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ミックス犬「コッカプー」の性格、病気、特徴、お手入れの方法は?

犬種

以前は「雑種」と呼ばれていた犬が、今ではかわいいミックス犬として人気です。欧米ではデザイナーズ・ドッグなどと呼ばれ、希少性の高い犬としてブランド化している犬種もあるとか。

現在のミックス犬は、純血犬種の特徴や容姿のかわいらしさを組み合わせ、“いいとこどり”を狙ったワンちゃんが多く出回っているようです。

今回はそんな話題のミックス犬の中でも、意外と歴史が長く、親犬種の魅力がたっぷりと融合した「コッカプー」についてご紹介します。

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コッカプーの特徴

コッカプーは、アメリカン・コッカー・スパニエルとトイ・プードルを親犬種に持つミックス犬です。

アメリカでの歴史は古く、1960年代からコッカプーの作出は始まっています。

アメリカン・コッカー・スパニエルといえば、ディズニーアニメの「わんわん物語」の主人公!

気品ある佇まいで、優雅なロングヘアの容姿が魅力です。

このワンワン物語の人気から、アメリカン・コッカー・スパニエルは大変人気の犬種となりましたが、美しい毛並みをキープするための手入れの大変さや皮膚が弱い、体臭がキツイなどの理由から、一時ほどの人気は無くなっていました。

そんなアメリカン・コッカー・スパニエルのマイナス要素を抜け毛が落ちにくく、皮膚も丈夫なトイ・プードルがカバーする形で、コッカプーが誕生しました。

コッカー・スパニエル特有の優雅で上品な佇まいと、トイ・プードルの愛らしさのイイトコどりであるコッカプー。

日本でもここ数年のうちにじわじわと人気が高まってきています。しかし、ミックス犬としてペットショップで取り扱われることはまだ少なく、入手経路はブリーダーからがほとんどです。

一般的に、毛色のバリエーションや毛質はトイ・プードルの特徴が色濃く現れ、アメリカン・コッカー・スパニエルらしさは、身体の大きさとつぶらな瞳などの顔の一部分にだけ現れることが多いと言われています。

トイ・プードルの華奢な一面は、コッカーの筋肉質でがっちりとした体格がカバーしているため、とても丈夫で育てやすいことも、コッカプー人気のひとつといえるでしょう。

体重4~10kg、体高は30cm前後ですが、その差は幅広く、小柄なタイプはとても小さくなる一方で、大きく育つと体高も40cmに近いくらいまでになり、中型犬の範囲に入ってしまう場合もあるようです。

親犬の骨格的な特徴を参考にすることはできますが、親犬種どちらの遺伝子が強く現れるかによって、個体差が出てくるのはミックス犬の特徴でもあります。

小柄なタイプのワンちゃんが飼いたいと思っている人は、コッカプーは思いがけず大きく育ってしまうリスクがあることも念頭に入れて検討したほうがよいでしょう。

コッカプーの性格

親犬種であるアメリカン・コッカー・スパニエルは好奇心旺盛で遊び好きな陽気な性格で、同じく親犬種のトイ・プードルは賢くて社交的、愛嬌のある性格です。

そんな親犬種の特徴が相まって、コッカプーは穏やかで従順な一面と天真爛漫な社交性を兼ね備えた愛すべき性格に。

人懐こく遊び好きのため、子どもとの相性も抜群です。温和な性格から周囲の環境の異変などにもピリピリせず、無駄吠えなどもあまりありません。

物覚えの良さから、しつけもしやすく、とても飼いやすい家庭犬といえるでしょう。

子犬の頃は、好奇心に溢れた元気の良さは天下一品。あまりのワチャワチャぶりに驚いてしまうかもしれませんが、そんなエネルギッシュな子犬時代も、子犬育ての楽しみのひとつです。

しかし、そうした子犬時代の落ち着きの無さを放置してしまうと、成犬になってもその天真爛漫さをコントロールすることが難しくなってしまいます。

幼少期から飼い主への意識づけを行って、愛犬と常にコミュニケーションがとれるよう、しっかりとしつけをしましょう。

コッカプーのお手入れ

コッカプーは、親犬種であるトイ・プードルの毛質を受け継ぎ、抜け毛の多さといったマイナス要素はあまり多くありません。

プードル特有のクルクルに巻いた毛質から、軽いウェーブがかったものまで、個体差はありますが、ダブルコートの長毛犬種に比べて手入れはとても楽です。

その代わりに、毛が伸びていくため1ケ月に1回くらいの頻度で定期的にトリミングなどの手入れを行い、皮膚トラブルなどを起こさないようにしてあげましょう。

コッカースパニエル特有の皮膚の弱さは軽減されていますが、どちらの親犬種の特徴が色濃く現れるのかによっては、皮膚の弱いタイプになることも可能性としては少なくありません。

その子の個性に応じて、必要なケアをしてあげてください。

また、耳は垂れていることがほとんどのため、定期的なお手入れをして、外耳炎などから守ってあげましょう。

気を付けたいコッカプーの病気

親犬種のイイトコどりで、まさに理想的な犬種となったコッカプーですが、親犬種のかかりやすい病気や傾向は、やはり他の犬種と比べるとリスクが高いです。

例えば、コッカースパニエルは比較的太りやすいといわれています。肥満を防ぐためにも、日常的な運動をしっかり行い、ベストコンディションをキープするようにしましょう。

また、どちらの親犬種も白内障などを起こしやすいと言われているため、目の病気は気を付けたいもののひとつ。

定期的に獣医師による健診で、早期発見できるように日頃から注意してあげましょう。

才能を生かして、新たなチャレンジも

性格的にも、見た目のかもわいらしさからも、欠点の付けどころが無いほど、家庭犬にピッタリなコッカプー。

でも、その魅力やすばらしい要素を生かすことができるかどうかは、やはり飼い主さん次第です。

その賢さや身体的な特徴から、ソーシャルドッグとしても活躍することができるほど、能力の高さも兼ね備えているコッカプーですから、セラピー犬ボランティアの活動を始めるなど、飼い主さん自身もワンちゃんと一緒に新しいチャレンジができるかもしれません。

その犬の持っている才能を十分に理解し、最大限に開花させてあげたいですね!

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※記事執筆時点の情報です。ご利用の際には公式サイト等で最新情報をご確認ください。
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