両親から栃木県足利市にある「あしかがフラワーパーク」に連れて行って欲しいと依頼が来たので、早速調べてみました。
藤の花で有名なあしかがフラワーパークは、全国から観光客が訪れる人気のスポット。
フラワーパークの中にわんちゃんは入れないため、預けて見学するしか方法がないため、私達は両親が藤の花を見学している間、近くにある県南大規模公園へ愛犬を連れ出して散策することにしました。
この記事に登場する愛犬
蕾(キャバリア×ビーグルのmix犬。女の子)
あしかがフラワーパークまでの道のり
あしかがフラワーパークの藤の花は、うすべに藤、むらさき藤、長藤、八重の藤、白藤、きばな藤など350本の藤がおよそ1ヶ月間咲き誇り、600畳にも及ぶ大藤棚や藤のトンネルなどが楽しめます。
あしかがフラワーパークに出掛けたのは藤の花が一番見頃になる4月下旬。
テレビでも何度か紹介されたこともある日本一の藤の花が見られると言うことで、佐野藤岡インターチェンジからあしかがフラワーパークまで大渋滞。
朝早く出発したにもかかわらず既に規制が行われていて思うように前へ進めません。
歩いているのと同じような速度で、インターチェンジからあしかがフラワーパークの臨時駐車場までずっと渋滞していました。
農道のような細くて埃の舞う道なので、私達は両親を降ろしたいだけなのですが身動きが取れず、愛犬ともどもただじっと並んで待つしか方法がありませんでした。
やっと畑や田んぼにコンパネを敷いたようなあしかがフラワーパーク臨時駐車場に車を停めて、私が両親に付き添いあしかがフラワーパークの入り口まで誘導して、「じゃあ2時間後に連絡するから」と伝え、車に戻って駐車場を後にし、長い渋滞ができている農道を回り込むようにやっと公道に出ることができました。
先ほど降りた佐野藤岡インターチェンジを少し過ぎた場所に県南大規模公園があるので、同じ道を戻ると今度は、インターチェンジ付近から佐野アウトレットモールに入る車が渋滞しています。
その距離はあしかがフラワーパークへ向かう渋滞のように凄まじい物ではなかったので20分ほどで通過できましたが、渋滞していなければあしかがフラワーパークから県南大規模公園まで10分ほどでたどり着ける計算だったので大分誤算が出てしまいました。
県南大規模公園は足早に散策
県南大規模公園の駐車場に車を停めて園内の案内図を確認し、頂上まで登る最短のコースを選びわんちゃんと出発。
もう少し余裕があればちょうどお花が咲いている時期でもあったので、ゆっくり色々な散策コースを愛犬と歩いてみたかったのですが、渋滞続きで残された猶予時間はわずか。
県南大規模公園はみかも山ひとつ分が公園になった広いところなので、カタクリの咲く斜面などを見ながらわんちゃん連れでハイキングが楽しめます。県南大規模公園にはハイキングコースもたくさんあるので、1日たっぷりと過ごすことができそうな公園でした。
私達は時間が無かったので、愛犬を引き連れとにかく最短ルートから頂上に向かって殆ど脇目もふれず歩きました。最短ルートは階段が多くコースの9割ほどが階段になっています。
汗を拭いてやっと頂上のベンチに腰を下ろしたときに、母から電話があり「もう見たから迎えに来て欲しい」と。
愛犬に水を飲ませて直ぐに下山の用意です。
まだ息も整わないうちに走るようにして下山し、県南大規模公園から両親が待つあしかがフラワーパークへ向かいました。
渋滞と約束していたよりも早い電話で、私達は「いったい何しにこの県南大規模公園へ来たんだろう?」と思ってしまうような慌ただしい愛犬との散策になってしまいましたが、これも両親と一緒だと仕方の無いことでもあります。
県南大規模公園からあしかがフラワーパークへ向かう道は、私達が並んだ時よりも更に渋滞していて、このまま一緒に並んでいたらいつたどり着くのか見当が付かなかったので、あしかがフラワーパークから一旦離れて逆側から細い道に入り、少し離れたところに車を停め、私があしかがフラワーパーク入り口まで走って両親を迎えに行きました。
今回の早業には、愛犬との散歩を楽しむと言うより私の太ももの筋肉は悲鳴を上げ、ピクピクしてしまいましたが、何とか両親の希望を叶えてあげられたので良かったです。 欲を言えばあと1時間くらい余裕が有れば、愛犬との散策も充実したかなと言うのが本音ですが。
愛犬連れで那須高原マウントジーンズの水仙まつりへ
あしかがフラワーパークへ行くにはもう一つ条件が有って、日帰りだと疲れてしまうから1泊で行きたいとのことでした。
あしかがフラワーパークの近くで宿を探したのですが、ペットも泊まれる宿が見つからず、結局那須塩原まで北上することになりました。
那須にはわんちゃんと泊まれる会員制のホテルもあるのですが、この話が出たときが遅く、既に会員制のホテルには空きがなかったため、一般の宿を探してみたら塩原の宿に空きがあったのでそちらでお世話になりました。
宿の記事は別に紹介したいと思いますので、宿泊して次の朝に愛犬連れで向かった那須高原マウントジーンズの水仙まつりを先に紹介します。
那須高原マウントジーンズは、那須高原のスキー場にあり毎年この時期には水仙まつりが行われているのですが、この年は例年よりも気温が低かったことと、つい先日雪が降ったことなどが重なって那須高原マウントジーンズ内のゲレンデいっぱいに咲くはずの水仙は、まだほんの一部しか咲いていませんでした。
那須高原マウントジーンズでは水仙が満開の時にはリフトも稼働し、空中散歩しながら水仙の花を奏でることができたはずなのですが、自然界のことなので仕方ないです。
通常なら那須高原マウントジーンズに入るには入場料も掛かるのですが、まだ水仙も咲いていなかったので無料で散策できました。
それでも愛犬は、那須高原スキー場のゲレンデを散歩することができて大満足です。 同じ栃木でも、フラワーパークでは藤の花が満開でしたが、山の上にある那須高原スキー場では、まだ水仙の花すら咲いていない状態。
山の上の春はもう少し先になりそうです。
まとめ
慌ただしい1日目でしたが、愛犬もきつかった県南大規模公園の階段を頑張って登り切り、頂上を目指すことができたので、愛犬的にはお散歩も十分楽しめたと思います。
県南大規模公園のある佐野辺りだとハイキングしていたら汗をかきましたが、那須高原ではひんやりと冷たい空気が漂っていました。
水仙がゲレンデいっぱいに咲いたら綺麗だろうなと思い、それは幻の光景になってしまいましたが、愛犬は元気いっぱいに那須マウントジーンズのゲレンデ散策を楽しんでくれたのでそれが救いでした。
周辺でペット可プランのある宿