パピチワの性格
親犬種であるパピヨンは、その優雅な容姿と愛らしさから上流階級の貴族にもてはやされた愛玩犬でもあります。そのため、明るく甘え上手で、積極的に人や他の犬ともコミュニケーションをとることを好みます。
しかし賢いゆえの気位の高さもあり、甘やかしすぎてしまうと、どうしようもなくワガママに振舞ったり、飼い主さん以外の人をまったく受け付けない、などの箱入り娘・息子になりやすい傾向にあります。
同様に、同じ親犬種のチワワも、愛情深く、活発でフレンドリー。用心深く勇敢な一面から、番犬気質を持ち合わせています。
こうした親犬種の性格的な特徴を受け継いだパピチワは、飼い主さんへの信頼が厚くて甘えん坊、フレンドリーで活発な性格です。
その反面、両親犬種の気の強さを受け継いでいるため、甘やかしすぎずにしつけは毅然とした態度で行いましょう。
パピチワはパピヨンよりのタイプは気丈な性格で何事にも前向きになりますし、チワワよりのタイプは、従順で用心深い慎重派が多いようです。
小さな頃から、社会化をしっかりと行い、自立心と自信をつけさせてあげれば、誰とでも仲良く振舞えるお利口なワンちゃんに育ちます。
パピチワはワガママで攻撃的な性格の要素を持ち合わせていることを忘れず、良いことと悪いこと、の区別をしっかりとして甘やかしすぎないことを心掛けましょう。
パピチワのお手入れ
美しい飾り毛を持つことがパピチワの最大の特徴でもあり、魅力でもあります。
パピチワの、やわらかな被毛は毛玉になりやすく、毎日のブラッシングを欠かさないようにしましょう。
長い被毛のお手入れには気を使いますが、そのほかに大変なことはあまりありません。
ブラッシングを嫌がるようになってしまうと、せっかくの毛並みが台無しになってしまうため、毎日のお手入れを嫌がらずにできるように、子犬の頃から道具そのものやブラッシングに慣れるようにしておきましょう。
抜け毛の対策とともに、夏の暑さや冬の寒さなどの体温調節のためにお洋服を着せたりしてお手入れやおしゃれを楽しむことができるのも、パピチワの魅力のひとつでしょう。