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伊豆高原の景勝地城ヶ崎海岸を愛犬と散策!

中部エリア

伊豆高原から城ヶ島海岸にかけて景勝地が所々に点在し、ハイキングを楽しみながら海岸沿いを歩く散策路が延びています。

今回愛犬の誕生日を控えた2月後半に伊豆高原駅近くの駐車場に車を停め、歩いて海岸沿いを散策してみました。

海岸沿いで見られるのは、幻の滝とも言われる対島(たじま)の滝、天然のプール大淀・小淀、そして最後に橋立(はしだて)吊橋を渡り、八幡野漁港を見てから戻りました。

この記事に登場する愛犬

 蕾 ♀(キャバリア×ビーグルのmix犬)

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伊豆高原から城ヶ崎海岸の散策路

城ヶ崎、川沿いの散策路

伊豆高原から伊豆急富戸にかけての海岸線は、天城山系の溶岩が形成した断崖絶壁地帯になっています。

この断崖絶壁の景勝地を眺めながら散策できるのがピクニカルコースと自然研究路コース。
この二つの散策路は続いていて、総距離15kmにも及びます。

ピクニカルコースの中で一番有名なのは、門脇吊橋で迫力ある波飛沫と吊り橋から見える景観を目当てに多くの観光客が訪れています。

城ヶ崎自然研究路コースにも同じような吊り橋が架けられていますが、こちらは門脇吊橋へ訪れる観光客の10分の1程度しか人がいませんので、ゆっくりと景観を楽しみながら渡ることができます。

伊豆高原駅からスタート幻の滝「対島の滝」へ

城ヶ崎、川沿いの散策路

城ヶ崎、川沿いの散策路

私は風邪をこじらしてしまい2週間以上寝込んでしましました。

夜になるとまた高熱が出るのでインフルエンザかと思い病院へ行って来ましたが、インフルエンザではなく今はやりの風邪だったのですが、薬を飲んでもなかなか完治せず昼間は熱が下がっても夜になると再び38度以上の熱に悩まされました。

やっと回復に向かい起きていられるようになったのが愛犬の誕生日を迎える数日前。

城ヶ崎自然研究路コース

城ヶ崎自然研究路コース

体調が悪かったため、愛犬の散歩も殆どできなかったので気分転換とストレス発散を兼ね、帰りには温泉に入って芯から温まることを目的に、城ヶ崎自然研究路コースの一部を歩いてきました。

伊豆高原駅のそばには観光客用の無料駐車場があるのでそこへ車を停め、道路を渡った先から海岸まで延びる川沿いの散策路を愛犬を伴い歩いて行きます。

川沿いの散策路の片側は川が流れ、逆側には奥深い林が続く散策路になっていて、地元の方々の散歩道としても使われているようです。

城ヶ崎自然研究路コース

城ヶ崎自然研究路コース

伊豆高原駅から海岸まで続く川沿いの散策路は、15分ほど歩くと切り立った海岸沿いに伸びる城ヶ崎自然研究路コースに到着し、左右の分かれ道になっています。

愛犬は2週間ほど私が寝込んでしまったため、十分な散歩をしてあげられなかったことで到着早々うれしさの余り小躍りしながら歩いていました。

時折私を見上げる笑顔が何よりも私にとっては宝物。

この場所から直ぐの所にある景勝地が幻の滝・対馬の滝。

対島の滝

対島の滝

幻の滝と言われる理由は、伊豆高原駅から海岸まで川沿いを歩いてきた対島川が、滝となって大海原に流れ落ちるのですが、川の水量が少ないと滝が現れないことから幻の滝と言われています。

逆に、大雨の降った翌日には豪快に流れ落ちる滝が臨めます。

この幻の滝を間近で見られるように造られた対島の滝展望台があり、大海原と右側には海へ注ぐ滝が見られるようになっています。

対島の滝展望台

対島の滝展望台

私たちが行った時は暫く雨が降っていなかったので、海へ注ぐ水は少なくよく見ないと分からないほどでしたが、断崖絶壁の海岸から吹き上げる風に飛沫となって吹き上げられていました。

