愛犬にとっては生まれて初めて見る雪!どんな反応を示すのか私にとっても興味あることでしたが、愛犬にとっては見るのも触れるのも食べてみる感触も、全てに対して初体験となる雪遊び。
夢中になって遊びすぎ、昼食の時には疲れ切って寝てしまいました。
この記事に登場する愛犬
蕾 ♀(キャバリア×ビーグルのmix犬)
草津国際スキー場
草津国際スキー場は草津温泉に隣接した位置にあるスキー場で、その歴史は古く大正時代に開かれ、日本では初となるリフトが設営されたのも草津国際スキー場です。
標高2100mの白根山から、標高1245mの天狗山にかけて開けたスキー場で、最高距離8000mのロングコースや、沢コースなど初級者から上級者まで楽しめるゲレンデが多数有ることやパウダースノーで滑走できることから人気のスキー場になっています。
2018年4月より草津国際スキー場から草津温泉スキー場に名称が変更されました。
グリーンシーズンには初夏に咲く高山植物を観察しながらハイキングが楽しめるコースも充実し、秋には紅葉を奏でながら歩くことができます。
また、天狗山レストハウスの目の前に広がるゲレンデでは、パターゴルフやミニアスレチック、グラススキー、ナインボットなどの体験もでき、わんちゃん連れでも楽しめるドッグランもあります。
草津国際スキー場で愛犬大はしゃぎ!
2日目を迎えた朝、朝食を済ませてから向かったのはペンションから車で15分くらいの所にある草津国際スキー場。
スキー場へ向かう前にスキーをしない両親を湯畑の所で降ろし、草津観光を楽しんで貰うことにしました。
今回私は愛犬に雪遊びをさせる役回りでスキーは断念し、ゲレンデの邪魔にならないところで愛犬と一緒に過ごすことにして、長女と相棒はリフトに乗ってパウダースノーの雪質の中へ向かいました。
私達は娘達が見えなくなるまで見送ったあと、愛犬が雪遊びを楽しめそうな広い場所へ行きロングリードに付け替え、愛犬の行動範囲を広く確保できるようにして愛犬の初雪遊び開始。
早く遊びたくてずっとウズウズしていた愛犬だったので、自由な範囲が広がると愛犬が埋もれるほど積もった雪の中を走り回りロングリードを装着していても、私は愛犬に振り回されっぱなし。
誰も踏み入れていない新雪が積もった雪の中を、まるで野ウサギのように雪原をジャンプしながら奥へ奥へと走って行きます。
雪の中へズボッと頭を突っ込んだり、冷たい雪を味わったり、寝転んでみたりと愛犬の遊びは尽きません。
そんな雪と戯れる愛犬の様子を見ていたリフトを操作している係のおじさんが、愛犬に向かって雪玉を投げてくれました。
それが愛犬のツボにはまったようで雪玉を追いかけ走る走る走る!
運良く雪玉をゲットしたとき、口の中で雪玉がはじけ飛ぶのがたまらなく楽しかったようで、愛犬はおじさんに何度も「雪玉投げて~」とアピールしていましたが、愛犬と一緒になって雪の中を走らなければならない私はクタクタ。
そんなことをして愛犬が雪に夢中になっていたとき、愛犬を呼ぶ娘の声が聞こえてきました。
リフトの上から愛犬の姿を発見し声を掛けてきたのですが、愛犬はどこからお姉ちゃんの声が聞こえてくるのか耳を澄ませ、辺りをキョロキョロ見回していたのですが、結局頭上を通過していた娘を確認することはできず不思議そうな顔をしていました。
愛犬が雪の滑り台とラッセルに挑戦
何度か滑走を楽しんだ娘が愛犬の所に戻ってきて、雪を積み上げて作った滑り台へ連れて行ってくれました。
娘は愛犬を抱っこしててっぺんから滑り出したとたん娘がバランスを崩し雪山から転げ落ちてしまいました。
愛犬は転げ落ちる娘の横について雪山を走って降りる羽目に。それでも雪との格闘は楽しそうにはしゃぎ廻っていました。
娘と遊んでいると相棒も戻ってきて愛犬をお散歩に連れて行ってくれました。
すでに愛犬が遊んでいた広い場所は、愛犬が踏み荒らしてしまっていたので誰も踏み荒らしていない深く積もったふわふわの雪の中へ連れて行って貰い、愛犬は新雪をラッセルしながら満喫。
少し段差のある崖の上に登ったり、その崖から新雪の中へ飛び込んだり少しもじっとしていません。
朝からずっと雪の中に埋もれたり転がったりしながら雪と戯れている愛犬。
雪が冷たくてもものともせずに雪の感触を全身で感じながら、愛犬にとって”最高なひととき”だったようです。
お昼休憩ではポカポカテラスで愛犬爆睡
みんな揃ったところでお昼ご飯を食べることにしてレストハウスの方移動し、テラス席が設けられた日当たりの良いところで食事することにしました。
テラス席には黒いゴム製の敷物が敷いてあったので、太陽の熱を吸収しポカポカ。
私達が食事をしている間、愛犬は遊び疲れたのかテラス席の端っこで良く日の当たる所に寝転がっていると、いつの間にかスヤスヤと深い眠りにつきピクリとも動かず爆睡。
ラッセルは雪をかき分けながら歩くため、普通に歩いているより数倍体力を使います。そんな状況下でずっと遊んでいたのですから疲れはピークに達していたと思います。
そして、いくら楽しくてもやっぱり雪は冷たいので被毛が薄いお腹や肉球などは冷え切っていたかもしれません。
雪の中でずっと張り切って遊んでいたのでお腹も空いているはずですが、空腹よりも睡魔の方が勝ったようで、いつもならおやつちょうだいとせがむ愛犬が食べることより寝ることを優先するなんて余程体力を消耗したのでしょう。
## 旅行最終日は草津温泉湯畑と商店街散策
3日目は楽しかった草津旅行の最終日。初めての雪遊びを満喫し、草津温泉も堪能することができ愛犬にとっても1歳の誕生日を迎えた記念すべき旅行は、とても充実した思い出になった事と思います。
草津を後にする前に湯畑から商店街を通り、西の河原の方まで散歩しながらお土産を買い足湯に入ってから帰路につきました。
愛犬は雪遊びを満喫した日は疲れてしまい、そのまま布団に潜り込んで寝てしまったため、朝風呂に入ってリフレッシュ。
スキーで遊んでいるときや雪遊びをしているときは全然寒いと感じなかったけど、温泉街を散策していたら足の先からジンジンと冷えてきます。
湯畑の脇には無料の足湯があったので、足湯に浸かって暖まってから車に乗り込みました。
草津国際スキー場で愛犬と初雪遊び まとめ
愛犬の誕生日記念を兼ねて出掛けた草津旅行。
ペンションのオーナーさんの優しいおもてなしや、わんちゃんに対する暖かな眼差し、そして美味しい料理と草津温泉を存分に堪能することができ、とても印象深いペンションでもありました。
愛犬にとっては草津国際スキー場で遊んだふわふわの新雪と、雪をかき分けて歩いたラッセル。そして雪玉を何度も投げてくれたリフトのおじさん。その全てが愛犬には楽しい思い出となって心のページに刻まれたことと思います。
朝起こしても起きられなくなるほど遊び疲れてしまったことも、愛犬がそれだけ雪の魅力にはまったと言う事なのだと思います。
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