今回、私たちがご紹介するのは、葉山と秋谷海岸です。この辺りは、波や風が穏やかなことも多く、湘南地域でスタンドアップパドルサーフィン通称=SUPのメッカです。
散歩の風景を含めて、愛犬と海で快適に遊ぶための参考になったら幸いです。
この記事に登場する愛犬
MAO マオ ♀ (トイプードル)
MANA マナ ♂ (トイプードル)
SARA サラ ♀ (トイプードル)
SUPを積んで愛犬と葉山の海へお出かけ!
ハワイが発祥のSUPですが、近年、日本の海や川でも見かけるようになりました。SUPは、スタンドアップ・パドル・サーフィンの略語で、ボードとパドルから成立っています。
私たちは、愛犬と一緒によく海へ出かけます。浜辺を散歩をすることは、もちろんのこと、3頭が大人になった辺りから、一緒に海へ入る機会が増えました。
愛犬とその日の波をチェック!
私たちは、波や風、人の気配をチェックしつつ、よく湘南地域でSUPを楽んでいます。
広い地域の中、特におすすめなのは、鎌倉の材木座、逗子、葉山の長者ヶ崎や、秋谷海岸付近です。愛犬とのんびり過ごすのにGOOD。
この日は、材木座海岸のお散歩からスタートです。そして愛犬と波チェックしました。
またわが家では、愛犬により好みの海岸が違うこともあって、よくポイント移動します。
■詳細情報
愛犬と楽しめる穏やかな海岸を見つけよう!
わが家では、元々一緒にサーフィンをしたかったので、何度となくわが家の愛犬を海へ連れ出し、ロングボードに乗せてトライしました。
ところが、波を被るたびに怖がって、そのうち楽しむ所ではなくなりました。
また愛犬を観察していると、サーフボードに爪が引っかかることもありました。そして、安全面からサーフィンを控えることに。
そこで、ロングボードより浮力のあるSUPにトライしてみたところ、愛犬も楽しめることを発見!!
SUPに使うボードは、比較的大きく安定していますが、愛犬は私たち程体が大きくない為、小さな波に驚くことや、誤ってボードから落ちてしまうこと等も考えられます。
不意を突いた状況に遭ってしまうと、愛犬は状況に適応できなくなり、すると、とっさに慌ててしまうことがあります。
第1ラウンド・交代で順番に海へエントリーしよう
海へエントリーする際は、愛犬のことを常に観察してあげるようにしましょうね。
湘南は遠浅海岸とも呼ばれることもありますが、海の上は地面と違って一定ではありません。
私たちが愛犬をSUPに乗せる場合、犬専用のライフジャケットを着用します。飼い主の任意ですが、わが家では安全面に配慮して、暑い時期でも水遊びする時には着用するようにしています。
また私たちも、極力、ウエットスーツを着用して入水します。まずはママとマオが、仲良くエントリーです。行って来まーす!!
第2ラウンド・海に入る準備はできたかな?
今度は長者ヶ崎へ移動して、愛犬マナが海にエントリーです。
ここは、比較的人が少ないので、安心して愛犬と砂浜で遊べます。トイレもあって、また、海水浴シーズンを除いて駐車場が無料です。(お出かけ前にご確認くださいね。)
お天気の良い日の江の島や伊豆半島の眺望も素晴らしいです。そして、東京・横浜など首都圏近郊からドライブがてら遊びにくる愛犬同伴者に出会うことがよくある場所です。
先ほど、ライフジャケットについて触れましたが、ライフジャケットやウエットスーツには、ある程度の浮力が加って、特に海水では淡水と比べて浮きやすくなります。
また犬専用のライフジャケットは、複数のメーカーから出ている為、価格や大きさにかなり違いがあります。愛犬の体にフィットしたものを選んでね。
わが家では、愛犬がライフジャケットを着用したら、ボディチェックをします。
但し、ライフジャケットは本格的な救命胴衣ではありませんので、完全に浮力を保証することや、溺れる状況から守り切きるとは限りません。
そのため、私たち飼い主自身が、安全への配慮を積極的に取り入れていく姿勢も大切です。
自分たちが泳げること、準備運動をすること、ウエットスーツを着用する、と言った事は大切だと思います。
海は楽しいところだって愛犬も理解できるの?
