暑い夏がやってきました。我が家の愛犬カニンヘン・ダックスフンドのKAIと一緒に、湘南の海でSUP(スタンドアップパドル)スクールに参加してきました。
愛犬も私達も初体験でしたが、一緒にボードで波乗りを楽しめました。その時の様子や海で遊ぶときに注意した方が良い事などを体験談と共にご紹介します。
この記事に登場する愛犬
KAI ♂(カニンヘン・ダックスフンド)
愛犬とSUP(スタンドアップパドル)スクールに参加しようと思った理由
夏は、犬も人も熱中症の危険があり、クーラーが効いた部屋の中に引きこもりがちです。そんな夏でも、愛犬と涼しく楽しく外で遊べたらいいのにと思っていました。
そんな時に、神奈川県茅ヶ崎市にある犬用品やローフードを販売しているお店『DOGGY BRO(ドギーブロ)』さんで、愛犬と一緒に楽しめるSUPスクールのイベントがあることを知りました。
SUP(スタンドアップパドル)とは、サーフボードの上に立ち、パドルを使って漕ぎ、海面をすべっていくウォータースポーツです。
一見難しそうですが、SUP専用のボードを使うので、乗りやすく初めての方でも十分に楽しめますよ、というスタッフさんの後押しで参加を決めました。
■詳細情報
事前にドッグプールで犬かきを練習
海が近いところに住んでいることもあって、愛犬KAIは海が大好きです。海辺に連れて行くと、いつも嬉しそうに走り回り、波打ち際で水遊びを楽しんでいます。でも、海の中に入って、足がつかないところで泳いだことはありませんでした。
海で泳がすことに不安があったので、事前にプールで泳ぎを練習しました。足がつかないところでの練習なので、犬用のライフジャケットは着用しました。
KAIは水を嫌がる様子もなく、上手に犬かきが出来ました。泳いだ後も尻尾を振って楽しそうにしていました。これならきっと海でも泳げるだろうと判断。SUPスクールに参加することにしました。
SUPスクールイベントの詳細と持ち物
DOGGY BROさん主催のSUPスクールイベントの詳細は以下の通りです。
- 参加費はボード1台につき3000円
- 予約制
- 所要時間は60分間
- ボード1台につき、ワンドリンク付き
- 犬用のライフジャケットレンタル有り(無料)犬はライフジャケットを着用しないと参加できません。
- 場所は、神奈川県茅ヶ崎市ヘッドランドビーチ
- 持ち物は、タオル・着替え・身分証明書
(7月1日SUP SCHOOLサップスクール-Blogより抜粋。)
持ち物は、指定されたもの以外に、水に濡れても良い首輪とリード、迷子札、ビーチテント、スポーツドリンクなどの飲料、お水(愛犬用)、保冷グッズ、犬用おやつ、ウンチ袋などを持参しました。
夏の砂浜は、日差しで高温になるため肉球の火傷が心配です。また長時間、強い日差しの下にいると熱中症の危険もあるため、ビーチテントを持参して避難所を作りました。
ビーチテントの中は日陰で涼しいので、海で遊ぶ際には用意した方が良いと思います。また、その他にも保冷グッズなどの暑さ対策は欠かせません。
犬用のライフジャケットも海で遊ぶ際には必需品です。ライフジャケットを着用することで、愛犬の泳ぎを補助してくれます。
SUPスクールスタート!いざ湘南の海へ
SUPスクール当日は、準備運動をするために開始時間よりも早めにビーチに向かいました。午前の早い時間だったので、まだ砂浜は熱くありませんでした。
ビーチテントを設置して、SUPスクールの準備を始めます。愛犬にライフジャケットを着用。私達飼い主も水着とラッシュガードを着ます。
犬も人もしっかり水分補給と準備体操。そして、愛犬を海水に慣らすために、波打ち際で自由に遊ばせます。
水に慣れてきたところで、愛犬を抱っこして、ゆっくり海の中に入って行きます。足がつかないところで、愛犬の身体を支えた状態で犬かきの練習です。KAIはすぐに犬かきを始めました。
しばらく犬かきを練習してから手を離すと、しっかり水面から顔を出して、岸に向かってスイスイと泳いで行きました。
泳ぐことができたので、ご褒美でオヤツをあげます。泳ぐことが嫌いにならないように、しっかり褒めてあげるようにしました。
泳ぎ終わった後も、尻尾を丸めることなく怖がっている様子もありません。海で泳ぐのを怖がるようなら、無理はさせないつもりでしたが、大丈夫そうなのでSUPスクールも予定通り一緒に参加します。
SUPスクールは、1レッスン6組の生徒でした。大型犬から小型犬まで、色んなワンちゃんがいました。
レッスン前に、注意事項などの書面を確認してサインします。その後、ボードとパドルを借りて、DOGGY BROのスタッフさんからSUPの基本的なやり方についてレクチャーを受けます。
陸の上でSUPの基本動作を確認した後に、早速、海に出て実践です。海に入り、愛犬をボードの上に乗せて、その後に飼い主がボードの上に乗ります。
初心者なので立膝をついた状態でボードに乗ります。レクチャーを受けた通り、基本の位置でバランスが取れれば、愛犬と一緒にボードに乗ることは思ったよりも簡単でした。
ボードの上で立ち上がろうとすると、初心者なのでバランスを崩して海の中に落ちてしまいます。一緒にいる愛犬もボードから落ちてしまうので、立ち上がることはやめて、立膝をついた状態でSUPを楽しみました。
波があまり無いエリアだったので、シーカヤックのような感覚で楽しめました。KAIは、泳ぐよりも揺れるボードの上にいる方が怖いようで、最初は飼い主の側で固まっていました。
でも、だんだんと慣れていくと、側に飼い主もいるので落ち着いてお座りできるようになりました。
飼い主も愛犬もお互いにバランスが取れてくると、パドルで漕いで海面をスムーズに移動できるようになりました。
20分ほどSUPを楽しみ、ビーチに戻ってきました。
SUPは初めてでしたが、立膝をついた状態ならボードに簡単に乗れて、愛犬と一緒に楽しむことができました。波がある中、行きたい方向に進むことやボードの上で立ち上がることは難しかったですが、愛犬も飼い主も良い経験が出来ました。また機会があればやってみたいと思いました。
愛犬の目が開かない!
SUPを楽しんだ翌朝、愛犬の右目が開かなくなっていました。見ると右目が充血していました。慌てて動物病院に連れていくと、眼球に小さな傷がついていて、それが原因だろうとの診断。砂やゴミが目に入って傷ができたのだと思われます。
目にできた傷は、すぐに治療できたので2〜3日で良くなりました。熱中症や砂浜での火傷には気をつけていましたが、目に砂やゴミが入り、眼球に傷ができてしまうことまでは想定していませんでした。
SUPスクール後のビーチで、すぐに愛犬を水洗いして、帰宅後にシャンプーをしました。それでもこの目の傷は防げませんでした。海水から出た直後や砂が顔についた時など、こまめに真水で洗い流して、拭いてあげるべきでした。
愛犬と一緒のSUPスクール体験 まとめ
SUP(スタンドアップパドル)は、初体験でも愛犬と一緒に楽しめました。泳いだり水遊びしたり、アクティブに過ごすことが大好きな愛犬と飼い主さんには、おすすめのウォータースポーツです。
ただ、熱中症や、砂浜で火傷や怪我、事故に合わないように、飼い主が注意してあげる事が大事だと思いました。安全に楽しく夏の思い出を作っていきたいです。
■詳細情報