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愛犬と本州最南端「潮岬」周遊/和歌山県串本町

関西エリア

紀の国和歌山は世界遺産である熊野古道や、南高梅、みかんの産地として有名ですが今回は春爛漫の4月下旬、本州の最南端に位置する『串本町潮岬』を中心に、橋でつながっている離島『大島』を電動自転車で愛犬と一緒に周遊しました。

潮岬は台風の通り道として、ニュースでもよく中継されていますよね。天気の良い日は碧い海が果てしなく広がり、太平洋が一望出来て地球が丸い事を実感します。

この記事に登場する愛犬

 マメぞう(ロングコートチワワ。男の子)

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和歌山県へのアクセス方法、串本町の行き方

大阪方面からですと、新大阪からJRきのくに線の特急くろしおで約2時間40分。名古屋方面からはJR紀勢本線にて約2時間。東京からですと羽田空港から南紀白浜空港まで飛行機で約1時間、そこからJR南紀白浜駅までタクシーかバスで移動し、特急くろしおで約30分くらいで串本駅に到着します。高速道路も途中まで開通しましたので、車での移動も楽になりました。

自分達はいつも羽田空港から飛行機で南紀白浜コースか、東京駅から新大阪まで新幹線コースのどちらかですが、時間をかけて車やフェリーで行った事もあります。

本州最南端の町「串本」に愛犬と到着

愛犬とともに串本駅に到着しました。すぐ隣にある観光協会の窓口(営業時間9時〜17時)で電動自転車を借ります。料金は3時間1500円営業時間内で一日2000円となり、もし近くで一泊するなら24時間3000円とお得に借りる事が出来ますし、指定の駅や観光スポットで充電や乗り捨ても可能です。詳しくは串本町観光協会のホームページURLをご覧下さい。

自転車ですと、ゆっくり景色やスポットを見て周れ、車では通り過ぎてしまうような場所も気軽に立ち寄れます。肌で、その季節の風や空気を感じて走るのは気持ちいいですよ。

串本の海沿いの道を愛犬を連れてサイクリング

串本駅から海までは目と鼻の先です。自転車の前カゴにマメぞうを乗せて、海沿いをサイクリング。愛犬のマメぞうは普段から自転車は乗り慣れているので、飛び出す事もなくお手の物です。

串本港から向かい側に離島の『大島』と、そこを結ぶ串本大橋が見えます。昔は橋がなく串本と大島を結ぶ巡航船が走っており、民謡の『串本節』でもその様子が歌われています。

串本港には沢山の漁船が停まっており、ここから新鮮な魚が水揚げされます。

こちらの、串本から大島に向かって約850メートルの列をなして、そそり立っているのが観光スポットで有名な『橋杭岩』で、岩の形が橋の杭のに見える事からこの名称がつきました。

道の駅くしもと橋杭岩が隣接しているので、お土産物やお弁当を買って景色を眺めながら愛犬と一緒に食事する事が出来ますし、干潮時には岩の所まで歩いて行って磯遊びが楽しめ、季節によって幻想的なライトアップを見る事も出来ます。

串本大橋を渡って「大島」へ

串本大橋は、車はもちろん自転車や徒歩でも渡れますが、橋自体がクルクルと円を描いていてアップダウンが激しいので電動自転車でも渡るのに覚悟が必要です。

串本大橋の上からの眺め、海底が透けて見える程の透明度です。

大島に上陸し、途中の道の脇に無人販売所が!田舎では所々で無人販売所を見かけます。

途中の展望台からの眺めです。海と山に囲まれているのがよくわかりますね。

大島の先端にある、『樫野埼灯台』に登って太平洋を一望する事が出来ます。ベンチもあるので愛犬と一緒に休憩しましょう。

樫野埼灯台の展望台からの眺め。碧い海が果てしなく広がります。

明治23年、この沖でトルコ船が遭難し、漂着して怪我を負ったトルコ人達を村人が総出で救いました。今ではトルコと串本町は友好関係にあり、大島には『トルコ記念館』も建てられ観光スポットとなっています。
このお話は『海難1890』と言う映画にもなりました。