わが家の愛犬3頭は、小さな頃から水に濡れるのが苦手。無理をして好きになる訳もないので、小型犬は仕方ないという想いで、一緒に海へ入ることを諦めていました。
ところが、波打ち際のお散歩は大好き。たぶん、私たちがマリンスポーツを楽しむことを理解してのことだろうと思います。
そして、車で一緒に出掛けることが楽しいことだって、関連づけられた辺りから、愛犬の行動に変化が見られるようになりました。
しかし現在でも、波をかぶると愛犬はビビリます。そして、愛犬が海へ入りたがっても、飼い主の私たちが判断して諦めることがあります。
それでも、愛犬はどんな遊びに対しても純粋な心で興味を持っていて、大らかです。
海への興味は、SUPそのものが楽しいからと言う人間の都合によるものではなくて、きっと、人に対する信頼から、愛犬が私たちに同調してくれているのだろうと感じるようになりました。
第3ラウンド:お気に入りの海で思い切り遊ぼう
もっと海に入りたいよ~と、パパにおねだりするマナ。私たちは、少し先の立石公園へ移動しました。
実は愛犬マナにとって、秋谷海岸が一番のお気に入りポイント。マナは、海岸を走り回っていました。
私たちが、愛犬と海へSUPに行く期間は、通年大体、7月~11月ぐらいです。
SUPを楽しむようになって3年目ですが、余程のことでもない限り、今ではほとんど愛犬の体がずぶ濡れになることが無くなりました。
但し、波打ち際で暴れるクンになると、足元の根元までずぶ濡れです。汗..。
なので、春先や12月でも日中の気温が上がる時間帯に海に入ることがあります。その場合は、海上がりの愛犬の保温に気を使うようにしています。
特に心臓の鼓動の変化や、胴体が濡れてしまった時には、その変化に注意するようにしています。
陸上トレーニング?パパに何やら教育されてる様子です。何を教わっていたのか興味津々。乗る位置を教わっていたのでしょうか?
それとも、自分の足で確認するように躾られていたのでしょうか(笑)
次は、浅瀬で訓練中のマナ。近年、犬と一緒に参加するSUPの大会イベントもあります。
パパはそれを狙っているのかな?
ここでは、夕日が沈む時間帯にとても美しい景色が見られます。海の上から眺める景色は格別です。今日はその写真をご紹介します。
どんなに穏やかな海であっても、予期せぬことに出逢うことがあるかもしれません。しかし、愛犬と自然を相手に遊んでいると、こんな素敵な体験もできます。
パパが一人で行ってしまった後、マナはずっとパパのことを見ていました。ボク、もっと遊んでほしかったな・・・パパ。
■詳細情報
立石公園でお散歩
着替えを済ませてから、愛犬と一緒に海岸のお隣「立石公園」をお散歩しました。
ここは海岸に突き出ている大きな岩がポイントの公園です。夕方になると沢山の人が集まってきて、ビューポイントでも有名な景勝地。
夏場を除いて、駐車場は24時間空いています。そして、無料。トイレも完備です。
わが家の愛犬サラのように、波が苦手な犬も、楽しみがあります。ここをお散歩すると、気持ちよい空気を堪能することが出来ること請け合いです。
公園の端から下に降りて、突き出ている岩の方へは行くことも出来ます。
そして立石公園の先、道路を挟んだ所に、プリンの老舗マーロウ本店があります。
私たちは、ここのプリンの大ファン。ちょっと寄ってみることにしました。
ピンク色の壁が目を引く建物です。ここはプリンだけではなく、お料理も頂けます。そして、愛犬同伴でもOKなテラス席があります。
ここマーロウ本店の「ワタリガニのトマトクリームスパゲティ」はとてもお薦めです。
ここでも、愛犬マナは元気一杯!私たちを先導してくれました。ママ~ボク、席取っておくからね~!
お店の方も犬好きな店員さんで、とても親切にしてくださいました。
お店のテラス席から愛犬と眺めた夕陽も綺麗でした~。そして、注文したデザートセットも最高です!
今年は気温が高い時期が続いています。犬の毛は意外と早く乾いてくれるので、一安心。
こうして愛犬と、海遊びが出来る楽しみを知ると、次は山遊びもしてみたくなります。
次回は私たち愛犬トリオのどんな冒険が飛び出すかな~、どうぞお楽しみに!!!