夜のテントサイトで!?
あちこち見て回っていたら、あっという間に日没です。時計を見るとまだ午後18時前…
ここでは、夜10時位?というほど、辺りはシーンと静まり返っています。
今晩は、焚火台を利用して海鮮焼きをすることにしました。パパに、地元の海の幸を扱う鮮魚屋丸義さんまで、お買い物して来てもらうことにしました。
その間、私は火起こし等、下ごしらえの準備に取り掛かります。ワンコ達は、あたしたちにも何か美味しいの食べさせてくれるのかしら?張りの瞳で私を凝視しています!
炭の状態も良し!と言うことで、まず初めに、しいたけとネギを焼いてみました。新品の網に最初だけでも慎重にならざるを得ません!(笑)。
パパが買ってきてくれた牡蠣。大きい!!!大ハマグリが小さく見える。そして、サザエの存在が意外と薄い…。
この他には、この地域で有名な5色貝を薦められて初めて食べてみました。虹色貝とも呼ばれるそうです。見た目はカラフル、小さなホタテのような形をしています。中の形状もホタテ貝のようでした。
食べてみた感じは、全体的にホタテよりギュッと身が詰まった感じで、肉厚と言えば、そうなるのかもしれませんが、ホタテより硬め、味は濃厚でした。
後で調べてみたところ、イタヤガイ目イタヤガイ科の檜扇貝(ひおうぎ貝)と言って、房総半島から南の沿岸に生息する貝なのだとか。ホタテ貝も同じイタヤガイ科なので、そのお味に納得です。
こちらは、スノーピークのアルミクッカーセットを早速使わせて頂いて、地元のアサリと長ネギでパエリア風に仕上げました。アサリがドッサリ!!しかもアサリの粒が大きい!
このお鍋は肉厚で火の通りも早く、中々良い感じです!ハンドルを外して両手鍋として使うことも出来るところGOODです。
日中日が差していると、Tシャツ1枚で汗ばむと感じていましたが、日が落ちると、結構冷え込んできます。
一日目の夜、ここで過ごすのに、薄手のコートが欲しくなりました。そして夜中から明け方まで、雨が降って寒さは増しました。ちなみに二日目の夜には強風が吹き荒れました。
そんな時の為のインナーテントは、その威力を発揮していたように思います。おかげで、ここでの夜を快適に過ごすことが出来ました。
ワンコ達の意識はほぼ撃沈で、うんともすんとも言わず、トロトロのまま、ウトウトしています。
1日目は燃やす?いえ、焼き物の食材が多く、あまり気づきませんでしたが、2日目の夜のこと、パパは得意げに1人で薪を燃やしていました。
しかも予備の薪まで用意してるではないですか!いつの間に!?
私は遠目から見ているだけでしたが、辺りは真っ暗、ジッと火を見つめ、ひたすら薪をくべる番をしているその姿は、護摩焚き修行僧にしか見えませんでした。
何か燃やしてしまいたい出来事でもあったのでしょうか?(笑)
朝には、何事もなかったかのように、ホットサンド作りに勤しむ何時ものパパでした。ホッ。
志摩オートキャンプ場のまとめ
志摩周辺には、観光スポットがたくさんあって、この志摩オートキャンプ場のすぐ手前には、海女文化資料館があります。
そして、目の前に海女小屋が建っています。こちらで、本物の海女さんを目の前に、海女漁や海のお話を聞きながら、新鮮な海鮮料理のお食事が出来るんです。
海女小屋体験施設「さと海庵」というお食事処です。
私は、以前テレビの放送番組でこの海女小屋の事をチラリと見かけたことがありました。その時、一体、伊勢志摩のどこで海女体験できるのだろうかと、勘違いしていたことがあったのですが、ここだったのか!って思いました。
数年前、当時伊勢に泊まりに来ていた私たち、その宿泊先のホテルから、その放送を観ていたパパが、海女をしてみたいから、ここへ行きたいと、私に呟いた事を記憶していたのが発端です。
そして、海女さん姿のパパをを撮影してあげようとした私でしたが、海女が出来る訳じゃないんだ!という結末を思い出しました。でも、次の瞬間私は笑ってしまいました。
なぜなら、海女さん体験してみたい!とパパが私に向かって、素で同じことを呟いたからです。もしも~し、海女さん体験ではなく、海女さんとのお食事ができる体験なのですが…
パパは未だ全く分かっていない…当時の自分の事も覚えて居ない…もしや宇宙人か?(笑)
今回、キャンプ場では、突っ込み処満載のパパの活躍ぶりが発揮されて、ワンコ達の活躍は影を潜めてしまった感がありました。
しかし実は、見えない時間帯にお茶目っぷりを発揮していました。晩秋の夜長に、意外にも明け方早々は真っ暗で、そういう時には撮影が出来ず残念です。
志摩オートキャンプ場のまとめ本番
今回のキャンプ体験を通して、お伝えしたいことは、まだまだ沢山ありますが、スノーピークの手ぶらでCAMPは、お財布が許す限り、愛犬と楽しむのみ価値あるのプランで、お薦めだと思いました。
実は、私たちが購入検討をしているキャンプ用品は、概算でそれなりの価格がします。
そして、それなりの品物は、購入後の保守点検や、お手入れ、清掃メンテナンスをきちんとしてあげることで、長持ちすることが多いです。
この機会は、自分たちで大切に扱えるかどうか、必要かどうかを見極める材料として、とても有効でした。
ちなみに、1泊では物足りないだろうと言うことで、予め想定しての2泊にしました。ところが、2泊でも足りず、すぐに終わってしまった感じです。
最低3泊は欲しいかな。そして、もう少しキャンプの体験を通して、検討する時間が欲しいところでした。
また、テントや装備品の使い勝手や良さは、天候の変化がある程、実感やリアルに必要とする物のイメージがしやすいと思いました。
最終日の前夜、キャンプ場のスタッフの方から、スノーピーク「手ぶらでCAMP」初体験の記念品を頂きました。細やかなお心遣いに心から感謝です。
■詳細情報