小型犬のミニチュア・ダックスフンドについて説明したページです
ミニチュア・ダックスフンド
- 原産国:ドイツ
- サイズ:小型犬
- 標準体重:3kg~5kg
- JKC登録犬数:20,239(2016年)
ミニチュア・ダックスフンドの特徴
ダックスフンドはドイツ語で“アナグマ犬”を意味し、文字通り小動物の巣穴の中に潜り込んでいって猟をする犬種です。足の短い猟犬を改良されて作出された犬種で、その歴史は長く、中世時代から知られていました。
日本でもその人気は高く、かつてはJKCの登録件数が8年連続して1位の座に君臨しました。ダックスフンドは、そのサイズにより、ダックスフンド、ミニチュア・ダックスフンド、カニンヘン・ダックスフンド、の3つの種類に分けられています。近年では、室内で飼うことに適した小型犬の人気にともなって、ダックスフンドといえば“ミニチュア・ダックス”というほどよく知られています。
ミニチュア・ダックスフンドの性格
フレンドリーで落ち着きがある性格が多いミニチュア・ダックスフンド。猟犬としての性質として、辛抱強く、何かを追うことに関しては情熱的な行動をみせます。
警戒心の強さから神経質や臆病な性格と誤解されがちですが、本来は陽気で賢く、順応性の高い犬種です。自ら判断して猟を行っていた自立した気質が残っているため、飼い主の言うことを聞かない、気まぐれさやわがままな一面を見せることもありますので、しつけは大切です。
家族に対しては、深い愛情を注ぎ、良き家族の一員となるでしょう。集団になるととたんに気が強くなる傾向があります。多頭飼いをするときには、飼い主がしっかりコントロールできるようにしつけをしっかり行いましょう。
ミニチュア・ダックスフンドの毛色の種類
ミニチュア・ダックスには、3つの異なる毛質(スムース・ヘアー ド、ワイアー・ヘアード、ロング・ヘアード)と、単色、2色、ブリンドルという様々な毛色の種類があります。単色では、明るい茶色のレッド、赤みがかった黄色のレディッシュ・イエロー、明るいクリーム色のようなイエローの3色が認められています。
2色の場合は、ブラック&タン、ブラウン&タンまたはブラック&イエロー、ブラウン&イエローなどがある他、ダップル、タイガーブリンドル、ブリンドルといった混色のカラーバリエーションがあります。