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恐怖の誤飲!幼いチワワが鎮痛剤を大量摂取

犬の健康・お手入れ

可愛い可愛い、愛犬チワワ。当時1歳の女の子。びびと名付け、飼い主の私はメロメロでした。

その当時、生理痛がひどかった私は、薬局で誰でも買えるような頭痛薬を服用していました。

私の不注意から愛犬が大量の薬を誤飲。目覚めてからというもの、生死を彷徨う壮絶な2日間でした。

この記事に登場する愛犬

びび ♀(ロングコートチワワ)

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そもそも、誤飲の多いチワワだった。

「しつけがなってない!」と言われてしまえば、それまで・・・とは言え、飼い主全員がドックトレーナーというわけではないはず!どこか限界はある!と、私は考えています。

結婚し、仕事を辞め、有給消化中に出会ったチワワ。初めてのペットでした。

文字通り右も左もわからず、ネットでしつけ法やお世話のポイントなどを調べ悪戦苦闘しながら、最大限の愛情を注いでいました。

その甲斐あってか、比較的トイレもすぐに覚えてくれましたし、無駄吠えもせず、手がかからない子だなぁと思っていました。

しかし、絨毯(写真にある、毛足の長いタイプ)を食べて排せつ物に緑が混じることは日常茶飯事。

誤飲だけはお手上げ状態だね、なんて主人と話していました。

0歳4ヶ月の愛犬びび

0歳4ヶ月のびび

朝目覚めると、愛犬が鎮痛剤を大量誤飲・・・

誰でもドラックストアで買うことのできる、超有名な鎮痛剤。

いつもは、外出先で服用する2粒だけを鞄に入れるくらいしかしていなかったのですが、その周期の生理痛は、珍しく痛みが強く、飲み忘れたくないという思いが強かったのか・・・。

明日の朝も、飲み忘れないようにと思い、ダイニングテーブルのど真ん中に、ぽん、と無造作に置いて就寝したのです。箱ごと。

翌日(運よく仕事は休みでした)、目を覚ました私はパニックに陥りました。

当時リビングで布団を敷いて、愛犬と一緒に寝ていたのですが、リビングのあちこちに吐いた形跡が・・・。数箇所どころではありません。5,6箇所はありました。

何事!?と思いながら、同時に吐いた内容物を確認。血の気が引きました・・・。白い錠剤が、大量に含まれていたのです。

おそらく、寝起きの悪い私が相手をしてくれないので暇だったのでしょう。

あろうことかダイニングチェアに勝手に上り、机のど真ん中まで手を伸ばし、アルミのパッケージに包まれた錠剤だけ綺麗に食べてしまったのです。

すぐに事態を察知した私ですが、同時に愛犬が死んでしまう!!!という取り返しのつかない状態に一瞬パニックになり、「びび!何で食べちゃったの!!」と、なかば半狂乱でした。

その鎮痛剤は昨日買ったばかり。私は2粒しか飲んでいない。アルミのパッケージには、たったの1粒も残っていなかったのです。

愛犬びびは一見大きな変化はなかったのですが(今思えば、薬がまだ完全には効いていなかった)、病院に連れていくため捕まえようとしたところ、机の脚にぶつかったり人間でいうところの千鳥足状態。この子を失うことが、頭をよぎりました。

意識が朦朧とする愛犬、びび

意識が朦朧とする愛犬、びび

動物病院へ走り、解毒剤の投与。体温は35℃・・・

すぐにかかりつけ病院へ!!といきたいところでしたが、かかりつけ病院は車の距離。しかし、旦那は出勤済み。私は車を持っていなかった・・・!泣けますよね。

急いで近くの病院を検索すると、幸運にも動物病院を発見。HPの様子から、昔ながら経営されているような病院でした。

急いで電話し、事情を説明。すぐ連れてきてくださいということで、愛犬を抱きかかえて走りました。

まさに、「うちの子を何とかしてください!」というドラマのような心境でおじいちゃん先生にお願いしました。そうこうしているうちに、どんどん千鳥足になるびび。

体温を測ると、なんと35℃。ご存知の方も多いと思いますが、チワワの体温は通常38℃。ああ、危険な状態なんだ・・・と泣きそうになりました。

点滴と解毒剤を服用し、家で様子を見ることに。

目も見開くことが出来ず、いたたまれない状態が2日間・・・。

計4回は病院に足を運びました。

体温が下がり、身動き出来ない愛犬、びび

体温が下がり、身動き出来ない愛犬、びび

もちろんおじいちゃん先生は、とても親身に、献身的に治療を行ってくださいました。

が、何としても死なせたくない私は、かかりつけの病院にも電話し、この処置で問題がないか電話で問い合わせをしました。いわゆるセカンドオピニオンもどきでしょうか。

それほど私は青ざめ、もうワラにもすがる気持ちでした。

3日目の朝、何事もなかったかのようにてけてけ歩き始めたときは、ほっとしたの一言では済ませられないような感情がこみ上げてきました。

ペット保険に入っていたおかげで、(うろ覚えですが)計4度の通院で、1万円もかからずにすみました。ペット保険に感謝したのは、これが初めてでした。

それを思うと、ワクチンや感染症予防のお薬の高いこと高いこと・・・(笑)

愛犬が【悪さができない環境づくり】を!!

この大事件を通じて痛感したのは、【悪さが出来ない環境にしておく】こと!

初めに述べましたように、家庭での飼い主のしつけには限界があると思います。

私は、しつけによって、愛犬をいい子にしたい気持ちが強く、【事故や悪さを未然に防ぐ】意識が不足していたように思います。ともに生活していても、うちの子は何も悪さをしないよ!みたいな・・・。

この一件のあと、すぐにカーペットを撤去しました。しつけを根気よく行う事も大切ですが、何かあってからでは遅いですものね。

いかがでしょうか。私の大失敗が、皆様の愛犬との素敵な毎日の参考になれば幸いです。

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※記事執筆時点の情報です。ご利用の際には公式サイト等で最新情報をご確認ください。
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