伊豆半島の中でも一番人気があるエリアはなんと言ってもやはり伊豆高原でしょう。
四季を問わず観光客の多さでもダントツですが、わんちゃん連れの観光客が訪れるのも一番多いと思います。
わんちゃん連れでも一緒に入れる食事処やドッグカフェ、ホテル、施設なども充実しているため、初めて伊豆半島を訪れる方々でも伊豆高原へ行けば間違いなしで楽しめます。
まだ孫が小さかった時なのであまり距離は歩けませんでしたが、城ヶ崎海岸の門脇灯台から吊り橋を渡って城ヶ崎海岸ピクニカルコースを散策してきました。
この記事に登場する愛犬
蕾 ♀(キャバリア×ビーグルのmix犬)
## 伊豆高原のドッグカフェCANDYでランチ
11月中旬、娘と孫を誘ってわんちゃんと一緒に伊豆高原にあるぐらんばる公園にでも連れて行こうかと出発したのですが、なぜかこの日孫の機嫌が悪くぐずりっぱなし。
孫は車にずっと乗っているのが嫌だったらしく、道の駅伊東マリンタウンで休憩して足湯に入ったり、海の中を覗いてお魚の群れを見たりしているとご機嫌でした。
道の駅に到着するまでの間にも、何度も休憩していたため伊豆にたどり着いたのも遅くなってしまい、道の駅を出発したときにはすでに1時を廻っていたため、伊豆高原にあるドッグカフェCANDYに寄って昼食を頂くことにしました。
ドッグカフェCANDYは伊豆高原にとどまらず、伊豆半島全域の中でも一番と言っても過言ではないほど人気のあるドッグカフェです。
ネットでもその人気度は高いですが、伊豆半島にあるペットと一緒に泊まれる宿のオーナーさんなどからも勧められることがあるほど伊豆では知られた存在です。
私も以前からそのことは良く耳にして知ってはいたのですが、いつもタイミングが悪く食事時じゃない時間帯に通過することが多く、寄ってみたいと思いながらも行けなかったドッグカフェ。
今回はお昼時を少し廻ってはいますが、営業時間内なので初めての訪問になります。
ドッグカフェCANDYの有る場所は、城ヶ崎海岸の別荘地の中のため、幹線道路からくねくねといくつかの曲がり角を曲がった先にあり、初めての人は迷子になってしまうことが良くあるらしいです。お店のホームページにも「迷子になりそうな場合は電話ください」と記してあります。私達もナビ通りに行き途中で不安になるような道でしたが、何とか到着。
愛犬を伴いお店に入ると、「今団体さんが帰ったばかりなので、片付ける間庭の方で待っていてください」と庭に案内されました。
庭には子供用のおもちゃがあったので、待っている間孫はおもちゃを借りて遊んでいました。
15分ほど待って店に案内されたのですが、団体さんが来ていたこともあってメニューには品切れが多かったのですが、私はハンバーグを頂きとても美味しかったです。
ドッグカフェCANDYはお料理が美味しいので人気があるのも勿論ですが、オーナーの方がとても気さくな方で伊豆高原の色々な情報を教えてくれます。
そして、ドッグカフェCANDYでは、ペット同伴のお客さん優先なのも嬉しいですね。
美味しいお料理とほっこりする優しい人柄に出会えるドッグカフェだからこそ人気が高いのだと思います。
城ヶ崎海岸ピクニカルコース
時間も遅くなってしまったので行き先を急遽変更し、ドッグカフェCANDYからほど近い城ヶ崎海岸へ行くことにしました。
城ヶ崎海岸ピクニカルコースは、ぼら納屋から伊豆海洋公園まで続く海岸線を歩くことができる散策コースです。
ぼら納屋から伊豆海洋公園の全行程を歩くと約1時間半程掛かります。
城ヶ崎海岸はリアス式海岸になっており、天城山系の溶岩が流れてできた美しい海岸線を描いています。
城ヶ崎海岸の駐車場はぼら納屋の所と門脇灯台の所、伊豆海洋公園の3カ所ありますが、すべて有料になります。
ぼら納屋は、江戸時代から富戸港で行われていたぼら漁の漁師が、網や船の手入れをするときに使っていた建物で、当時の建物がそのまま残され食事処として活用されています。
門脇灯台の少し手前には城ヶ崎海岸ピクニカルコースで最も人気のある高さ23m、長さ48mのスリル満点の吊り橋が架けられています。
愛犬が動けなくなってしまった城ヶ崎海岸の吊り橋
我が家の愛犬蕾は、高いところが苦手。
だから吊り橋などを渡るときには尻尾が下がってテンションはがた落ち。
高所恐怖症には間違いないと思うのですが、蕾の中には何かしら物差しがあるようで、山へ出掛けたときなどは、切り立った崖も平気で登るし、足下から数十メートルストンと落ちた断崖絶壁から身を乗り出して下を見下ろすこともあり、私の方が力が入ってしまうような経験も何度もありました。
ですが、吊り橋のような高いところは全滅です。
でもこの吊り橋を愛犬が怖がる理由は分かります。高いこと、揺れること、視界が開けていることの他に、波が打ち寄せる音が半端なく大きいため、この音が特に苦手だったんだと思います。
愛犬はこの吊り橋を渡るのを異常に嫌がっていたのに対し、孫は橋の上から下をのぞき込んでご機嫌でした。
城ヶ崎海岸ピクニカルコースでは、シャクナゲの咲く時期にはお花見をしながら散策できます。また、砲台跡や城ヶ崎ブルースの歌碑、穴口などの見所も多く、リアス式海岸の岩には、しんのりやひら根、もずがねなど名前の付けられた岩も多く点在しています。
城ヶ崎海岸ピクニカルコースの散策路には、岩や木の根がゴツゴツしているところも多いので、まだ小さな孫が歩くのには歩きにくかったと思いますが、頑張って30分ほど歩いて見ました。
愛犬は吊り橋以外の絶壁なら意外と平静を保つことができ、散策路を歩いているときもにこにこ顔ですが、行ったら戻らなくてはならないのでもう一度だけ頑張って吊り橋を渡ろう。
わんちゃんと行く城ヶ崎海岸ピクニカルコース まとめ
孫がまだ小さいときは孫と愛犬の運動量、運動能力などの差が大きすぎたためなかなか両方が楽しめる場所を捜すのも大変ではありましたが、孫も愛犬も譲り合って仲良く散策を楽しんできました。
今回は急遽行き先変更になってしまい、愛犬の大嫌いな吊り橋まで渡るはめになりましたが、散策路では嬉しそうに歩いて、戻るときの吊り橋は最初に渡ったときよりもましになっていました。
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