夏休みを利用して白馬の清らかな川遊びや、自然が豊かに残る山の散策、そして今回の旅行での一大イベントとなる熱気球に乗って白馬村を上空から一望する体験をしてきました。
急遽決まった白馬村での休暇は、私達にとっても愛犬達にとっても忘れられない思い出として残る、楽しい2泊3日の旅でした。
この記事に登場する愛犬
蕾(キャバリア×ビーグルのmix犬。女の子)
D兄ちゃん(ジャーマンシェパード。男の子)
旅行先を大型犬も泊まれるペンションのある白馬に変更
我が家は当初夏休みの計画を遂行するために宿泊地や立ち寄る観光地などを調べている最中、娘から丁度その時期と重なる期間に娘の愛犬D兄ちゃんを預かって欲しいと連絡が入りました。
大型犬も宿泊できるホテルなら1頭追加するだけで良かったのですが、我が家が宿泊しようと思っていたホテルは大型犬の宿泊はできなかったため全面的に旅行を見直すことに。
しかしながら夏休みはどこのホテルも満室で、なかなか大型犬も受け入れてくれる宿泊先が見つからずインターネットサイトとにらめっこ。
できる事ならD兄ちゃんは寒さには強いけど暑さは苦手なので、少しでも涼しく過ごせる場所を選びたかったのですがうちから行かれる距離的なこともあり範囲は決まってしまいます。
ネットサーフィンを繰り返しやっと白馬村に大型犬もOKな空室があるペンションを見つけることができたので、今回の愛犬連れの旅行は白馬に決定!
旅行初日、数時間前に福島県白河の災害救助犬訓練施設から戻ったばかりのD兄ちゃんを迎えに行くと、目がまだしょぼしょぼと眠そうなD兄ちゃんを乗せて出発。
本当は訓練のために白河を訪れていたD兄ちゃんが戻ってくるのが旅行に出発する日と重なっていたのですが、その日しかペンションの空室が取れなかったので娘に無理をお願いしました。
娘はまた次の日から他の災害救助犬を伴い、白河にある災害救助犬訓練施設へ戻らなくてはなりません。
夏休みなので中央高速は渋滞が予測されたためまだ暗いうちに家を出発したため、渋滞に巻き込まれることもなく八ヶ岳サービスエリアに到着。
こちらで朝食を頂き、少しでも早く現地近くまで到着したかったので余り休憩も取らずに出発し、長野道の梓川サービスエリアで休憩したときには愛犬達も車から出して、ゆっくり散策しながら気分転換させました。
梓川サービスエリアまで来れば渋滞もそれほど心配する地区もないのでスムーズに白馬村に到着。
まだお昼前だったので、駅前のお土産屋さんや日帰り温泉施設の有る場所などを確認してきました。
白馬の清流で愛犬達と川遊び
本日宿泊するペンションのある方角へ走りながら途中で昼食を頂き、ペンションに立ち寄って愛犬達が川遊びできる場所があるか聞いてみると、ペンションから車で10分ほど山の方へ行ったところに水も綺麗な川があると教えてくれました。
その道中珍しい犬種、レオンベルガーと散歩している地元の男の子に遭遇し、写真を撮らせて貰いました。このレオンベルガーもどうやら川遊びしていたようでその帰り道だったようです。
ペンションでその話をしたら、そのお家にはレオンベルガーが数頭いると言っていました。超大型犬数頭と生活ができる環境が白馬なんですね。
レオンベルガーの原産国はドイツ。超大型犬に属する犬種なので、都心ではなかなかお目に掛かることができない珍しい犬種でとても水泳が得意。
とても温厚な性格でレトリバーに負けないほど水泳が得意な訳は、水難救助犬として知られるニューハンドランドの血統を引き継いでいることから、指の間には水かきがあるそうです。
教えて頂いた川に到着してみると、そこは地元の人にしか知られていないような清らかな雪解け水が流れる清流でした。
丁度水遊びができるようになっているところは、堰があり少し深場になっているためD兄ちゃんでも楽しめそうです。
早速川に降りてみたのですが一瞬川に足を入れただけでも痺れるような冷たさ。目の前にそびえる山々から雪解水が流れ、ダイレクトにこの川に注いでいるためまるで雪の中に足を突っ込んだような冷たさです。
氷水のように冷たい川で愛犬達を遊ばせても大丈夫なのか不安になりましたが、まずは浅瀬になっているところで足先だけ川の中へ入れて様子を見ることにしました。
川の中での散策です。川を渡るだけでも私の足は拒否反応。愛犬は渋々。D兄ちゃんだけは寝不足だった目もパチリと開いて目が覚めたようにジャブジャブ遊び出しました。
そして少し深くなっているところにも積極的にダイブ!愛犬は氷水が流れる川に暫くためらっていましたが、D兄ちゃんが余りにも楽しそうに遊んでいる姿に刺激されたのか、「ボール投げて」とアピールして泳ぐ物のガタガタ震えていました。
少し遊んでは休憩して体を温め、また遊ぶを繰り返しながら、体の芯まで冷え切らないうちに引きかげることにしました。
災害救助犬の訓練を終えて帰ったばかりのD兄ちゃんは、瓦礫の中へ入って捜索したりしていたので被毛が汚れていましたが、清流の中で遊んだおかげでシャンプーしたようにすっかり綺麗になってふわふわ。
ペンションのオーナーさんからこの川のことを教えて貰ったときに、「川で遊ばせたらシャンプーしなくても大丈夫ですよ」と言われていましたが納得です。
我が家の方では綺麗だと思える川でも遊んだ後には必ずシャンプーは必要です。
この川なら生活用水が流れ込んでいない山からの雪解け水だけなので本当の清流です。D兄ちゃんも綺麗さっぱりしてラッキーでした。