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愛犬と一緒に電車でおでかけするときに必要なしつけ♪ 都内おでかけ編

犬のしつけ・トレーニング

街中にはおしゃれなドッグカフェやグッズショップ、愛犬と一緒に楽しめるおでかけスポットがずいぶんと増えました。

普段は、一日中留守番をさせてしまうことを余儀なくしてしまう人も、休日は思い切って愛犬と一緒に電車でかけてみませんか?

愛犬にとっても大好きな飼い主さんと一緒に過ごす休日はうれしいもの。ここでは、主に電車を利用するおでかけに必要なしつけのコツやマナーについて紹介します。

 この記事を書いた人

カジ ノブエ
ドッグトレーニング・インストラクター/スウェーデン式ドッグマッサージ・セラピスト 犬の行動心理に基づく英国式ドッグトレーニングを日本に取り入れた第一人者、松本和幸氏に師事。英国ペットドッグトレーナーズ協会公認、リン・バーバー氏のディプロマ取得。
出張ドッグトレーニング「おりこうワンちゃん」 http://www.orikou-wanchan.com

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電車など公共の乗り物に愛犬を慣れさせよう

普段の公園への散歩と違って電車など公共の交通機関を使うおでかけは、実は犬が苦手なもののオンパレードです。

「電車の音」「踏切の音」は、何キロも遠くから、線路を通して聞こえてくる電車の音は、犬にとってかなりの轟音。

また、駅の構内放送や人の多さなど、犬にとって慣れないことばかりです。最初の印象から苦手意識が定着してしまうと、電車の音はもちろん駅の周辺にも近づけないなど、駅を使う外出そのものが苦手になってしまってはせっかくのお出かけが楽しいものではなくなってしまいます。

お散歩デビューの時のように、初めは短時間で少しずつ慣れるようにしつけていきましょう。電車に乗る時も様子を見ながら、最初は1駅くらいの乗り降りから始め、徐々に愛犬が慣れるようしつけていくのが良いです。

電車に乗せる時には、愛犬へのケアとともに同乗している人々への配慮を忘れずに。吠えてしまった時は、次の駅で下車し、犬が落ち着くまで待ちましょう。

吠えるのを止めさせるためにおやつを与える場合は、吠えている最中に与えてしまうと吠えるとおやつがもらえると誤った認識を学習してしまうため、まずは吠えない状況をつくること。

吠え止んだタイミングでおやつをあげるようにするのがしつけのポイントです。

また、人が体感している以上に犬は暑さに弱いため、キャリーバックの中が暑くないか、風通しや温度調節などに気を付けて、愛犬が過ごしやすい環境を整えてあげることも、電車での移動をスムーズにするために大切なことです。

愛犬と電車に乗る際の飼い主さんのマナー

電車など公共の乗り物はさまざまな人が利用します。すべての人が犬好きとは限りませんが、犬が苦手な人への心配りを行動で示していれば、お互いが気持ちよく同じ空間で過ごすことができますね。

  • 外出前に愛犬のトイレを済ませておきましょう。食事のタイミングも調整し、食べてすぐ乗り物に乗ることの無いようにしてあげましょう。
  • 顔を出したりさせず、キャリーバッグなどの中に愛犬がきちんと収まるようにしましょう。
  • 通勤・帰宅時間帯などのラッシュ時の電車は避け、混雑する車両なども避けるようにしましょう。
  • キュンキュン鳴いたり、吠えてしまったら周囲の人の迷惑になる前に一旦電車から途中下車を。

ドッグカフェに行ってみよう

愛犬同伴での利用がOKな飲食店やカフェはたくさんあります。

けれど、お店によって、キャリーケースから出してはいけない、人の座る座席に乗せない、テラスのみOKなど、犬同伴可能のための約束事やルールがあります。

店舗によって異なるため、事前に確認したり、予約時に犬を連れて行くことを伝えたりしておくと、思わぬトラブルを避けることができます。

レストランなど飲食が主体で犬連れ以外のお客さんが中心のお店の場合、テラスなど一部のエリアの利用が可能、キャリーバックから出さないなどのルールがある場合も多いです。

一方で、犬連れの人をメインにしたドッグカフェなど、ドッグランが併設されていたり、愛犬と並んでソファに座れたり、人と犬とがとても近い距離で過ごすことができるお店もあります。

初めてのドッグカフェデビューは、犬への理解や配慮が充実していて愛犬が過ごしやすそうなところを選ぶとよいでしょう。

ドッグカフェ デビューの前にマスターしておきたい「フセ」のしつけ

食事をしているときや話に夢中になってしまっても、大人しく落ち着いて過ごせるように、愛犬にどんな場所でも「フセ」ができるようにしつけておくとよいでしょう。

「伏せる」動作は服従の意味でもあるため、人の合図で伏せをする、という行為は、犬にとっていつでもどこでも素直にできる姿勢ではありません。家の中ならできるけど、外ではしない、というケースはとても多いです。

だからこそ、体が自然に反応してしまうほどにしっかり定着させて、どんな場所でもで伏せることができようにしつけることが大切です。

「フセ」をしつけること自体はそれほど難しいことではありません。「どこでも、いつでもできる」ということがしつけのポイントなのです。

  1. まずは「オスワリ」をさせます。
  2. 鼻先にトリーツを近づけ、そのままその手をゆっくりと床におろしていきます。アルファベットの「L」の字のようなイメージでトリーツを誘導させます。
  3. 肘とお腹が地面についたら、「フセ」と号令をかけながら、ほめてごほうびをあげましょう。

カフェでは足元で「フセ」をさせる時、お気に入りのマットやタオルなどをひいてあげるとよいでしょう。家でもそれらの上で伏せるように練習、しつけておくと実践的ですね。

知っておきたいドッグカフェでの飼い主さんマナー

犬連れメインのドッグカフェであっても、犬同伴OKのレストランであっても、お互いが気持ちよく過ごすための配慮は大切です。特に、犬同伴以外の一般のお客さんがいる場合は、リードを短く持ち、犬が苦手な人のことも意識してスマートに振舞えるとよいですね。

  • 人が使う食器などに犬が口をつけないようにしつけましょう。
  • リードを外すのは外してもOKな場所だけにしましょう。
  • 他の犬とコミュニケーションをとるのは、お互いにあいさつなどして飼い主さんの了承を得た上で行いましょう。
  • マーキング癖のある愛犬にはマナーベルトの着用も。
  • 飼い主さん同士の話に夢中になりすぎず、愛犬から目を離さないようにしましょう。
  • 排泄物の処理は飼い主さんが責任を持って行いましょう。そのためのビニール袋などのマナーグッズの携帯も忘れずに。
  • ヒート中や皮膚のトラブル、体調が思わしくない時の利用は避けましょう。

いつも一緒、を愛犬が楽しめるしつけを

犬同伴OKの場所が増え、愛犬と一緒に電車などの公共の乗り物で出掛ける機会は多くなりました。人にとっては望ましいことです。

では、愛犬はどうでしょうか?

もちろん、犬にとっても大好きな人と一緒に時間はかけがえのないもの。だからこそ、苦手なことを無くし、どんな場所もストレスの無いようにしつけてあげたいものですね。

都会に生きる犬が、電車やショッピング、外食など都会犬らしく人と一緒にそれらを楽しめるように。無理をさせず、少しずつ、色々なことを経験させてあげましょう。

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※記事執筆時点の情報です。ご利用の際には公式サイト等で最新情報をご確認ください。
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