神奈川県立七沢森林公園から白山までのトレッキングコースがあり、わんちゃん連れで尾根歩きが楽しめる関東ふれあいの道が続いています。
我が家は愛犬とこの尾根歩きを2度楽しんできました。
この記事に登場する愛犬
蕾(キャバリア×ビーグルのmix犬。女の子)
わんちゃんと楽しめる七沢森林公園の紹介
七沢森林公園は、厚木市の市街地から山の方へ入った七沢温泉の近くにある自然を活かした大きな公園です。
七沢森林公園には駐車場も4カ所ほど有り、山の起伏をそのまま利用して造られた公園なので公園内にも坂道や階段が多く、芝生の広場も若干傾斜があります。
七沢森林公園にはおおやま広場、バーベキュー場、ピクニック広場、アスレチック広場、野外ステージ、峠の広場、桜の園、眺めの丘など芝生の広がる広場の他には、尾根の散歩道、眺めの道、里の道、沢の散歩道などがあり、わんちゃん連れでハイキング気分が味わえ、山歩きの楽しさを幼稚園児位のお子さんと一緒に学ぶには丁度良い散策路があります。
お子さんが小学生くらいになり頑張って山歩きができるようになれば、関東ふれあいの道を歩いて見ても楽しめる場所です。
七沢森林公園のバーベキュー場は、予約が必要ですが森に囲まれたサイトは25カ所あり、3月から11月まで利用でき、手ぶらでも食材持ち込みでもどちらでも可能。
七沢森林公園の桜の園には、春になるとソメイヨシノや山桜が咲き、芝生の広場でお花見ができます。
アスレチック広場にはお子さんが遊べるアスレチック遊具があり、隣には芝生の広場もあるのでお弁当持参で行けば1日たっぷりと遊ばせることができます。
おおやま広場は芝生が広がる気持ちの良い斜面で、大山や丹沢の山並みが臨めます。4月から5月にかけて西洋シャクナゲが色とりどりの花を咲かせるので見事です。
七沢森林公園の尾根の散歩道は南北に延びる散策路になっていて、展望台からは天気が良く空気が澄んだ日には、相模湾、新宿、東京スカイツリーまで臨むことができ、尾根歩きは起伏もありますが、通り抜ける風が心地よい散策路。
沢の散歩道は、谷を流れる川沿いをせせらぎを聞きながら散策できる散歩道。
七沢森林公園を管理事務所からおおやま広場、ピクニック広場、尾根の散歩道、眺めの丘、桜の園、沢の散歩道、野外ステージ、管理事務所を歩く一番広域のコースでは約2時間です。
体力やお子さんの状態、わんちゃんの状態などに合わせて散策コースを歩いてみても楽しく、爽やかな風や森林浴を感じながら歩けるので2時間と思っても、あっという間に歩け野鳥のお喋りや沢のせせらぎ、風が通り抜ける木の葉の音、森に棲む昆虫など楽しみ方はたくさんあります。
1回目にわんちゃんと行った七沢森林公園から白山へ続くハイキングコース
最初に愛犬を伴い訪れたのは2月後半の平日。
さすが平日だと七沢森林公園にも家族連れなどは来ていなくて駐車場もガラガラ。
七沢森林公園の真ん中に位置する駐車場に車を停めることができて、この駐車場からは尾根の散歩道に直ぐ出られます。七沢森林公園内を南北に延びる一番長い散歩道を北の方角へ向かって歩くと、途中に展望デッキがあり、横浜のランドマークタワーやベイブリッジ、相模湾に突き出した江ノ島、高層ビル群が建ち並ぶ新宿などが微かに見えました。
わんちゃんと共に展望デッキから更に歩いて行くと森林公園の尾根の散歩道から、白山方面へ伸びる関東ふれあいの道、登山道に入ります。
登山道と言っても本格的な山登りではありませんので、わんちゃんには丁度良い起伏のある散歩が楽しめる程度なので、登山経験の無い人でも「たまには気晴らしに愛犬と登山気分でも味わってリフレッシュしてみようかな」と言う意気込み程度で歩けます。
疲れたり、今日はここまでと思ったら引き返せば良いことで、終着点は自分で決められます。
無理して先へ進んでも疲れてしまったり、帰りには暗くなってしまっては楽しかったはずのハイキングも暗い気持ちになってしまいます。
だから我が家は遅くなっても出掛けられるのは終着点は自分たちで決めているから。
