今回旅をします愛犬のサモエドです。人も犬も大好きな1歳半の女の子です。車酔いはしない子ですが今回5時間かけて忍野八海へ旅行に行きました。
忍野八海の美しさ、注意点、楽しんでいる愛犬などをご紹介します。
この記事に登場する愛犬
みやび ♀ 1歳5ヶ月(サモエド)
忍野八海とは
忍野八海は山梨県にある湧水群です。富士山の雪解け水が長い時間をかけて湧水になって出てくる国指定の天然記念物に指定されている所です。
テレビなどでもよく放送されているので一度は行ってみたかった場所です。行きたい場所が犬も一緒に行けるのかどうかは愛犬家にとって、とっても重要ですよね。
私は犬が行ける場所を一緒に旅したい派です。車で待たせる事ももちろんありますが、冬以外は危険だし、かわいそうなのでなるべくなら一緒にまわりたいですよね。また忍野八海は高速から近いというのも、とても利点です。
忍野八海でまずは駐車場を探す
忍野八海の近くには、駐車場はたくさんあります。駐車場がいろんな所にあるのも有名な観光地の証拠ですね。
駐車場の下調べなどしていなかった私達は、とりあえず人間のトイレを探してたどり着いた〈ますの家大駐車場〉に車を停めました。(公衆トイレがあります)もっと近くにも駐車場はありました。しかも全て300円なのでより近い所に停める事をおすすめします。一番近い所は湧池から歩いて20歩位の所にもありました。
朝の7時すぎに到着しましたがあいにくの雨。しかもドシャブリの為、1時間近く車で時間をつぶしていたら雨がやんだので今だ!と駐車場から出て出発です。
愛犬にカッパを着せていても自分は傘を持って、リードをもって、カメラをもつのは大変なのでやんでくれてよかったです。
早く行こうよとアヘアへして、知らない土地にワクワクしているようでした。普段はちゃんと歩けるのですが人がいるとちょっとぐいぐい引っ張ってしまうのでゆっくり落ち着いてからスタートです。
いよいよ忍野八海で一番みたかった湧池へ
まだあいていないお店をぬけて最初に見えたのは素敵なかやぶき屋根のお店の横にある“涌池“。
ここが来たかった場所。忍野八海で一番湧水の量がおおい所です。何て神秘的なんでしょう。
深いのに下まではっきりと透き通って見えて、水草がゆらゆら揺れていて、ずっと見ていられるキレイな池です。水温は一年を通して12~13度だそうです。
手を入れてみようかなと思いましたが、愛犬が水の中に入ったら旅が台無しなので触らずしばらく眺めていました。湧き水は飲み水や農業用水にも利用されていると物知りの方が仰ってました。
ここに住みたいくらいとっても素敵な所でした。晴れて青空だったらどんなにキレイに見えたんでしょう。お天気はさすがにしょうがないですね。でも悔しい。
すぐ近くに水車小屋があり水車でお蕎麦をひいている様子が見えます。水車の近くにコイなどにあげる餌が売っていて愛犬はそれに反応してました。
いよいよ忍野八海で有名な鯉の池へ
こちらもとてもキレイで湧池の次にここが人気というくらいに観光スポットになっています。コイなどが泳いでいましたが、お水がいいからかサイズが大きくて驚きました。
また建物はお土産屋さんですが、さすがに犬は入れませんでしたが、建物の足部分をのぞき込むと建物は石の上に建っていました。
水が流れていて、ひんやりする気持ちいい場所です。私はこの鯉の池と湧池が目的でしたが、実はここは人工なのです!でも忍野八海と言えば湧池の次はやはりここです。
人工の美しさを堪能しました。橋があって真ん中にも池があるのですが、昔は渡れたのかもしれないですが、今は渡れないようになっていてとても残念でした。
お土産屋さんに入れば中の池は見れるようでしたが、お土産屋さんに入らない限り犬連れには見れませんでした。
先程まで静かで、鯉の池もいつまででも見ていたかったですが、ぞくぞくと外国人が大型バスでやってきて母国語で話しかけられました。