それでも水が涸れた状態ではなかったので、水量は少なかったけど幻の滝を見ることができました。

対島の滝展望台

対島の滝展望台

愛犬は高いところが苦手なので、あれほど意気揚々として歩いていたのに、展望台では身を屈めてしまいました。

対島の滝

対島の滝

城ヶ崎海岸 奇勝「大淀・小淀」の不思議な風景

対島の滝展望台から八幡野漁港の方角へ歩いて行くと大淀・小淀へ降りる入り口があります。

海岸沿いの散策路は、松の枯れ葉が敷き詰められた散策路となっていて景観も良く道幅もあるので歩きやすく、愛犬の足も汚れずに散策が楽しめます。

城ヶ崎自然研究路コース

城ヶ崎自然研究路コース

私達が行ったのは2月の後半でしたが、この散策路なら夏でも木陰になるのでわんちゃんのお散歩にも良いかもしれませんね。

城ヶ崎自然研究路コース

城ヶ崎自然研究路コース

大淀・小淀の降り口が有る場所は少し広い広場になっており、水原秋桜子自筆の句碑がありました。

海岸に降りることができる細い坂道と、その先は岩を降るようになっていますが、とても滑りやすい岩肌と急勾配になっているので、ブーツを着用していた愛犬は滑ってしまい危険なため抱っこして海岸まで降りました。

大淀・小淀降り口

大淀・小淀降り口

大淀・小淀降り口

大淀・小淀降り口

大淀・小淀降り口

大淀・小淀降り口

大淀・小淀降り口

大淀・小淀降り口

大淀・小淀降り口

大淀・小淀降り口

海岸まで降り立つと柱状節理でできた岩の上を歩く形になります。

柱状節理とは、溶岩が海に流れ込み急激に冷やされたことによって多角形の柱状になった岩のことで、伊豆の海岸によく見られる独特の亀甲模様をした岩礁地帯。

大淀・小淀は、潮の満ち引きによってできた汐だまりで、天然のプールとして夏にはお魚たちと一緒に泳いだり、磯遊びができる場所になっています。

大淀・小淀

大淀・小淀

大淀の大きさは長さ約20m、一番深いところは3m有るそうです。

蕾の直ぐ後ろから打ち寄せる波の音が気になる様子で、海の方ばかり見ていました。

降りるときには滑って抱っこして貰った愛犬ですが、登るときにはおしりを押さえてあげたら自分で登り切ることができました。

大淀・小淀

大淀・小淀

大淀・小淀

大淀・小淀

大淀・小淀

大淀・小淀

大淀・小淀

大淀・小淀

大淀・小淀

大淀・小淀

大淀・小淀登り道

大淀・小淀登り道

愛犬の苦手な橋立吊橋を渡ってみた

大淀・小淀から更に奥へ歩いて行くと城ヶ崎自然研究路コースの吊り橋、橋立吊橋に到達します。

橋立吊橋

橋立吊橋

橋立吊橋の長さは60m、高さは18mあり、吊り橋の上からは伊豆大島まで見渡すことができる絶景が待ち構えています。

海とは逆側の絶壁では、フリークライミングの練習場になっていて私たちが行った時も数名のクライマー達が、絶壁に挑んでいる姿が見られました。

橋立吊橋から見えるフリークライミング

橋立吊橋から見えるフリークライミング

ピクニカルコースの門脇吊橋は、駐車場からも近いためか多くの観光客で賑わいを見せていますが、こちらの橋立吊橋は観光客も少ないため立ち止まって景色を眺めながらゆっくりと景観を楽しむことができます。

橋立吊橋の風景

橋立吊橋の風景

門脇吊橋よりも少し距離が長いため、その分揺れも大きいですがスリルは味わえます。
とは言え、愛犬は高いところが大の苦手。

大地を歩いているときにはピーンと天を向いていた尻尾も、吊り橋に差し掛かるとしょんぼりと地の方向へ向いてしまいましたが、それでも最後まで歩き通すことができました。

橋立吊

橋立吊

吊り橋から階段を登って少し歩いた所には八幡漁協があります。そこで私達は引き返すことにしました。

城ヶ崎海岸を愛犬と散策まとめ

海岸沿いの散策路はまだ寒いかなと思ったのですが、穏やかに晴れた日だったので寒さ知らずで散策することができました。

愛犬も久しぶりのお出かけと散歩ができたので気分はルンルン。

大嫌いな吊り橋もあったけど、自分の足で渡りきることができたし、サクサクの散策路を歩くのはとても気持ちよかったです。

今度城ヶ崎海岸に行く機会があったら豪快に流れ落ちる滝が見られるときに行ってみたいなと思える幻の滝でした。

この記事の執筆者の愛犬
蕾

キャバリア×ビーグルのミックス犬 ♀

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