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会津磐梯山へ!いざ、愛犬と山登り

広々とした場所に出ても父親のもとを離れない愛犬 東北エリア
広々とした場所に出ても父親のもとを離れない愛犬

11月に愛犬のトイプードルの大吉(と父親)とともに福島県の名山磐梯山に2拍3日で山登りに行ってきました。

普段は家で暮らしてる愛犬も自然のなかに出ると元気一杯楽しそうに走り回ります。普段見れない愛犬の姿を見るのは微笑ましいことですね。

今回はその行程を記事にすることで愛犬と一緒に登山する楽しさや注意点をお伝えできればと思います。

この記事に登場する愛犬

大吉 ♂(トイプードル)

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いざ、福島 会津磐梯山へ

何年か前の11月に何日か連休をいただいことがあって、その時にどこかの山を登りたい!と思ったことがきっかけで福島県会津の磐梯山に登ってきました。予定は2泊3日。

磐梯山を選んだのは個人的に福島に縁があること以外に鎖場などがなく登りやすい山だったからです。

私は都内に住んでいますので、磐梯山までは高速道路を使い、まずは近くまで移動します。犬には1~2時間毎にSAに寄ってトイレさせることや、必要があれば酔い止めを飲ませることを忘れずに。

現地に到着したら宿で宿泊せず、磐梯山付近の道の駅で車中泊して1日を明かしました。

車の中で泊まることが出来るのであれば車中泊のほうが宿と比べて気兼ねなく朝早く行動が開始できますし、山に近い場所で泊まれるので登山の場合はおすすめです。

今回犬を連れた登山ですが、準備したものは

自分達の登山道具以外特別なものはないです。

普段より多目の犬の食事と下山したあとに身体を拭く為のタオル2~3枚、登山中岩場があったとき用に犬が入るバッグ、寒かった時に着せる犬用の洋服くらいですね。

ご飯の量は犬によって違うのでしょうが、うちの犬は登山の時のご飯は本当によく食べます!普段の2倍は持っていってもペロリと食べます。白米も食べます。

残ったら家に帰って食べさせればいいので、とりあえず犬の食事は多目に持っていきましょう!

会津磐梯山到着!

車中泊をして一夜明けて朝は快晴!これなら登山中は天気が急変することはないでしょう。

余談ですが、登山を計画するならば大体お昼ごろには頂上に到着するように計画を立ててください。

山の天気は変わりやすく、特に午後は雲行きが怪しくなったら30分後に雨が降ってきたなどは当たり前ですし、そうなっても雨宿り出来る宿もカフェもありませんので、午後は下山出来るような行程で登るのがベストです。

いや、しかしやはり東北は関東に比べて冷え込みますね。朝晩は特に寒いです。

愛犬は朝からテンション高めです。周囲がいつもと違っていろんな匂いがするのでしょうか、興味津々で駐車場の周りを世話しなく歩いています。

道の駅の駐車場を歩いている愛犬

道の駅の駐車場を歩いている愛犬

軽く朝食を食べて早速登山口へ移動。登山開始!といえど、やはり11月ともなると東北はとても寒いです。

しかし、登山の鉄則で歩き始めは寒いくらいが良い!という言葉があるので特に防寒着を着ず出発します。愛犬は目印の意味も込めてダウンを羽織ってます。

洋服を着て登山の準備万端な愛犬

洋服を着て登山の準備万端な愛犬

磐梯山のいくつもある登山口の一つ。このように目印が立っている

磐梯山のいくつもある登山口の一つ

福島の磐梯山は日本百名山のひとつで、山肌には1888年の噴火でできた大きな爆裂火口があります。

場所によってはその噴火で荒地になった山に新しく根を張った比較的若いブナ林が広がっていますが、中には噴火を生き延びた巨木も残っており、そのコントラストが自然のエネルギーの力強さを伝えています。

また、磐梯朝日国立公園は、1950年9月に国立公園として指定され、福島、山形、新潟にまたがる日本では3番目の大きさ。磐梯山をはじめ、数々の山々が含まれ、野生動物も多く生息しています。

磐梯山の北側で見られる大小様々な湖沼は、1888年に小磐梯山が噴火したことによりつくられたもので、その後長い時間をかけて現在のような自然豊かな景観となりました。

中でも五色沼は美しい湖沼が見られ、観光客にも人気のエリアですのでついでに寄ってみるのも良いかもしれません。

登り始めたのは一般的な入り口からですが、磐梯山の登山口は全部で6つあるそうなので、それぞれのルートなどは別のサイトを参考にしてみてください。

ひたすらに登る!!

