9月の最終日、秋の気配を感じられる頃ですが、この日は夏の日を思わせるような残暑厳しい日だったので、前日から泊まりに来ていた娘の愛犬D兄ちゃんも、朝から長い舌がベローンと垂れ下がり朝散歩もどことなくけだるそうに歩いていたので、大倉の綺麗な川で川遊びさせてあげるために出掛けてきました。
この記事に登場する愛犬
蕾 ♀(キャバリア×ビーグルのmix犬)
D兄ちゃん ♂(ジャーマンシェパードドッグ)
秦野戸川公園の紹介
秦野戸川公園は、丹沢の玄関口に当たる場所としても知られ、休日には多くの丹沢登山客が訪れ、それぞれ目的の山へと向かい歩いて行く姿をよく見かけます。
私達もこの秦野戸川公園の駐車場に車を止めて、早朝山登りに出発することもあります。山歩きに行くときこの公園の存在を知っていたので、今回は愛犬達を連れて川遊びに出掛けてみました。
秦野戸川公園には登山者も多く訪れるので、ビジターセンターを初め、野球場、子供の広場、バーベキュー場、山里庭園、自然観察の森、敷地内を流れる水無川をせき止めた自然のプールなどが有るので、特に夏の時期は朝から家族連れが多く訪れ、駐車場もすぐに満杯になるほど人気のある公園になっています。
プールで犬の水遊びは禁止されていますが私達が訪れたのはもう秋だったので、この自然プールで遊ばせられるかなと思って出掛けてみたのですが、考えは甘く、プールにはたくさんの子供達が水遊びしていました。
「犬の水遊びは禁止」と立て看板が立っているので、もしかしたら季節外れの時期でもわんちゃんを遊ばせてあげることはできないかもしれません。
水遊びができる場所を求めて散策
私達が実際山登りに行くとき公園の駐車場に車を止め、風の吊り橋を渡って林道に入っていくのですが、吊り橋から公園内の様子が見えるので、ある程度は公園のことを知っていましたが、実際に公園の中に入って歩いたわけではなかったので、どの当たりで愛犬達を水遊びさせてあげることができるか分からず、まずは水無川に沿って探検してみました。
水無川を上流の方へ行くと、バーベキュー場がありこちらも家族連れで賑わっているため、大型犬のD兄ちゃんを遊ばせるには無理がありそうです。
バーベキュー場より上流は、藪が茂っていて川幅も狭くなってきたので上流は諦め、下流の方に移動しました。
川をせき止めた子供用のプールより下流は、何本かの枝に分かれて水が流れるようになっているため、川幅1本1本は狭く、川の中に入ってみると人間のくるぶし当たりから膝くらいの場所が多く、D兄ちゃんが泳げるほどの場所がなかなか見つからなかったのですが、諦めずずっと下流の方まで歩いて見たら、D兄ちゃんが泳げるほどの深さと幅はありませんが、誰かがせき止めた跡が見つかりました。愛犬の蕾なら少しは泳げそうです。
水無川は塔ノ岳を水源としている川で、後に室川と合流します。
なぜ水無川と言われるのかは、川の水が途中で伏流するため水が無くなる川としてそう呼ばれるようになりました。
確かに途中から水が殆ど無いときもあり、雨が多いときには水が流れている様子も見受けられます。
そのためあまり下流に行きすぎてもどんどん水量は少なくなるのがこの川の特徴です。
川遊びで愛犬達もクールダウン
暑い中頑張って歩いたD兄ちゃんと愛犬。やっと川遊びができる場所が見つかって2頭とも水を得た魚のようにはじけて遊びまくりました。
直ぐ横は高木もあるので日陰を作ってくれているため休憩もできます。
休憩中は、なぜか愛犬達2頭とも枝を見つけてきて囓りながら遊んでいるのですが、愛犬のこの枝囓りが好きになったのは、もしかしたらD兄ちゃんの影響かもしれません。
2頭にボールを向こう岸まで投げてあげて、それぞれ水しぶきを上げながらボールを追いかけボールを咥えて持ってきます。
何度も繰り返し、時に休憩を挟んで2頭ともクールダウンができて大満足。
D兄ちゃんはお腹くらいまでの深さになるので、泳がず水の中をジャンプしながら豪快に走り抜けていき、愛犬の場合真ん中当たりは足が届かないため少し泳いでいるようです。
この場所を見つけるまでに随分時間を費やしてしまったため、思う存分とまでは行きませんでしたが、川遊びをひとしきり楽しんだ後は、自然乾燥させるために少し公園内を散策してから帰宅しました。
丹沢湖上流の中川で川遊び
丹沢水系の中でももっと上流にある丹沢湖へ注ぐ中川で、愛犬と川遊びしてきました。
この場所へたどり着くまでに何カ所か泳げそうな良い場所は有ったのですが、夏の時期はどこも家族連れで賑わい愛犬を川遊びさせてあげられる場所がなかなか見つからなかったのですが、流れは少し急流だけどこの場所で遊ばせることにしました。
この場所も駐車場が有る近くは家族連れがたくさん川遊びしていたので、川を渡って少し下流の方へ歩いた所に愛犬と陣取ることにしました。
ブルーシートを敷いて荷物を置き、この場所が今回の陣地。
愛犬は早速近場を探検してから川にダイブ。
今まで遊ばせていた川よりもかなり急流なので、流されないように相棒が下流で待機し泳ぐ愛犬をフォローします。
愛犬も流されないように必死で岸までたどり着くといった感じで遊んでいましたので、普段の川遊びよりも随分体力的には消耗しているはず。
時折休憩を挟んでわんちゃんを遊ばせないとバテてしまい、危険を伴うので岩場に陣を取ったところで休憩していると、上流で遊んでいた子供が流されてきて、岩にしがみついているのが見えました。
近くに親御さんらしき姿も見当たらなかったので、相棒が咄嗟の判断で子供を救助し岸まで上がらせるというハプニングもありましたが、子供に怪我などもなかったので良かったです。
愛犬の陣地へのこだわり
愛犬は川遊びや雪遊びの時、シートなどを敷いて荷物を置いたり休憩の時に利用する場所へのこだわりが強く、ボールを投げて泳いで岸に上がると必ずその場所へ戻ります。
だから川遊びならシートは水たまりに。雪遊びなら雪だらけになってしまいます。
荷物が濡れないようにシートの上に置いてあるのに、シートに戻ってから愛犬がブルブルするので荷物を避難させることも。
少し離れたところで遊ばせていても愛犬は同じ行動を取るので、自分の居場所へのこだわりが強いのだと思います。
ある意味、必ず戻ってくると言う利点もありますが、知らない人が自分の陣地に近寄ってくると警戒心が強く出ると言うこともあります。
まるで愛犬は戦国武将のような性質を持っているのかもしれません。
水無川、中川で愛犬と川遊び まとめ
綺麗な川を求めてわんちゃんを連れ大倉の秦野戸川公園水無川まで行ってみましたが、家族連れで訪れている方が思ったよりも多く、川の水も浅かったのでD兄ちゃんにはちょっと浅すぎたかもしれませんが、それでも川遊びすることができて涼しく過ごすことができましたが、帰ってから2頭のシャンプーで私は汗だく。
丹沢湖上流の中川は、川幅も狭く流れも早かったので目を離すことはできませんが、さすがに清流なので帰ってから愛犬をシャンプーする手間は省けます。
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