※当サイト内のコンテンツにはプロモーションが含まれています

ミックス犬「ラブラドゥードゥル」の性格、病気、特徴、お手入れの方法は?

犬種

以前は「雑種」と呼ばれていた犬が、今ではかわいいミックス犬として人気です。欧米ではデザイナーズ・ドッグなどと呼ばれ、希少性の高い犬としてブランド化している犬種もあるとか。

特に片方の親犬にプードルを持つミックス犬は、毛が抜けにくいという特徴を生かし、犬アレルギーを持つ人でも飼育できる使役犬としての活躍が本来の作出の目的だったそうですが、その後は愛玩犬としても人気を博しています。

今回はそんな話題のミックス犬の中でも、プードル・ハイブリッドの火付け役ともなった「ラブラドゥードゥル」についてご紹介します。

スポンサーリンク

ラブラドゥードゥルの特徴

ラブラドゥードゥルは、動物アレルギーを持つ人の介助犬として活躍することを目指して、スタンダード・プードルとラブラドール・レトリーバーを交配させて生み出されたミックス犬。1980年代にオーストラリアで作出されたのが始まりです。

オーストラリアでは、このスタンダード・プードルとラブラドール・レトリーバーという親犬種にさらに他の4犬種を交配させ、「オーストラリアン・ラブラドゥードゥル」という犬を作出。保護育成を進めながら、現在でも国際畜犬連盟の犬種としての公認を受けることを目指しているという歴史的な背景があります。

歴史は浅いとはいえ、このラブラドゥードゥルの誕生は、プードルを片親にしたミックス犬が多数生まれるキッカケとなりました。

トイプードルとミニチュア・シュナウザーのミックス犬「シュナプー(シュヌードル)」やトイプードルとコッカー・スパニエルのミックス犬「コッカプー」など、日本でも人気の高いミックス犬は、ラブラドゥードゥルが作られなければ誕生していなかったのです。

そんなラブラドゥードゥルは、聡明で従順な性質とアレルゲンとならない抜け毛の少なさという身体的な特徴を併せ持っていることが最大の特徴です。

しかし、すべての子犬がプードルのように抜け毛が少ない性質を受け継ぐわけではなく、ミックス犬として個体差があることは、他のミックス犬と同様、確実なものではありません。

大きさとしては、スタンダード(体高55cm前後、体重25kg前後)、ミディアム(体高45cm前後、体重15kg前後)、ミニチュア(体高38cm前後、体重10kg前後)、トイ(体高35cm以下、体重7kg以下)の4つのサイズに分けられます。

短めのカールまたはウェーブがかった毛質で、ブラック、シルバー、クリーム、ゴールド、アプリコット、レッド、カフェ、ブラウンなど、バラエティー豊かな毛色があります。

ラブラドゥードゥルの性格

ラブラドゥードゥルは、大変賢く、人に対してフレンドリー。社交的で陽気な性格とともに、時にコミカルでエネルギッシュな一面と、穏やかで物静かな一面とを持ち合わせています。

集中力があるため、トレーニングしやすく、人の感情や求めていることに対する洞察力、理解力にすぐれています。

こうした性格的な特徴は、親犬種であるラブラドール・レトリバーの使役犬としての特性でもあり、社交的でフレンドリーな一面は、プードルの持つ天性の明るさが、とてもうまく融合し、魅力的な性格として受け継がれているといえるでしょう。

こうした性格の良さから、セラピー犬をはじめとしたソーシャルドッグとして活躍することも期待されています。

いずれは何らかの形で愛犬と社会貢献したい、と考えている人におすすめのミックス犬でもあります。

しかし、適切な時期に正しいしつけをして、人と暮らす社会マナーを覚えなければ、いくら性格の良いラブラドゥードゥルとはいえ、天真爛漫で気まぐれ、人の言うことを聞かない自由奔放なワンちゃんに育ってしまいます。

賢いゆえに序列などを意識しやすい傾向があるため、主従関係をしっかりさせることで、より信頼関係を深めることができます。

子犬の頃から信頼関係を築き、きちんとした教育をして、ラブラドゥードゥルの素晴らしい素質を引き出してあげましょう。

ラブラドゥードゥルのお手入れ

ラブラドゥードゥルは、親犬種であるどちらの犬種が色濃く表れるかによって、抜け毛対策が変わります。

プードル寄りであれば、抜け毛はほとんどありませんが毛が伸びるので定期的なカットが必要です。

ラブラドール寄りとなれば、換毛期にはしっかりと毛が抜け落ちますので、ブラッシングは欠かせません。

どちらにしても、毛玉にならないよう日常的にブラッシングを怠らないようにしましょう。愛犬とスキンシップを取りながら、毎日の日課にしてしまえば、一石二鳥です。

垂れた耳の手入れも欠かせません。蒸れてしまったり、汚れが溜まり過ぎてしまうと、炎症をおこしやすくなります。

外耳炎などにならないよう、常に気を付けてあげましょう。

ブラッシング、爪や耳、目などの基本的なお手入れを欠かさなければ、これと言って特に大変なことはありません。

中型~大型のサイズのラブラドゥードゥルは、シャンプーや乾かす作業をしやすくするためにも、子犬の頃からそうしたお手入れに慣らし、暴れず大人しくお手入れを楽しめるようにしつけをしておくと良いでしょう。

気を付けたいラブラドゥードゥルの病気

どちらの親犬種にも共通していえることは、股関節形成不全や膝蓋骨脱臼などの関節系の病気にかかりやすいということです。

足や腰に負担がかからないよう住環境に配慮してあげたいものです。

ラブラドール・レトリーバーは比較的遺伝的な疾患が多く、胃捻転や進行性網膜萎縮、運動誘発性虚脱などがあげられます。

ラブラドゥードゥルは、ミックス犬としての特徴から遺伝性疾患にはかかりにくいと言えますが、親犬種がかかりやすい病気については正しく理解をし、日常的に対策ができるものは気を付けてケアをしてあげましょう。

いつでもご機嫌!広い心に癒されたい

ラブラドゥードゥルの魅力は、万人に愛される性格の良さ。そして、モフモフのクマのぬいぐるみのような容姿。

もしかしたら、人間の恋人よりラブラドゥードゥルのほうがあなたを癒してくれ、心の支えになってくれるかもしれませんよ!

本来は、人の役に立つことを目的に作られたワンちゃんですが、ペットとして家族の一員になったのなら、こちらも負けないくらい温かい愛情で包み込んであげたいですね。

スポンサーリンク
※記事執筆時点の情報です。ご利用の際には公式サイト等で最新情報をご確認ください。
※記事執筆時点の情報です。ご利用の際には公式サイト等で最新情報をご確認ください。
スポンサーリンク
犬種
シェアする
フォローする
woo-wan.com
スポンサーリンク