カイ(ヨークシャーテリア)とのエピソード
わが家のヨークシャーテリア カイのエピソードをご紹介します。
カイを飼い始めるまで、小型犬、それもヨークシャーテリアというのはキャンキャン鳴き、小さくても凶暴というイメージでした。しかし、現在は小型犬って実は犬じゃなくて猫なのではと疑っています。
座布団の上や膝の上で丸くなる、というのは、まあ小さくてスペースに収まるから犬でも有かなと思います。大きい犬でも丸くなって眠ることはありますし。しかし、犬なのにコタツに入るのはちょっと違うんじゃないかと。
いくら外に雪がちらついている天気でも、犬は『喜び庭かけまわる』ものじゃないんでしょうか? 室内飼いですけど。しかし、もぞもぞとコタツの中に頭を突っ込んで、おしりふりふりしながら入っていくのは、可愛いです。
行動がコタツ猫でもやっぱり犬だなあと思うのは、コタツの中に他の犬や人間の足が入ってくると縄張りを主張するところ。ワンワン吠えて怒りますが、たいていは諦めて外に出てきます。夜、寝る時も犬用ベッドはあるのですが、冬は布団の中に潜り込んできます。湯たんぽ代わりになって暖かいので嬉しいことは嬉しいですが、これ猫の行動だよね、と。
カイは最初の飼い主と別れて家に来ているので、また捨てられるんじゃないかと怖がっているのかもしれないとも思います。家に来たばかりの頃はやせていてガリガリだし、緊張してなのかおもらしも多かったので、おむつをさせていた時もあります。
当時は部屋の隅でしょんぼりしていることが多かったです。
今はたくさん食べて、がっしりした体になりましたし、毎日元気に走り回っています。よその家に連れて行っても、平気で家中走り回り、すいません、すいませんと頭を下げたことも。
でも、カイは寂しがり屋で人にくっつきたがり。お昼寝する時も、部屋に誰かがいれば、犬用ベッドに行かず、膝の上に乗ってきたり、どこかがくっついていられたりするようにして寝ます。ですから、布団に入ってくるのも、ただ暖を求めてではなく、人にくっついていたくて入ってくるのかもしれません。