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愛犬連れ北海道旅行!道北エリアから道央エリア【利尻島】

北海道エリア

利尻富士で有名な利尻島へ上陸。

利尻富士へ登る登山客も多いのか、礼文島を訪れている観光客よりも賑わっていました。

そして利尻島の方が礼文島よりも街中にお土産屋さんや食事処も多く、数は少ないけど観光地にはお土産屋さんがあります。

私達も利尻富士に登ってみたかったけど、愛犬を伴って登るのは無理があるため今回は諦め、海岸沿いを中心に観光してきました。

この記事に登場する愛犬

 蕾 ♀(キャバリア×ビーグルのmix犬)

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利尻島と礼文島の違いについて

礼文島の主な観光地を歩いてきて、利尻島の観光地を歩き気がついたのですが、礼文島と利尻島では大きな違いがあります。

礼文島の地形は南北に長細く島の面積は81.33 km²、利尻島は丸い形をした島で面積は182.11km²あるので倍以上の大きさがあります。

細長い形をした礼文島は島全体的に高低差があり、特に西側は偏西風を受け断崖絶壁の地形になったと言われています。

逆に利尻島の真ん中には標高1,721mの利尻富士がそびえていますが、それ以外の土地は礼文島と違い平地が多いこと。

そのため育つ植物などにも違いがあります。

どちらも高山植物の宝庫ではありますが、固有種が多く見られるのは礼文島。

利尻島はなだらかな地形のため、高木も茂っていますので観光していると全く違った風景が楽しめます。

利尻島での愛犬との朝散歩でハプニング

夕方の便に乗って利尻島に到着。

この日は上陸してそのままキャンプ場へ向かいました。

礼文島には温泉がなかったけど利尻島には温泉があります。

キャンプ場のそばに日帰り入浴できる施設があったのでそちらへ行って温泉を堪能してきました。

北海道には至る所に温泉があるので、北海道へ行ったら温泉巡りも楽しみのひとつ。

利尻島へ上陸して初めて迎えた朝は、夜温泉に入った施設の裏にある公園まで行ってみました。

公園内には広々とした芝生の広場と、その奥には小さなロックガーデンがありコマクサなどの高山植物が咲いていました。

特に珍しいのは白花コマクサ。初めて見ることができて感激。

利尻島ロックガーデンコマクサ

利尻島ロックガーデンコマクサ

利尻島ロックガーデン白花コマクサ

利尻島ロックガーデン白花コマクサ

利尻島ロックガーデン高山植物

利尻島ロックガーデン高山植物

少し散歩させてからキャンプ場に戻ってみると相棒がシュラフを干している姿がありました。

天気が良いから干しているのかと思ったら、どうやら朝方愛犬が相棒のシュラフに潜り込んで粗相をしたらしいのです。

いつもならちゃんと教えるはずなのですが、歩き疲れてしまったのが原因だったかもしれません。
濡れた部分を水洗いして干していたところでした。

利尻島の南側から散策

最初に訪れたのは姫沼。

朝一で訪れたので姫沼にはまだ観光客も訪れていなかったので、木立に囲まれた静かな散策路を歩くことができました。

北海道の夏は意外と暑いのですが、湿度がないので爽やかです。

利尻島姫沼

利尻島姫沼

ひとつひとつの景勝地を廻ることはできませんでしたが、海岸沿いにある野塚岬、観音岩、鬼脇などを眺めながらオタトマリ沼へ到着。

オタトマリ沼は利尻島の中でも人気の観光地になっていて、広い駐車場やお土産屋さんまで並んでいます。

利尻島姫沼

利尻島姫沼

オタトマリ沼は沼浦湿原の一角にあり、利尻最大の湿地帯になっています。

オタトマリ沼の周囲は1.1kmあり、整備された散策路を歩けるようになっています。

アカエゾマツの原生林に囲まれた散策路から、条件が揃えば逆さ利尻富士が見られることから、人気観光地になっています。

私達も木陰になった涼しい散策路を歩いて見ましたが、湖沼の美しさははピカイチでした。

北海道の銘菓「白い恋人」に描かれているのは利尻富士ですが、オタトマリ沼の道を挟んだ所にある沼浦展望台から見た利尻富士がモデルになったそうです。

