代官山T-SITE周辺オシャレ犬散歩
代官山T-SITEの中は犬連れにとっても(たぶん)犬にとってもワクワクする素敵な空間です。
しかしむろん周辺散歩も楽しいです。どこをカメラ向けて絵になります。大使館も多くまたハイセンスなセレクトショップばかりです。
代官山がさすがなのはそれだけではありません。時間帯によりますが、街角の至るところでグラビアの撮影やテレビドラマの撮影が行われています。
テレビドラマの撮影は深夜から早朝にかけてが多いとは思いますが、日中でも有名芸能人と普通にすれ違うこともよくあります。
お勧めコースはT-SITEの正面から道路を渡り西郷山公園、菅刈公園へ向かう。(ただしどちらの公園も、犬は芝生内を歩けません)
西郷山公園にはグリーンカフェがあり、やはりテラス席は犬もオッケーです。美しい緑が広がり気持ちがいいです。
オシャレなママさんやベビーシッターさんに連れられた赤ちゃんや小さなお子さんを眺めるのも微笑ましいでしょう。(そしてすごい高そうなベビーカーだらけの光景にびっくりすることでしょう。)
美空ひばり博物館を通り中目黒の方に降りて行く、またはグリーンドッグ店裏路地の方を歩いて行きそのまま恵比寿方面に進む、代官山駅の方面へ進むのも飽きずに歩けます。
ただし週末は駅周辺は非常に混雑します。週末の日中は表通りも避けてなるべく裏の路地を歩き続けるといいでしょう。例えどのルートを行っても小洒落たショップやレストランばかりです。
代官山T-SITE以外の犬が入れる店
代官山には犬同伴で入れる店は各種いろいろあります。そのうちの一つがThe TENT(ザ・テント)です。
メインは大人の女性服を取り扱ったセレクトショップなのですが、犬グッズも販売しており、店の奥は犬のトリミングサロンになっています。
そして代官山といえば外せないのがカフェ・ル・コルドン・ブルー。フランス料理学校コルドン・ブルーに併設された、小さなパリをイメージしたカフェです。
犬はテラス席のみなのですが、こじんまりした道路に面したところなので落ち着いて本格的なお菓子を味わえます。
場所柄フランス人が多いので、本当に愛犬を連れてフランスにいるような擬似体験ができるのも面白いのではないでしょうか。
ところで代官山には元々フランスレストランが数多くあり、他にも犬と入れるフレンチはいくつも営業しています。
しかし特にパピヨンを飼っている人にお勧めしたいのは、一軒家風のフランス料理レストラン、ラブレー。
看板犬がパピヨン二匹なのですが、オーナーのパピヨン愛が強すぎて、彼の二匹の写真集をなんと二冊も出しているほどです。そのうちの『パピヨンと歩こっ! スフレとフランの代官山散歩』はパピヨン飼いには割りとよく知られています。
私が犬連れで、と電話予約を入れた時「無駄吠えや行儀が悪いと退席してもらいますから」とずいぶん高飛車に聞こえる口調であれこれうるさいマナールールを細かく言われました。
ところがいざレストランに到着すると「パピヨン二匹だったんですね」とオーナーは目を輝かし一気にフレンドリーになってくださいました。(笑)
そして前菜、メインディッシュと運んでくれこちらのテーブルに来てくれる度に「パピヨンのこういう歴史知っていますか」「パピヨンの特徴はね」「フランスに行っても向こうで綺麗なパピヨンに全然会わなくてつまらないんです。」等々パピヨン話が止まりません!
挙げ句にはオーナーはすぐ近くのご自宅に一回戻って、飼っておられるパピヨン二匹をレストランに連れて来てくださいました。
電話予約の際にあれほど「大人しくしていられますか」と聞かれたのに。
なのでオーナーの二匹はさぞかしお行儀がいいのかと思いきや、実際蓋を開けるとうちの二匹は全く吠えず、彼の二匹はずっと吠え続けソファー上を飛び回っていたのがちょっと可笑しかったです。
ちなみにオーナーがわざわざフランスまで飛んで買い付けたグラスや食器のセンスもさることながら、こだわりぬいた数々のフランス料理の絶品だこと!
犬店内同伴可の店というのは、たいてい肝心な料理の味が今一つです。しかし代官山というのはさすがで、他の犬オッケーのレストランもまずハズレはありません。
代官山の犬が入れる店
いかがでしたでしょうか。代官山はT-SITEを中心に犬と優雅に楽しめる街です。犬の地位も認められているので、本当に歩き易いです。
私の犬の一匹は歩くのが嫌いなのですが、代官山だけは本当によく歩きます。特にT-SITEが近づくと走ろうとすらします。
さあ、あなたも愛犬もシックな装いをして、優雅に代官山を歩こうじゃありませんか!