とにかく愛犬をキュートと言ってくれているのでしょう。少し英語ができる人と、私の片言の英語で会話をしました。犬種や歳や性別等。なんで私は英語を勉強してこなかったんだろうと観光地に行くといつも思います。
忍野八海おすすめの時間帯
私の中で素敵な観光地こそ、人がいないうちに行くという理念があります。
感じ方、聞こえてくるもの、もちろん愛犬との写真撮影も、全てが違うものになってしまうので、お時間がある方は忍野八海を見て8時すぎには終われるように観光する事をおすすめします。
ただ、鯉の池のお店はあいていましたが、他のお店は全て開店準備中で開いていない所が多いのでお土産屋さんを見たい方や、朝が弱い方は、日中をおすすめします。
裏道(地元道)
一本中の道に入れば人は少なくキレイな川が流れていました。緑が目に優しく、川の音が心地よい、そんな所に立派なお宅が並び日本の建物は素敵だな~お庭って素敵だな~と感じられる街並みでした。
外国人は敷地内に勝手入って勝手に写真を撮っていたので、住まれている方は本当に大変な思いをされていると思いますが、観光地に住む定めなのでしょうか。
そんな事を考えながらお散歩している所です。雨がやんだとは言え跳ね返りで足やお腹は水や泥はねがすごい。いつ雨が降ってもいいようにタオルは多めに持っていかれるといいでしょう。
忍野八海観光で一番最初に行ってほしい所
私達は最後に観光所でいろいろなパンフレットを貰って、あれ、ここ行ってない…と忍野八海を出て気付いてしまったのですが、一番最初に「忍野八海観光所」に行って地図や周辺のガイド情報などを入手した方がいいと思います。
八海というくらいですからもちろん8つ池があります。最初に行った湧池の他に、出口池、お釜池、底抜池、銚子池、濁池、鏡池、菖蒲池、どれも雨上がりの雲ではキレイな写真は撮れませんでした。激しく降ったので濁っていました。
山の天気は変わりやすく雨も多いと思いますが、雨がやんで愛犬と出掛けられただけでも私は大満足でした。私達は見れませんでしたが、晴れていれば富士山も見れるようです。忍野八海と富士山と愛犬のショットが撮れたら最高ですね。
駐車場に向かって歩いていたら来た時には気付かなかったオープンしたばかりのジュース屋さんがあり、変わった自販機で、なぜか青森県産のりんごジュースがズラリと並んでいました。
下の棚にはミカンや桃の砂糖漬け(いわゆる果物の缶詰)が、プラスチックの入れ物に入った棚もありました。
果物も売っていましたが、ジュースが売りのようでした。秋田犬?ピレニーズ?と聞かれる事には慣れていますが、サモエドですと言ってもピンとこなかったご様子でした。
とにかくりんごジュースを350円買わせて頂きました。とってもおいしいかったです。8時でもOPENされているので早く行かれる方にもうれしいですね。
八海庭園 彦兵衛屋敷
駐車場に戻り車を停めていた所に彦兵衛屋敷という素敵なお庭がありました。
200円で拝観できるようです。忍野八海から歩いて5分もかからないですが、比較的ここまで足を運ぶ人は少ないようで、すいていました。キレイなお庭を汚したら(おしっこ等)で大変なので外から見させていただきました。
外国人にはお金を入れる小さいBOXが見えなかったの勝手に入っていました。
忍野八海を後にして山中湖が近いのでお散歩がてらに向かいました。
もう疲れたから抱っこして~と大型犬のくせに抱っこを要求。20キロなので重いですが抱っこできなくはないので、遠くまでがんばって車に乗ってたし、忍野八海でも皆さんに触って頂いて疲れているし、という事だっこ。
お天気には恵まれなかったですが暑がりの愛犬にはちょうどいい旅でした。
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