「次回は10月の駒沢のわんわんカーニバルで会おうね」。
今年4月の代々木公園わんわんカーニバルで、最後に手を振って別れた犬飼い主たち。
SNSで繋がり普段はお互いの犬写真投稿をチェック。実際に会うのは年に二回のわんわんカーニバルの時だけ。
さて2018年10月13,14日の駒沢オリンピック公園わんわんカーニバル 。
あなたは何人(匹)と再会を果たせましたか。カーニバルそのものを振り返ってみましょう。
この記事に登場する愛犬
耳蔵 ♂ (パピヨン)
銀次郎 ♂ (パピヨン)
愛犬のための代々木公園と駒沢公園のわんわんカーニバル
わんわんカーニバルとは代々木公園で年に1回(4月)、駒沢オリンピック公園(通称駒沢公園)で年に1回(10月に)開催される、飼い主が愛犬と一緒に1日中楽しめ、犬が主役になる都心最大級の犬のお祭りです。
どちらのわんわんカーニバルも、ドッグカフェで愛犬と一緒にお茶をしたり、屋台でランチを食べたりと飲食スペースも充実しています。
またしつけ相談会や動物専門学校の生徒たちによるチャリティー爪切り、プロカメラマンによる愛犬撮影コーナー、そして大部分を占めるショッピングエリアなどもあります。
では代々木公園、駒沢公園と、二つの開催地によってカーニバルの内容は異なるのでしょうか。
最大の違いは駒沢公園わんわんカーニバルの方が空間的に広々とした印象があり、愛犬タイムレース(短距離走)があることです。
代々木公園わんわんカーニバルは公園といっても、NHK側のふれあい広場の所で開催されるのでどうしても会場が狭く、ごみごみした窮屈な印象になってしまいます。
代々木公園版では愛犬タイムレースもないですし、全体的にごみごみした印象です。
ただしステージだけは本格的です。逆に駒沢公園の方のステージは簡易的で狭いです。
そしてやはり代々木公園は場所が渋谷なだけあって、交通アクセスが良くインターナショナルな観光地です。
ぶらりと立ち寄る外国人やカップル、家族連れなど多種多様の顔ぶれが代々木公園わんわんカーニバルの方ではより目につき、もっと華やかな印象になります。
でもやっぱり駒沢公園わんわんカーニバルの解放感が最高かな、という気がします。本当に個人的な感想ですが。
駒沢公園わんわんカーニバルのイベントに犬と参加する
駒沢公園わんわんカーニバルのイベントはおやつ食べ競争、早食い王選手権、マテ王選手権等様々あり、主役の愛犬たちが参加でき楽しめるものがあれこれ用意されています。
うちのパピヨンの耳蔵はおやつ食べ競争では、おやつ睨むだけで一口も口につけず失格…早食いではドッグフードをぺっぺと吐き出して失格。
そして「待て」はよーいスタートの時点ですでにわさわさ動いて失格でした。
アジリティー犬のパピヨンらしく、耳蔵は愛犬タイムレースだけ見事に走りおえました。
レースは小型犬と中型・大型犬とでコースが分かれています。しかし小型犬レースだけでも他の犬を見ていると、それぞれ走り方犬種類特有の違いが表れ勉強になります。
パピヨンは低飛行犬の愛称でも知られており、地面ぎりぎり低く飛ぶように走ります。トイプードルはもっとぴょんぴょん跳ねて走ります。
またレースでは性格や個性も出ます。呆然として全く走れない犬、くるくるその場で回り出す犬、途中で引き返す犬、泣きだしそうな顔になる犬などです。
大型犬レースの方はもう全く迫力が違います!自分が飼っていなくても、大型犬レースは観客として本当に楽しめます。
クイズ大会は飼い主が張り切ります。「英語でも犬鳴き声はわんわんという。イエスかノーか」というような質問がステージ上からマイクの声が響き渡っており、なかなか面白かったです。
駒沢公園わんわんカーニバルで犬グッズを買いだめする
駒沢公園わんわんカーニバルの目玉のひとつはショッピングです。ずらりと犬関連のお店が軒を並べ勢揃いし、なかなかの迫力のある光景です。
普段安くなることがない高級メーカーの犬グッズも若干割引されている上、わんわんカーニバル限定の商品も売られています。マニアにはたまりません。
しかしどの出店されている店舗もスペースは狭いので、押せ押せに近い大混雑状態になります。分かり易く例えれば、まさに年末の浅草 上野アメ横状態です。
傍で見ていると、怯えている小型犬の多いこと! 特に小さな犬ほど怯えていました。周囲の人間もティーカップトイプードルなど踏みそうになりドキドキします。
やはり犬の気持ちと周りへの配慮も考え、犬を抱っこしてあげる方がいいでしょう。
ご夫婦などのペアならば、片方が犬を連れて外で待っているだのした方がいいと思います。
また小型犬の多頭飼いの場合はバギーがあった方がいいかもしれません。とはいえバギーも考えもので、場所を取るので邪魔くさいんですね、周りからすれば。
いろいろ難しいのですが、お互いみんな犬連れ同士。理解し合って全員が気を使って譲り合っていけばいいのかなと思います。
実際激安犬服ワゴンセールを前にすると、目が血走りそんな悠長なことは言っていられませんが。師走のアメ横と一緒の興奮状態にも陥りますので(笑)。