ちなみに関東ふれあいの道の分岐点から白山順礼峠ハイキングコースを利用し、白山までは約2時間。日向薬師までなら1時間半ほどで行かれますが、往復となるとその倍掛かりますので、体力と時間を読んで楽しんでみてください。
森林公園の尾根の散歩道と関東ふれあいの道の分岐点となる峠の広場(巡礼峠)の有る場所は、昔、巡礼のために訪れた老人と若い娘が殺害されるという事件が起こり、村人達がそのことを哀れに思い建てたと言われるお地蔵さんがあります。
関東ふれあいの道から白山へ向かう登山道は幅も広く歩きやすくなっていますが、階段やアップダウンがかなりあり、木の根がむき出しになっていますので、人もわんちゃんも足下に注意して歩いてください。
私たちが行った時には誰ともすれ違うことなく、愛犬は我が物顔で走り回り山の自然を満喫していました。
七沢森林公園おおやま広場で愛犬猛ダッシュ
私達は白山まで残すところ三分の一の距離まで歩いて引き返すことにしました。
実は我が家、前日に千葉でふきのとう狩りに出掛け山歩きをしてきたばかりなので、少々疲れが残っていたので明日から仕事を控え、わんちゃん共々無理しない程度にハイキングを楽しみました。
愛犬も昨日今日と一緒になって山歩きをしているにもかかわらず、七沢森林公園のおおやま広場まで戻ってきたら、目の前に広がる芝生で大好きな枝を咥えて走り回っています。
どれだけ体力があり、どこからそんなパワーが湧いてくるのか飼い主としては走り回る愛犬を眺めながらふとそんなことを考えてしまいました。
七沢森林公園のシンボルとも言える森のかけ橋を渡って駐車場に戻ると、駐車場近くには鹿の群れが現れ、子鹿もいました。
この付近では鹿や猿も出没するそうなので、まだまだ自然がたくさん残る宝庫の山なんでしょうね。
2度目に訪れた七沢森林公園からのハイキング
2度目にわんちゃんと訪れたときも白山までは行かず、七沢森林公園の駐車場から歩いて2k弱のところで引き返しています。
行った時期は1月の3連休の時で、出掛ける前に愛犬のシャンプーを済ませたりしていたので遅くなってしまいました。
尾根道には夏の台風で倒れてしまった倒木や、椿の花が咲いていました。 木々の隙間からは大山も臨めます。
七沢森林公園まで戻ってきたとき、野外ステージのあるところから歩いて駐車場まで一旦戻ったのですが、今回もピクニック広場で愛犬を遊ばせたかったため、もう一度山の方に戻り尾根の散歩道から展望台を経て芝生の広場で爆走させてから帰りました。
結局この日も白山までは歩かなかったものの、わんちゃんと共に七沢森林公園内を結構歩いたので5~6kの距離を歩いたと思います。
愛犬と公共のバスなどに乗ることができればトラバースして、バスで戻ってくれば往復するよりもずっと楽なのですが、ケージに入れればバスに乗れたとしても愛犬の大きさのケージを持って歩く方が大変なためいつも途中で引き返すことになってしまいます。
行き着く回答は、もう少し早くから登り始めれば良いのですけど、いつも七沢森林公園に到着するのがお昼頃になってしまうのを改めるのが一番ベストですよね。
冬の間は心配有りませんが、暖かくなってくるとこの辺りには野生の鹿が出没することからヤマビルを運んできます。特に梅雨時から夏にかけては注意してください。
もしその時期に出掛けるようであれば山に入る前に飼い主さん用の虫除けスプレーと、わんちゃん用の虫除けスプレーをしておくと多少違うようです。
また、山には野生動物が多く生息していますので、野生動物が持っている病気をわんちゃんが貰ってくる可能性もあるので、頻繁に山へ行く方は、9種の混合ワクチン接種をしておいた方が安全です。
我が家も獣医さんからそう言われて毎年9種の混合ワクチンを受けています。
わんちゃん連れ七沢森林公園,白山ハイキング まとめ
東京近郊でもちょっとした登山気分を味わうことができる七沢森林公園から伸びるハイキングコース。
七沢森林公園敷地内だけでも、十分な広さがありますので、わんちゃんと一緒にお散歩を楽しめますし、お子さんも自然の中で様々な体験ができると思います。
お弁当と水筒を持って出掛ければ1日たっぷりと遊び、散策し、探検もできますので出掛けてみてください。