わんちゃんと行く入笠山登山 アプローチが楽しい2000m級の山
長野県にある富士見パノラマスキー場のゴンドラに乗って、わんちゃんと一緒に標高1955mの入笠山登山に行って来ました。
長野県の入笠山は実際には2000mより少し低い山ですが、2000m級の山というと空にそびえる高い山というイメージから、さぞかし登るのも大変と思うかもしれませんが、入笠山は富士見パノラマスキー場のゴンドラを利用すれば、初心者でも登ることができます。
勿論、登山経験の豊富な方が一緒にいれば、山登りが初めてという方でも挑戦できる比較的簡単な登山道です。
我が家は山歩きが大好きな愛犬と一緒に登ってきました。
この記事に登場する愛犬
蕾(キャバリア×ビーグルのmix犬。女の子)
入笠山の登山道は2カ所
入笠山の登山口は、富士見パノラマスキー場のゴンドラ山頂駅から湿原を経て登るコースと、富士見パノラマスキー場の手前にある分岐点で、入笠山登山口と書かれた標識を左側へ辿れば沢入登山口に到着します。
こちらの方が少しアプローチは長くなりますので、健脚の方はゴンドラを利用しないこちらのコースから登ることもできます。
富士見パノラマスキー場のゴンドラを利用して登った場合も、沢入登山口側から登った場合も、アプローチの距離が異なるだけで、どちらから登っても山彦荘で合流し、入笠山本山への登山道は同じになります。
私達はアプローチも楽しめる富士見パノラマスキー場のゴンドラを利用した登山道から、入笠山を目指して愛犬と一緒に汗を流してきました。
入笠湿原では高山植物の競演が楽しめる
富士見パノラマスキー場のゴンドラは、大型犬でも一緒に乗ることができます。多くのゴンドラは、抱っこできるサイズまでとか、クレートに入れれば一緒に乗ることができる場合が多いのですが、こちらは大型犬でも乗ることができるので嬉しいですね。
山頂駅を降り入笠湿原入り口の案内板が立っている所から入ると、15分ほどはほぼ平坦な木立の中を歩きます。
この木立を過ぎると目の前が開け、入笠湿原地帯が現れ、湿原には初夏から秋にかけて多くの高山植物が咲き誇り、木道を歩きながらその姿を楽しめます。
多くの山歩きでは、目的である本山までのアプローチが長くて、林道や前峰の山歩きに疲れてしまうことがありますが、ゴンドラを利用した場合この入笠湿原に咲く花々を鑑賞しながら歩くことができるので、長いアプローチでも楽しく歩くことができます。
この湿原を訪れるのは、入笠山へ登るハイカーだけではなくむしろ、湿原に咲く花々を見に訪れる観光客の方が多く、それだけ魅力があり、またゴンドラを利用すれば少し歩くだけで高山湿原にたどり着けるわけですから人気があるはずです。