り返してきたからなんですね。

ドッグショーでは、このように人の手によって作出された犬たちを、犬種の成り立ちや活躍していた仕事の内容などによって10のグループに分類しています。そして、このグループ別に会場が分けられ、審査が行われるのです。

同じような仕事をする犬たちがグループになっていますから、自分の好きな犬種がどのグループに属するのかを事前に調べておくと、自分の好きなタイプの犬がどのような系統の犬種なのかをしることができ、ドッグショーをより楽しめますよ。

ドッグショーを楽しむ3つの注目ポイント

ドッグショーがどんなことを競っているのかは分かったけど、なんとなくそれだけでは「すごく面白い!」という気持ちになれないかもしれません。

そもそも、スタンダードがどんなものなのか、がよく分からなければどういった点を競っているのかが分かりませんよね。

でも、次の3つに注目してみると、そんな専門的な知識が無くても、ドッグショーを楽しむことができますよ。

とにかく「犬」に注目!

ドッグショーの会場はどこもかしこもワンちゃんだらけ。しかも、大規模なものになると100種類を超える犬種が一堂に会しています。

自分が知らなかった犬種を知る機会にもなりますし、今まで見たこともなかったワンちゃんに出会えるかもしれません。

また、普段街中で見かけるペットとしてのスタイルとは異なり、スタンダードの美しさを表現するために、プードルやテリアなどは、普段とは異なるドッグショー独特のスタイル、ショートリミングにカットされて登場します。

その姿は上品でとても美しく、街中で見かけるペットのワンちゃんとは違った凛々しい雰囲気に圧倒されてしまうかもしれません。

きれいに整えられた美しい毛並みや、リング内をリズミカルに歩いたり、走ったりする犬を眺めていると、犬が本来持っている「美しさ」に気づくことができるでしょう。

犬に関わるさまざまな「人」に注目!

犬の魅力を最大限に引き出し、それを審査するこのドッグショーに関わる人たちは実にさまざま。

ショーの出番直前まで仕上げに余念がないオーナーや犬舎スタッフ、トリマーなどが大忙しです。ですが、、まずは主役になる犬たちを連れてリング内で活躍する「ハンドラー」と呼ばれる人にぜひ注目してみましょう。

ハンドラーは、審査員に自分が連れている犬の魅力が存分に伝わるように、いろいろなテクニックを駆使して、審査員にその犬の良さをアピールします。そのキビキビした動作や歩き方、ちょっとしたしぐさは、見ていてとても興味深いものです。

また、衣装ひとつとってもデザインや色合いなども、犬を引き立たせることを意識した服装だったりします。

女性ハンドラーが髪をきゅっとシニヨンにまとめ、そこに犬の毛並みを整えるためのコームを刺している姿などは、街中ではあまり見かけることのない珍しい一コマですよ。

審査員も海外から招へいされる場合もあり、審査員それぞれの佇まいも個性あふれています。男性はタキシードを着ていたり、女性は華やかなドレス姿だったりすることもあり、ドッグショーがとても格式あるものだということを物語っています。

自分の「審美眼」に注目!

審査は、犬種のスタンダードを熟知した審査員が行いますが、目の前で出場している犬たちが、堂々と直立していたり、優雅に走ったりする姿を自分も見ているのですから、「どの犬が選ばれるか?」を自分で予想してみるのも面白いでしょう。

同じ犬種同士が何頭も出場していると、やはり一頭ずつの個性なども見えてきます。この犬より、こちらの犬のほうが自分の好みかもしれない、などと、自分自身の基準でショードッグを眺めてみたり、審査員になった気分で優秀犬を当ててみたりすると、ゲーム感覚で楽しめますよ。

審査が進み、グループでの代表に選出されるなどして勝ち上がっていくと、異なる犬種同士での審査になります。

そうなると、果たしてどちらの犬が選ばれるのだろうか?と、思わず身を乗り出してしまいそうになるほど興味津々で、ワクワクしてしまうかもしれません。

ドッグショーで多くの美しい犬たちを観察しているうちに、自分自身も犬本来の美しさを見分ける力がついてきて、ますます犬のもつ奥深さに魅了されていくでしょう。

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