毎年2月下旬になると、千葉に住んでいる山友宅にわんちゃん連れで数人で集まり、ふきのとうなどの山菜狩りを楽しんでいます。
お昼にはみんなで持ち寄ったおかずを広げ、採れたてのふきのとうなどの山菜を天ぷらにして頂くと、春の香りとほろ苦さが口の中いっぱいに広がり、至福のひとときを味わっています。
そしてみんなと別れた後に愛犬を伴いいつも立ち寄るのが、富津の磯。
いつもの富津の磯で愛犬と一緒にひとしきり遊んでから帰宅するのが恒例!
今回は、愛犬連れの千葉での山菜狩りと、富津での磯遊びの様子をご紹介します。
この記事に登場する愛犬
蕾(キャバリア×ビーグルのmix犬。女の子)
故・D兄ちゃん(ジャーマン・シェパード・ドッグ)
愛犬達を伴って早春の千葉へ山菜、ふきのとう狩り
数年前から恒例となっている千葉の山菜、ふきのとう狩り。
春の味覚を味わえるのは勿論嬉しいのですが、愛犬を伴いみんなで集まってガヤガヤと食事したりお喋りしたりするのも楽しいひととき。
わんちゃんと一緒に早朝家を出発して、千葉へ行くときにはいつも立ち寄る海ほたるで休憩。
千葉のふきのとう狩りは、愛犬だけの時もありますが、娘の愛犬のD兄ちゃんを預かっているときには一緒に行くときもあります。
2月の東京湾はまだ寒くて、風が吹くと思わず肩をすくめてしまうほど冷たく、愛犬のかわいらしいお耳も風になびいていました。娘の愛犬D兄ちゃんと、パシャリ。
2月の澄み切った空気の上に浮かび上がったのは富士山。 水面ギリギリに戯れているのはかもめ。
千葉の山友さんの所に到着した後、お茶を頂きながらしばしお喋りに花を咲かせたら愛犬を伴い山菜、ふきのとう狩りに出発します。 千葉の山友さんのお宅から歩いて15分ほどの所にある崖っぷちに、毎年ふきのとうが顔を出すので、みんなで春の味覚狩りを楽しんでいます。 途中の裏山からの眺めは東京湾が見渡せ、とても綺麗でした。
この崖っぷちはかなりの急斜面なので、人間もわんちゃんも気をつけていないと足を滑らしたら数メートル下まで転げ落ちてしまいます。
千葉のこの辺りにはまだ自然がたくさん残っていて、山もあればイノシシも出没するとのことで、至る所にイノシシがほじくり返した穴が空いていました。
庭先で飼われている大きなミニブタも気持ちよさそうにお昼寝。 このサイズでもミニブタというのでしょうか?!
ふきのとう狩りの場所へ着いたら、愛犬達は放牧。
自由気ままに、崖を駆け上ったり山友さんの所へ行って邪魔したり、小枝を囓ったりして遊んでいます。
山菜の収穫はみんなで採ったのを合わせてこれくらい。
ざっと洗って土や枯れ草を取り除いてから天日干し。
愛犬も近くでその様子を見ながら、日光浴をしていました。
春の日差しが気持ちよくてうとうとしちゃったかな?
ふきのとうの処理が終わってお昼ご飯。
みんなでひと品ずつ持ち寄ったおかずにおにぎりなどを広げて、今摘んできたばかりのふきのとうを天ぷらにして頂きます。
そのお味は言うまでも無く最高で、目でも香りでも舌でも春をいっぱい感じられました。
来られなかった人の分を分けてもかなりの量があるので、家に帰って山菜天ぷらやふきみそ風(我が家は味噌仕立てではなく醤油味)に煮て、娘達や実家、ご近所さんにも配ります。
春一番に収穫できる山の恵みは、かなりえぐみがあるので下処理が大変ですが、ほろ苦さが大人の味で箸が止まらなくなります。
愛犬を伴い水仙を摘みに
昼食を頂いて少し休憩したら千葉の山の中に咲く水仙を採りに行って来ました。 この水仙は、以前この場所で水仙を栽培して売っていたらしいのですが、その業者が数年前に水仙の栽培をやめてしまったため自生するようになったらしいです。 今ではその水仙もたくさん増えているので、少し分けて貰っています。
山友のお宅と同じ千葉県のかなり山の中に入ったところにあり、普段は誰も足を踏み入れないため、蔓は伸び放題で、枯れ枝もかなり転がっていますので、愛犬は危険な箇所は抱っこして行って来ました。 千葉の山中の道なき道を歩いて20分ほど行くと、水仙の甘い香りが漂ってきてこちらでも春を満喫することができました。
富津金谷で寒さにもめげず磯遊び
山友とはお別れをして、みんなは帰路につきましたが、我が家は富津金谷埠頭の近くにある、磯辺の湯という日帰り温泉施設があり、そこの駐車場から磯に降りられるようになっているので、愛犬と磯遊びがてら”たたみいわ貝”という貝を捕ってきました。
あまり聞いたことがない貝かもしれませんが、みなさんも一度は見たことがある貝だと思います。
最初この富津の磯で磯遊びをした際にこの貝を捕ったときは、食べられるのか分からなかったのですが、帰り際にお店の人に聞いたら塩ゆでやお味噌汁で食べられると聞いたので、リリースせずに持ち帰って食べてみることにしました。
お味噌汁では貝がとても良い出汁を出してくれますが、中身はちっちゃくて美味しいと言うほどでもありませんでした。 塩ゆでした方が貝の味が分かります。
富津の磯は綺麗なのでそれ程神経質に洗うことも無かったのかもしれませんが、一晩塩水につけて砂を吐かせ、苔のような海苔が付いているのが気になって何度も洗ったのが貝の味を失わせてしまったかもしれません。
富津の磯には貝の他にウニもいましたが、ウニは解禁シーズンではないし、禁漁の品種なのでリリース。
この富津の磯は岩場なので歩きにくいですが、相棒が貝を捕っている間、私と愛犬達は浅瀬の水たまりに入ったりして磯遊びをしながら散歩していました。
富津の磯に着いたのはもう夕方間近だったので1時間ほど遊ばせて、駐車場脇にある足湯から温泉を少しバケツに貰い、愛犬達の足を洗わせて貰いました。
これで海水や砂もさっぱり綺麗になってうちに帰れます。
わんちゃん連れの千葉山菜狩り&磯遊び まとめ
海ほたるではあんなに寒いと思ったのに、富津の磯で磯遊びをしているときは寒さも忘れて海水に手を入れて貝捕りができるんですから、人間って不思議な生き物かもしれませんね。
磯ではたくさん遊べたわけじゃ有りませんが、山菜狩りや山の方へ散歩に行ったりもしたので愛犬達は満足できたと思います。
愛犬の大好きなD兄ちゃん。D兄ちゃんが一緒だと愛犬はいつも楽しそうです。そしてどんなときでも安心していられる存在。
ふきのとう狩りで、D兄ちゃんが枝を見つけて囓っていれば愛犬が横取りし、磯でD兄ちゃんが水たまりにいた蟹に興味を向ければ、愛犬も一緒になってちょっかいを出したりしていました。
今回のD兄ちゃんと一緒の千葉旅行も愛犬にとってはとても良い思い出になったと思います!
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