月の沙漠で知られる御宿に宿の予約を入れたので、御宿までの道のりで通る大多喜城と大多喜県民の森に立ち寄って散策しながら御宿に向かいました。
愛犬も旅の途中で体をほぐしながら、宿泊地までのドライブを楽しみました。
この記事に登場する愛犬
蕾(キャバリア×ビーグルのmix犬。女の子)
大多喜城散策と鹿肉のお裾分け
アクアラインの海ほたるで休憩を挟み、愛犬も車の外へ出て海風を感じながら少しお散歩を楽しみました。交代でお店を見て回り、ホテルでつまめるお菓子やお土産を少し買ったら出発です。
大多喜町は御宿へ行くときにいつも通る道で、大多喜城の案内看板が出ているのは以前から知っていたのですが、今まで立ち寄ったことがなかったので今回は寄ってみることにしました。
ナビに大多喜城と入力して向かったのですが、ナビは大多喜城入り口という看板より先の道右折と示していたのでナビの通り行ってみたら、道に迷ってしまいぐるぐると市街地を迷走。仕方ないので看板があった場所まで戻って、看板の示す方へ曲がったらやっとたどり着きました。そしたら「目的地に到着しました運転お疲れ様でした」と、ナビったら平然と言うんですよね。結局は道も所々変わったりするからか、ナビばかりを信用してはいけないってことなのでしょう。
大多喜城の駐車場は広くて、半分以上空いていました。駐車場から坂を登ったところにそびえる真っ白なお城が大多喜城。
お城自体は小さなお城で、敷地もこぢんまりとしています。
お城というと敷地が広くて天守、本丸、二の丸など有ると思うのですが、大多喜城は、本丸があったとされる跡地に天守閣がそびえ、まるで物語に出てくるような小さくてかわいらしいお城でした。
1521年、真里谷信清によって小田喜城として築城され、のちに小田喜城をもとに築城されたのが大多喜城と考えられているそうです。その後大多喜藩によって改築され、山の麓には城下町も造られましたが、1619年廃藩によりお城も荒廃しました。
幕府からお城の再建を命じられますが、明治3年にお城は取り壊され、現在のお城は1975年に天守の図面を元に再建され、内部は千葉県立総南博物館になっており、刀や調度品、文献などが展示されています。
大多喜城は小高い山の上にあるので、お城の庭から城下町が見渡せます。
また駐車場から続く坂道にはたくさんの桜が植えられているので、春には桜並木を奏でながら散策できるのでロマンチックだと思います。
駐車場に戻ってきたときにはお昼を廻っていたので、駐車場内にあるおそば屋さんで食事をすることにしました。丁度こちらのお店は外にもテーブルがあるので愛犬も一緒に頂くことができます。メニューにはおそばの他に鹿の唐揚げがあり珍しいので注文してみることに。 すると、この唐揚げは殆ど味が付いていない状態で揚げてあり、好みで味を足して食べるようになっていたため、周りの衣を剥がして愛犬にあげたらパクパク美味しそうに丸呑み状態!余程気に入ったのか「もっとちょうだい!」アピールが凄いんです。
とにかく丸呑みしてしまうので、半分に切って2切れほどあげておしまい。
愛犬はもっと食べたそうにずっと見てましたけど、油で揚げてあるのでたくさんはあげられませんがご満悦だったようです。
大多喜県民の森
大多喜城から車で5分くらいの所に大多喜県民の森があるので行ってみることに。
大多喜県民の森には広い芝生の広場や、キャンプ場、森の散策コースなどがあります。
入り口の所に大きな散策コースmapが有ったので、その中から一番短いコースを選び歩いてみることにしました。そのコースは、城下町を見渡すことができる「渓流コース」なのですが、入り口になる場所がどうしても分からなかったので、管理事務所に入って入り口を訪ねると、わざわざ外に出てきて教えてくれました。
渓流コースは、大多喜県民の森から一般道を渡り、少し歩いたところが入り口になっています。どうりで、敷地内をぐるぐる回って探しても見つからないはずです。
散策コースは幾つもあり、その殆どが森の中の散策コースになっていてかなり距離がありますが、この渓流コースは30分ほどで歩ける一番手軽なコース。
山の中の散策コース入り口には「蛇に注意」という立て看板がありました。
渓流コースの入り口付近からは先ほど見学してきた大多喜城が見えます。そして、少し小高い山道が続き、林の中から遠くに城下町、林の下を見下ろすと10m程下には川が流れていましたが、景観が良いとは言えないかもしれません。
コースは先ほど渡った一般道に沿って山の中を歩くようになっていて、かなり起伏があります。
山歩きが大好きな愛犬にとってはとても楽しそうに歩き、落ち葉がクッションの役割を果たしてくれるので肉球にも優しいです。
私たちが大多喜県民の森を訪ねたとき、芝生の所はペット禁止という看板が掲げられていましたが、その他は特にペット禁止とは書いてませんでした。管理事務所の方にも散策コースの入り口を訪ねたとき愛犬も一緒でしたが、何も言われなかったのでその後にペット禁止になったのかと思われますが、現在は、大多喜県民の森敷地内はペット禁止になっています。
大多喜城城下町を少し歩いてみた
大多喜城への入り口を見つけているとき城下町の通りを走っていて、素敵な町だなと思ったので行ってみたのですが、この付近には駐車場がなくコンビニの駐車場に車を停めさせて頂き、少しコンビニで買い物をしてから歩いてみました。
城下町を訪れている観光客もかなりいましたが、この通りは歩道がなく愛犬を連れて歩くにはちょっと恐い道です。素敵な町並みなのでもう少し整備されていれば散策も楽しめたのですが、コンビニの駐車場に車を停めていることも気になり、愛犬を伴い車道の脇を歩いての見学では、ゆっくり見て歩くこともできなかったため少しだけ見学して戻りました。
御宿と大原漁港朝市
御宿のホテルで1泊し、朝は白い砂浜が続く海岸線を愛犬と散歩して、チェックアウトの前に隣町にある大原漁港の朝市へ行ってきました。
御宿の海岸には、月の沙漠像あり夕方に流れるメロディーは「月の沙漠」なんですよ。
砂も真っ白で綺麗な海岸で、いつもサーファーが早朝から波乗りを楽しんでいます。
大原漁港では定期的に朝市が開催されているようで、今回初めて行ってみましたが、こちらでは朝市で買った新鮮な海産物をバーベキューで頂くことができます。
そのことを知らなかったので、朝食は済ませてきてしまったため、伊勢エビのお味噌汁だけ頂きました。次回行くときは朝食抜きで行きたいと思います。
今回は御宿へ行く途中にある大多喜城と大多喜県民の森などを訪ねてみました。
県民の森がペット禁止になってしまったのは残念ですが、また御宿へ訪れるときにはペットも楽しめる観光地を探して行きたいと思います。
周辺でペット可プランのある宿