利尻島オタトマリ沼

利尻島オタトマリ沼

オタトマリ沼から海岸線を西の方角に車を走らせていると、仙法志御崎公園(せんぽうしみさきこうえん)があります。

仙法志御崎公園は最北の海の様子を観察できる公園で、透明度の高い海底にはウニや昆布が漂う姿を見ることができ、運が良ければアザラシを間近で見ることができるそうです。

この地域は利尻富士が噴火したときに流れ出た溶岩によって作り出された奇岩が多く見られ、独特の地形を織りなしています。

仙法志御崎公園のゴツゴツとした奇岩と、真っ青な海の背景には利尻富士がそびえる絶景ポイントになっています。

途中でお弁当を調達していたので、この絶景を眺めながらランチを頂きました。

利尻島仙法志御崎公園のウニ

利尻島仙法志御崎公園のウニ

次に向かったのは利尻島仙法志御崎公園から真逆の位置に当たる夕日ヶ丘展望台。

オタトマリ沼へ行くときには東側の海岸沿いを走って行きましたが、島をぐるりと回り込むように今度は西側の海岸線を走ります。

仙法志御崎公園から5kmほど108号線を北上したところに、利尻富士の雪解け水が30年掛けて湧き出た麗峰湧水の水汲場があるので利尻の名水を汲んできました。

夕日ヶ丘展望台はその名の通り夕日が美しい場所としても人気のスポット。

180度の展望が開け、礼文島、ペシ岬、鴛泊の市街地、利尻富士などが一望できます。

生憎私達が夕日ヶ丘展望台に到着したのが早すぎて、絶景と言われる夕日を見ることはできませんでした。

それでも西を向いても東を向いても北を向いても南を向いてもどこを見ても素晴らしい絶景で、駐車場から長い階段を登ってきた甲斐が有ります。

切り立った断崖絶壁の展望台からは、海鳥たちがせわしなく飛び交う姿も見られました。

利尻島夕日ヶ丘展望台からの眺望

利尻島夕日ヶ丘展望台からの眺望

利尻島夕日ヶ丘展望台からの眺望

利尻島夕日ヶ丘展望台からの眺望

利尻島最終日の観光はペシ岬

5日目の朝、早めにキャンプ場をチェックアウトして向かったのは利尻島最後の観光地巡りとなるぺシ岬。

標高は93mと低く感じるかもしれませんが、鴛泊港の直ぐそばにあるので海抜0mから一気に100m近く登るのですからかなりきついです。

ペシ岬にはふたつの散策路があり、5分ほど登った所には休憩できる鴛泊ペシ岬広場があり、会津藩士の墓碑が立っています。

その先で道は分かれ登りの急な近道と、少し距離はありますが緩やかな道を選ぶことができ、どちらの道へ行ってもペシ岬展望台へと続いています。

愛犬は旅の疲れが出だしたのか、今朝のご飯は半分残してしまいました。

礼文島では起伏のあるハイキングコースを歩き通し、利尻島でもかなりの距離を散策しています。

利尻島ペシ岬

利尻島ペシ岬

ペシ岬はかなりキツい登りになっていて、所々足場の悪いところもあるのでリュックに入れて行くつもりでしたが、またもや拒否。

仕方ないので比較的歩きやすいところは歩かせ、急な登り坂や足場の悪いところは抱っこして展望台まで行って来ました。

利尻島ペシ岬

利尻島ペシ岬

ペシ岬展望台から鷲泊灯台を巡り、名残惜しいけど利尻島ともこれでお別れです。

最後にペシ岬の海岸へ降りて美しい海に感謝し鴛泊港へ向かいました。

利尻島ペシ岬

利尻島ペシ岬

利尻島鴛泊港

利尻島鴛泊港

利尻島鴛泊港

利尻島鴛泊港

愛犬連れ北海道旅行!【利尻島】まとめ

利尻島を2日間掛けて1周し、どこの観光地からも利尻富士がくっきりと見ることができました。

利尻富士を軸に島を1周して見続けた利尻富士の姿は、360度の角度から見てきたことになります。

今回は利尻富士に登ることはできませんでしたが、チャンスがあれば挑戦してみたいです。

利尻島を巡り廻ってきた観光地はどこも素晴らしく、愛犬も本当に良く歩いてくれました。

利尻島最終日の朝は食欲も落ちてしまい、後半は愛犬の健康を考え対策しながら観光していきたいと思います。

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