愛犬にはいつまででも元気でいてほしいですよね。
犬は言葉を発することができないので、飼い主さんが日々きちんと見てあげ、注意してあげることが必要です。
今回は私の愛犬レオが結膜炎になったときの話です。
私の愛犬は普段は健康的で体調を崩すことも全然ありませんし、病院に行くこともほぼありません。
しかしある日、私の家で飼っている愛犬が目をこすることが多くなりました。
病院に連れていってみようと思っていた翌日には目が痛いと言わんばかりに細く閉じていましたが、どうやら開けることができなかったようです。
病気(結膜炎)に気付いたきっかけや通院した経過、どのような目薬を使ってどのくらいの期間で結膜炎が治ったかをご紹介したいと思います。
愛犬(シーズーとチワワのミックス犬)の結膜炎の予兆!
愛犬の目はきちんとパッチリ開いていますか?
もし愛犬がよく目を擦るようになったり、顔を擦り付けてくるような素振りがあれば、もしかしたら、目に異常があるのかもしれません。
ある晩、愛犬がよく目を擦る姿を見るようになったので、何か目に異常があるのではと思い、翌日病院に行こうと思っていました。
翌日起きると、犬の左目がきちんと開いていませんでした。
その目は、よく擦っていた左目でした。
よく見ると、目も赤くなっていました。目ヤニで開かないのではなく、痛みで目を開けることができないといった様子で、痛そうに左目だけが閉じていました。
もっと早めに連れて行けば良かったと思いながら、私はすぐさまかかりつけの動物病院に愛犬を連れて行きました。
お医者さんは最初に愛犬の体重を測り、日常の生活状況などについて聞き、目に異常のあると思われる左目の眼圧を調べました。
診断結果は結膜炎で、2種類の目薬を処方してくれました。
結膜炎になった原因は私自身心当たりがないので、ハッキリ分かりませんでした。
しかし、犬が何かしらで目を擦ったときに菌が入ることや傷になることがあったり、目の周りの毛も長ければ、それが原因になることもあるそうです。
愛犬(シーズーとチワワのミックス犬)が処方された結膜炎の目薬
処方された2種類の目薬に関して、お医者さんからは1日4~5回挿すように言われました。
その目薬は、クロラムフェミニコーという抗生物質とヒアレインという目の保護をしてくれる目薬でした。
特にクロラムフェミニコーという抗生物質に関しては冷蔵庫で保管するように言われたので、保管には注意しました。
1週間後にもう1度病院にくるように言われていたので、翌週に再び愛犬を病院に連れて行きました。
その時点で、愛犬の目は最初に比べるとだんだん開いてきているように見えましたが、やはりまだ少し違和感があるのか目をこするようなことが少しありました。
翌週の診断でお医者さんから言われたのは、「もう目の傷はないので大丈夫ですが、まだ目をこする様子があるということなので、あと1週間これまでの目薬を続けてまた来週きてください。目薬はもう1種類増やします。」とのことでした。
増えた目薬はステロップというステロイドで、1日1回のみの点眼です。
注意として、「もしも目にまだ傷がある状態でこのステロップを挿すと痛みが生じる可能性があるので、もし痛みを感じていそうであればすぐ病院にきてください。」と言われました。
幸運なことにステロップという目薬を挿しても、もう目に傷はないようで痛がる様子はありませんでした。
またクロラムフェミニコーという抗生物質は目の傷を治すのに必要ですが、それと同時にヒアレインという目薬は目の保護をしてくれる重要な役割を果たすので、もっと重要だとお医者さんが言っていました。
お風呂に入れる前などに挿してあげることで目を保護してくれるので、菌の侵入を防ぎ効果的だそうです。
愛犬(シーズーとチワワのミックス犬)の結膜炎の治療経過
結膜炎の程度にもよりますが、今回の愛犬の結膜炎はおそらく軽度だったと思います。
1週間でほとんど治っているように見え、2週間後に病院に行った時には完治していたようです。
なので病院に通ったのは合計3回だけで、処方された目薬は合計3種類でした。
ただこれは結膜炎の程度にもよると思うので、もっと重度の結膜炎であれば、もっと多くの目薬が処方されるかもしれませんし、治るのももう少し時間がかかると思います。
今回の愛犬の結膜炎の程度は不幸中の幸いだったと思います。
愛犬の異変には早く気づいてあげて!
犬は言葉を発することができないので痛くても痛いと言えませんし、自分で病院に行くこともできません。
なので飼い主さんの観察力はとても重要になってきます。
目の結膜炎は、毛がよく伸びる犬であれば髪の毛が目に入って結膜炎を引き起こす可能性もあります。
ですので、目の周りの毛は清潔に、短かさを保ってあげることが必要です。
どのような状況でも早めに治す手立てとして、やはり飼い主が愛犬の異変に早く気付いてあげることがとても重要だと思います。
似た症状でも別の病気という可能性もありますので、愛犬の様子がおかしいなと思ったら必ず獣医師に相談しましょう。