登山道に入って最初の10分程度はリードをつけて歩きますが、それ以降野性動物や他の登山客が居ないことを確認してリードを放して自由に愛犬も歩かせました。

最初にリードで歩いたのは犬のテンションが上がりすぎて登山道を逆に下って登山口を出ていって収拾がつかなくなってしまう恐れがあったからです。登山道であれば基本的に一本道ですので、いくらはしゃいでも姿は認識出来ます。

他の登山者にももちろん配慮して場合によってはリードを着ける時もありますが、うちの愛犬は噛みついたり吠えたりということはないので基本的にノーリードです。(ただし、周りに迷惑がかからないよう、自己責任で。)

他の登山者の皆さんも犬は珍しいらしく話しかけたり触ってくれたりと好意的に接してくれています。

登山中の愛犬

登山中の愛犬

因みに熊避けの鈴を犬の首輪につけて熊や野性動物に犬が遭遇しないようにと考えて実行したことがありますが、鈴の音がとても気になるらしく、立ち止まってクルクルしたり首もとを掻いたりし始めて登山にならなかったので回収しました。

また、うちの犬は橋とかが渡れない事が多いのでこの時だけは抱っこして行きます。

犬は視力が低くて色も識別しづらいと聞いたことがありますので、登山道にある橋などは正確に位置を把握できないのでしょうか?迂回路があればいいですが、ないと橋の前で座りっぱなしになって置いてきぼりの状態になります。

他のワンちゃんももしかしたら渡れないかもしれないので置いてきぼりにならないよう注意してください。

あと、うちの犬は岩場では大体100㎝ほどの岩なら自力で駈け上がることが出来ますが、それ以上になると登れずに竦んでしまうのでその場合も抱っこしながら登ることになります。

その為、ワンちゃんと登山を考えてらっしゃるのでしたら、鎖場や大きな岩が連続してない山を登ることをおすすめします。こちらも鎖場のない山はネットで検索すればすぐにヒットします。

登山中、基本的にうちの犬は私と父親の間を行ったり来たりしてます。少し先に歩いて行くことはありますが、糸の切れた凧のようにどこまでも走っていってしまうということはありません。

絶対に途中で立ち止まり、振り返ってこちらの動向を様子見しています。

例えば私か父親が靴紐を結んだり、水分を摂取したり、服を着脱したりと手間取って遅れてしまう時でも先頭を歩いていたと思ったら急にUターンして来た道を戻り、遅れている人がちゃんと来ているか確認しに行きます。

何回も一緒に山を登っていますが、思い返してみても離れて行ってしまう事はなかったです。

広々とした場所に出ても父親のもとを離れない愛犬

広々とした場所に出ても父親のもとを離れない愛犬

もともと犬は群れで生活をしていたからなのでしょうか。放していても全く遠くまで行くことはなく、むしろチーム全員の動向を気にかけています。

しかしながら、これは犬種や犬の性格に依るのかもしれません。私の犬はたまたま離れないタイプの犬かもしれないというだけとも考えられますので、リードを離す場合はご注意ください。

登山を開始してから大体3~4時間歩いたところで頂上に到着!頂上にある祠に氷柱がくっついてました。

山頂の祠。このように山頂は風もあり、寒いところです

山頂の祠。このように山頂は風もあり、寒いところです

山頂からの景色

山頂からの景色

ここでも注意点が一つ。他の登山客も頂上で食事することが多いため、犬が餌を求めて寄っていってしまい、良からぬトラブルの元となってしまうことがあります。そのため頂上付近ではリード推奨です。

お昼ご飯を食べて山頂からの景色を楽しんだら、来た道を戻って下山。下山中も元気よく私と父親の間を行き来する愛犬。ほんと疲れ知らずです。

無事に下山したら我々はストレッチをして、愛犬の体の汚れを拭いて帰路へ。やっぱり犬も疲れていましたね。指定席に座りながら寝てます。

帰りの車のなかで我慢できずついつい寝てしまう愛犬

帰りの車のなかで我慢できずついつい寝てしまう愛犬

帰ったら労いの意味も込めてしっかりとシャンプーしてあげましょう!

やっぱり家族と山に登るのは楽しい

今までは父親と二人で登山してました。それはそれで楽しかったですけど、愛犬がうちにきてからは愛犬も一緒に登るようになりました。

そして一緒に登る分楽しさも増えました。飼い始めたのが私が専門学校に通ってる時期でしたから、気分的には息子を連れて行っている感じでしょうか、一緒に登れることが嬉しくもあります。

一人で登るのも良いですが、注意点さえ押さえておけば犬と一緒に登山することも出来ます。これをきに愛犬と思い出作りに一度一緒に山に登ってみるのもいかがでしょうか?

ただし、山によってはワンちゃんが入れないところもありますので、事前に確認してから登山の旅程を立てましょう。

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