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愛犬と行く箱根外輪山明星ヶ岳登山と芦ノ湖周辺散策

関東エリア

わんちゃん連れで箱根の宮城野に1泊して、箱根外輪山明星ヶ岳登山と、芦ノ湖周辺を散策し、箱根旧街道の石畳を愛犬と共に散策してきました。

私たちは良く山登りに出掛けるのですが、愛犬を迎えてからも愛犬と一緒に楽しめる比較的低い山に登って楽しむことがあります。
その影響で我が家の愛犬は山歩きが大好き!
一番張り切って登っています。
2日目は芦ノ湖湖畔にある、わんちゃんも一緒に入れる公園を散策して、石畳も歩いてみました。

箱根、芦ノ湖エリアは登山や散策などワンちゃん連れで楽しめるスポットが目白押しですので是非、参考にしてください。

この記事に登場する愛犬

 蕾(キャバリア×ビーグルのmix犬。女の子)

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箱根外輪山明星ヶ岳 愛犬連れ登山

まだわんちゃんを迎える前に伊豆箱根大雄山鉄道を利用して、大雄山最乗寺駅から箱根の外輪山である明神ヶ岳~明星ヶ岳へ縦走したことがありますが、愛犬を迎えてから明星ヶ岳への登山は初めてになります。

箱根外輪山明星ヶ岳に登ったのは9月下旬。青空が澄み切った登山日和の日でした。
明神が岳から明星ヶ岳へ箱根外輪山を縦走したときに降りてきた登山道が、今回登り始める登山口。

この登山口のすぐそばに会員制の宮城野のホテルがあるため、こちらのホテルに宿泊の予約を入れてあります。チェックインは下山した後に行いますがホテルの駐車場に車を停めさせて頂き、登山開始。

うちのわんちゃんは自然の中を歩ける登山だと目の色が変わって、この日も大きな段差もピョンとジャンプして大張り切り。
遅れてくるお父ちゃんを心配そうに待っていたり、私との間が空くと猛ダッシュで駆け上がってきます。
こんな調子なので、愛犬は私たちよりも倍近く距離を歩いていると思います。

ようやく視界が開け大文字焼きの場所まで到着。箱根外輪山明星ヶ岳の頂上まではあと一息。
この場所は箱根の大文字焼きが行われる場所で、よく見ると「大」と言う文字の所だけ低木が刈り取られているのが分かり、遠くへ目を移すと正面には箱根強羅の町並みが見渡せます。

竹のトンネルをくぐって、最後の急登はわんちゃんがお父ちゃんを引率して登ってきました。
登山道の脇には、フジバカマ・あざみ・山菊・ルツボ・イワニンジン・秋のキリンソウ・ダイコンソウ・ゲンノショウコなどが咲き心を和ませてくれました。

明星ヶ岳の頂上付近の広くなった場所でラーメンを作って頂きます。
山登りした時に外で作って頂くご飯やコーヒーは美味しいんですよね。台所で作って頂くのとは格別に違います。

愛犬とともに少し休憩したら明星ヶ岳から下山し、ホテルにチェックインして温泉で汗を流しましょう。

下山はあっという間に明星ヶ岳登山口まで戻ることができたので、まだチェックインまで少し時間が有ったためホテルのドッグランで愛犬はボール遊びを楽しみました。 登山して来たばかりなのにまだ愛犬は余裕です。

恩賜箱根公園を愛犬と散策

箱根宮城野のホテルは山の中にあるので、静かでゆっくり睡眠を取ることができ、私たちもわんちゃんも疲れが回復できて元気いっぱいです。
朝風呂に身をゆだねてから出発。

最初に向かったのは箱根芦ノ湖湖畔にある公園で、箱根関所のそばにあります。
こちらの恩賜箱根公園は広い敷地と芦ノ湖の眺望が楽しめ、わんちゃんと一緒に散策することができます。
恩賜箱根公園の入り口を入ると、木の枝でできたアーチが木陰を作って涼しげな石畳のロード。

恩賜箱根公園は、芦ノ湖に突き出した塔ヶ島にある函根離宮跡になっていて、敷地内の一番見晴らしの良い湖畔に面して函根離宮が建てられています。こちらの展望台からの眺めは最高に綺麗で、富士山を初め箱根の外輪山が臨めます。
建物の中にわんちゃんは入れませんが、庭からでも十分にその景色を堪能できます。

恩賜箱根公園内には散策路がたくさんあって芦ノ湖の湖畔にも降りられるようになっているので、わんちゃんとの散策も景色や季節によって咲く草花を愛でながら楽しめます。

箱根旧街道石畳を愛犬と歩いてみた

以前から一度歩いて見たいなと思っていたのが箱根旧街道の石畳。

箱根旧街道とは、江戸時代に箱根越えの道として作られ、江戸時代初期は幕府官道として利用されていましたが、後に泥道だったところに石を敷いて整備され、「箱根八里」とも呼ばれています。

箱根旧街道は、箱根湯本駅から箱根関所跡まで続いていて、総距離は11.6kmあります。 随所随所に見所があるようですが、私たちは車を駐車場に置いてあるので、往復しなければならないため元箱根から甘酒茶屋までわんちゃんと一緒に歩いて見ました。

箱根旧街道は、歴史を感じさせる大きな杉並木に囲まれ、うっそうとした感じがします。そして足下には不揃いの石畳。
この箱根旧街道の石畳は現代の石畳のように平ではないため、かなりデコボコしていて人間もわんちゃんも歩きにくいです。 それでも昔の人にとってこの石畳は凄く贅沢な道だったのでしょうね。

それにしてもこれだけの距離に石を敷くという手間は、江戸時代には車や電車など無いわけですから、どれほどの労力を必要としたか考えると気が遠くなりそうです。
しかも一つ一つの石はかなり大きくて立派な石です。
一つ一つをここまで運んで敷き詰めた、江戸時代の人々の手のぬくもりを感じました。

この箱根旧街道は観光客にもかなり人気があるようで、私たちが愛犬連れで歩いているときにもかなりの方達とすれ違い、それぞれの人たちが遠き昔に想いを馳せていたのではないでしょうか。

私たちがわんちゃんと歩いた元箱根から甘酒茶屋まで、ほとんど杉並木に囲まれた道になっており、1カ所だけ眺望の良い見晴らし台がありました。

行きは元箱根から降る形で甘酒茶屋に到着。
こちらの休憩所には多くの観光客の方がいて、甘酒を頂いたりお土産を見たりしていました。

私たちも愛犬と一緒に外のベンチで休憩し、お茶を買って飲んでトイレを済ませてから出発。
今度は下ってきた急坂を登ることになります。
苔むした石畳は滑るので気をつけて歩きます。
愛犬も、慎重に一歩ずつ前へ。

今回の旅行は1日目に箱根外輪山明星ヶ岳の登山、2日目には恩賜箱根公園や箱根旧街道など芦ノ湖湖畔をたくさん散策して歩いたので、愛犬も大満足だったと思います。
でもやっぱり疲れたのか、帰りの車の中では夢の中に吸い込まれていました。

箱根旧街道を訪れるときは、歩きやすいスニーカーがお勧めです!

この記事の執筆者の愛犬
蕾

キャバリア×ビーグルのミックス犬 ♀

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