大島には愛犬と泊まれる施設があり、オートキャンプはもちろんログハウスが通年利用出来ます。

愛犬と目指すは本州最南端「潮岬」

串本町はマグロの養殖が盛んで、日本で初めて養殖に成功した『近大マグロ」は、皆さん聞いた事があるかと思います。近畿大学の研究所も大島にあり、串本や大島の近海に大きな円形状の網が沢山みられ、その中にはマグロが沢山泳いでいます。

さて、大島からまた戻って来て、いよいよ本州の最南端を目指します。潮岬周辺にはコンビニやコレと言ったお店もなく、レストランはペットは入れませんので、途中の『Aコープ紀南VASEO』にてご当地のお弁当を買いました。こちらでは、地元の農産物やお土産物も手に入ります。

マメぞうも水分補給して一息つきます。

潮岬へ行くにも、かなりアップダウンがあるので『出雲』地区の海岸に下りて休憩しました。この付近は道路からすぐ海岸へ下りる事が出来て、透き通った海に貝や小魚達が見られます。磯遊びにはもってこいですね。
遠くに、さっき渡った串本大橋がクルクルと円を描いているのがわかります。

さあ、潮岬に着きましたよ。日本地図でどこだかわかりますか?目印に茶色の杭が打ってありますね。

濃紺で深い海に吸い込まれてしまいそうな、本州最南端潮岬からの景色です。

マメぞうも南端に座ってみました!本人は、そんな事どうでも良さそうですが。

潮岬の原っぱで愛犬とランチタイム

和歌山県でも紀南地方は『さんま寿司』と高菜の葉っぱでご飯を包んだ『めはり寿司』が郷土料理の一つです。

芝生の上にゴロンと座って、ご当地グルメを食べるのは絶品です。

ワンコをリードから放す事は出来ませんが、芝生の上を自由にお散歩させる事が出来ます。愛犬のオトシモノは始末するのをお忘れなく。   シーズン中は敷地の一角でオートキャンプも出来るので、機会があればマメぞうと一緒に、また訪れたいと思っています。

また、毎年1月最後の土曜日には『本州最南端の火祭り』としてイベントがあり、広大な芝生の野焼きが行われます。野焼きする事によって春にまた美しい芝生が生えて来るのです。

潮岬タワーには展望台やレストラン、お土産物売り場がありレンタル電動自転車の充電も出来ます。お弁当を食べながら休憩している間に充電しておくと良いですね。

ぐるりと周って「古座駅」を目指す

自転車の充電も完了したので出発です!ここからは下りで、ちょっと楽になります。

潮岬の灯台です。

下って行く途中に串本町の街並みが一望出来るスポットがあります。

そろそろ陽も暮れて来ましたよ。

串本の町を挟んで橋杭岩のある海岸とは反対側にある、『須賀の浜』は夕焼けがとても美しく、もうしばらくすると海と空が真っ赤に染まります。

マメぞうさん、目がショボショボして来ました。そろそろお疲れの様子です。
串本の町まで出れば、後はわりと平坦な国道42号線を真っすぐだから頑張りましょう!

自転車の返却時間に間に合うように、急いでペダルをこぎました。ノンビリしすぎたせいで時間ギリギリになってしまいましたが、何とか返却予定だった隣町の『古座駅』到着です。 古座川町もまた、色々な観光スポットがありますので、時間があれば足をのばしてみるのも良いですね。

自転車を借りる時に、サイクリングコースや観光スポットが載ったパンフレットがもらえるので、そちらも参考にしてみて下さい。

桜の季節で少し肌寒いかな?と思いましたが、自転車に乗っていると汗ばんで来て春風がちょうど心地良かったです。
1日かけてノンビリ愛犬と一緒にサイクリングするのも、たまにはいいものですね。

この記事の執筆者の愛犬
マメぞう

ロングコートチワワ ♂

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