世界遺産韮山反射炉を見学
しいたけの里からもほど近いところにあるのが、世界遺産に登録された韮山反射炉。
こちらはわんちゃんも入ることはできるのですが、カートか抱っこになります。
愛犬は10k弱有るので抱っこして見学するのはちょっと疲れるのですが、頑張って抱っこして巡ってきました。
韮山反射炉は1857年、3年半の歳月を掛けて完成した、銑鉄を溶かして不純物を除き鉄を作るための炉です。
銑鉄を溶かすには千度以上の高温にする必要があり、浅いドーム形にすることによって熱を反射させ、高温にすることが可能になったことから、反射炉と呼ばれるようになりました。溶かした鉄は鋳型に流し、大砲などを作ったそうです。
反射炉を作るきっかけとなったのは、ペリーが来航し日本が脅威にさらされたことによって、幕府から反射炉の計画を命じられたこと。当初は下田港に近いところに建設を予定していましたが、ペリー軍艦が下田港に入港し、その水兵が建設地内に進入するという事件が起きたことから、急遽建設地を下田から韮山に変更したという経緯が残っています。