信州白樺高原 長門牧場へ 〜 愛犬、風と踊る

ネズミかモグラか……小動物の巣穴を発見する愛犬 中部エリア
ネズミかモグラか……小動物の巣穴を発見する愛犬

長野県蓼科山白樺高原。スキー場で有名なこの場所に、今回お邪魔した長門牧場はあります。広大な牧草地、吹き抜ける清涼な風、とっても美味しいピザと乳製品!

馬やアルパカとの触れ合いも楽しめるこの素敵な牧場に、我が家の愛犬(ミックス犬)と一緒に遊びに出掛けました。見渡す限り広がる草原におっかなびっくり……していたのは最初だけ。犬も飼い主も大満足の一日でした。

牧草地の中、たたずむ愛犬

牧草地の中、たたずむ愛犬

この記事に登場する愛犬

カムイ ♂(雑種)

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清らかな空気、広がる青空、ここは天空の牧場

諏訪の市街から車でざっと一時間。蓼科山に向かって国道40号線を登り、車山高原SKYPARKスキー場の前を進み、白樺湖を越えたさらに先に、女神湖と呼ばれる湖と高原の気候を活かして牧畜を営む牧場群があります。

その中の一つ、諏訪から見て一番奥地にあるのが長門牧場です。馬や牛、季節によっては羊やアルパカなども育てており、運が良ければ鹿や狸といった野生動物と会えることも。

レストハウスではジャムやチーズ、牛乳を使った洋菓子などを販売しており、おみやげとして重宝されています。

都会の喧騒を離れ、広大な自然を感じたい。そんな風に思い立ち、車に乗って白樺高原を訪れてみました。

信州白樺高原 長門牧場 入り口にて一休み

信州白樺高原 長門牧場 入り口にて一休み

遥かに望む絶景、信州の名峰たち

牧場に広大な敷地は付き物です。しかし、標高1400メートルの白樺高原に位置する長門牧場は一味違います。その広々とした牧草地の先が、そのまま見事な眺望となっているのです。

霧ヶ峰や八ヶ岳、晴れた日には信州の名峰の数々を望む絶景が広がります。国土が狭いと言われる日本にも、このような雄大な風景を楽しむことができる場所はあるのです。

この景色を目にするだけで、自分が素晴らしい場所に来たのだということが心から理解できるはず。

もし長門牧場を訪れることがあれば、牧草地には必ず足を運んでみてください。稀に見るほどの景勝が待っています。ただし、家畜の糞には気を付けて!

柔らかい牧草、遥かな草原に興奮したのか、愛犬は大はしゃぎ。家族と一緒に駆け回り、あちこちの臭いを嗅いで回り、小動物の住処らしき穴を見つけて熱心に調べていました。

牧場に来る前はどこに連れていかれるのか不安そうにしていたのに、帰る時はもっと遊びたいとばかりリードを引く手に対し足を踏ん張って抵抗する始末。そこまで気に入ってくれたのなら、ここまで足を伸ばしたかいがあったというものです。

高原の風は夏場でも冷涼で、半袖では寒気を感じるほど。この時は秋用の長袖を用意していったのですが、それでちょうど良いくらいでした。

場所柄家畜が放されていない時の牧草地の奥であればあまり注意されませんが、正式なドッグランがあるわけではありません。

家畜やレストハウスの近く、人や他の犬がいる場所では必ずリードを繋ぎましょう。愛犬が他人の迷惑にならないよう心掛けるのは飼い主のマナーです。

ネズミかモグラか……小動物の巣穴を発見する愛犬

ネズミかモグラか……小動物の巣穴を発見する愛犬

都会ではできない、働く動物たちとの触れ合い体験

長門牧場では牛や馬が飼育されており、乗馬を楽しむことができます。年間を通して受け付けてくれますが、天候や積雪の状態によっては中止となるのでご注意を。

初心者向けの70分コース、慣れた人向けの2時間半コース、昼食付きの4時間コースの3種類。乗馬帽は有料で貸し出してもらえます。

いきなり馬に乗るのはハードルが高い、そんな人には引き馬がお勧めです。馬の背に乗りさえすれば、あとはインストラクターが引いてくれますので、何もしなくても乗馬気分を味わえます。

通常の目線の位置より遥かに高い場所から見下ろす風景は、最初の内こそ恐ろしいものの慣れてしまえば格別です。かつて信州を駆け抜けた武田の騎馬隊が見たかもしれない景色を、心行くまで堪能できます。

冬季以外であれば、長門牧場では他にも数種の動物を飼育しています。ヤギ、ヒツジ、そしてアルパカ……そう、動物園でもお馴染みの、あのアルパカです。

モコモコの毛。長い首。何ともいえないユーモラスな表情。南米生まれのこの動物は、春から秋にかけて、この長門牧場で会うことができます。

これらの動物たちには、イベントなどでインストラクターが近くにいる時であれば、餌をあげたりより近くで触れ合うことができます。家族と一緒であれば良い思い出になることでしょう。

ただ、飼育されている動物たちに犬は近付かせない方が良さそうです。見慣れない生き物を怖がり、馬やアルパカの方も驚かせてしまうかもしれません。

白樺高原 長門牧場でソフトクリームを食べよう

牧場といえば乳製品、乳製品といえばソフトクリーム。長門牧場では、搾りたての牛乳を使ったソフトクリームを販売しています。

素材の良さをダイレクトに打ち出したソフトクリームは、濃厚な風味とクリーミーな甘さが楽しめます。一度食べたら都会で出されるものでは満足できなくなってしまいそうな、甘やかな雲のような絶品です。

販売所は駐車場を入ってすぐ、レストハウス入り口の正面。訪れてすぐ頼むも良し、帰る前に味わっていくのも良し。カップとコーンを選べます。

家族で堪能している最中、甘いものも乳製品も大好きな愛犬が僕にもちょうだいとばかりまとわりついてきました。しかし犬に与えるには味が濃厚すぎるので、心を鬼にして我慢です。

溶けたソフトクリームが手に流れ落ちてしまい、洗える場所を探している時、愛犬がペロペロとそこを舐めていたのは……親愛を示してくれたのでしょう。多分。

まだまだあります、名物料理!

長門牧場のレストハウスでは、新鮮な牛乳を加工した様々な乳製品を販売しています。

ゴーダチーズやモッツァレラチーズ、ヨーグルトに牛乳ジャム。手づくり味噌チーズといった珍しい品もあり、いずれも味が良くおみやげにはちょうど良い品ばかり。

また、牧場内のレストランでそれらを使った料理を味わうこともできます。

チーズと牛乳をたっぷり使った牧場のコロッケや、ボリューム満点のチーズチキンカツカレー。素材の良さを活かした料理の数々は、舌と胃袋を満足させること請け合いです。

中でもお勧めなのが、牧場で作ったチーズを贅沢に使った本格ピザです。

本場イタリアでは、本物のピザとは窯で焼くものと相場が決まっています。艶やかに揺らぐ薪の炎と、窯の内部で循環する熱が、ピザに絶妙な風味をもたらすのです。

長門牧場ではこの薪窯を導入しており、本格的なピザを食べることができます。あるいはイタリアの牧草地帯に近い気候である高原だからこそ、本場の味と雰囲気を楽しむことができるのかもしれません。

提供しているのは、定番のマルゲリータ、季節のきのこをふんだんに乗せたきのこのピッツァ、豪勢にも5種類のチーズを使ったフォルマッジの3品。いずれも評判ですが、今回はフォルマッジを注文しました。

ハチミツをかけて口にすれば、その甘さとチーズの濃厚な味が舌の上で混ざり合い、芳醇なうまみとなって広がります。家族でおやつ代わりに軽くつまむつもりが、気付けばペロリとたいらげていました。

レストランにはテラス席も用意されていて、雄大な景色、牧場の動物たちを眺めながら、愛犬と一緒に食事を楽しむことができます。とはいえ人間の食事は犬には味が濃すぎるので、犬用のビスケットなどを用意していきましょう。

動物たちの息遣い、彼方に見える山々、そして吹き抜ける涼やかな風。都会では味わえないそんな雰囲気の中、愛犬と一緒に味わう高原の美味。旅の良き思い出になること請け合いです。

次はいつ来ようか――きっと、それが家族の帰りの話題

信州の名山に囲まれながら、動物たちとの触れ合いを愛犬と一緒に楽しめる信州白樺高原長門牧場。子供も大人も愛犬も楽しめる、素朴で麗らかな観光地でした。

もし長野県の近隣にお住まいで、愛犬を連れて遊びに出掛けられる場所をお探しなら、ご検討されてみてはいかがでしょうか。

高原の爽やかな風と、素敵な休日が待っています。

たっぷり遊んで、ご満悦の愛犬

たっぷり遊んで、ご満悦の愛犬

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