ジップ(ゴールデンドゥードル)のケガ・病気・事故
幸い、大きなケガや事故にあったことはありません。ただ、3歳くらいまでお腹をこわしやすく、よく吐いたり便がゆるくなったりしました。獣医さんに診てもらっても原因が特定できず、フードを変えたり絶食させたりして対応してきました。ゴールデンドゥードルは、お腹は敏感のようで少し食事の量が増えたり、質が変わるとお腹を下すようです。フードの種類を変えるときは、新しいフードの配分を少しずつ増やすようにしてします。
ジップで困るのは、とうてい食べられないモノをかじることです。体が大きいので、テーブルの上も簡単に口が届きますが、食い意地は張らないのになぜかモノを取りバラバラにしてかじります。過去に、各種リモコン、私のメガネ、金属のパイプイスなどをかじりましたが、もっとも困ったのが乾電池を破壊したときです。
帰りが遅くなった夜、ケージを突破してキッチンカウンターの端に置いてあった使用済みの単一乾電池2本をバラバラにしたことがありました。帰宅した妻が、床に真っ黒な吐瀉物を発見し、よく見ると金属片が入っていて乾電池と判明しました。獣医さんに事情を説明したところ、お腹に金属片が残っているかもしれないので、すぐに処置したほうが良いと言われました。レントゲンを撮ると、胃の中に大きな影があり、生理食塩水を飲ませて吐き出させました。すると、もう1本分の乾電池の金属片が出てきたのです。不幸中の幸いは、乾電池がマンガン電池だったことで、もしアルカリ乾電池だったら食道や胃がただれて命がなかったかもしれないとのことでした。
ジップ(ゴールデンドゥードル)とのエピソード
ゴールデンドゥードルを飼い始めたのは、妻が雑誌で見かけた小さな記事がきっかけです。中華街の雑貨店で、看板犬をしているゴールデンドゥードルを記事で見て「飼いたい!」と言い始め、それでジップが我が家に来ることになりました。
もともと大型犬が飼いたかったことや、毛の抜けにくいこと、もじゃもじゃのルックス、そして水遊びのできるワンコと、ジップは過大な期待を背負わされて我が家に来ました(笑)。大きな体(26㎏)なのに、ほかの犬が来ると飼い主の後ろに隠れてしまうほどの小心者ですが、ボール遊びと水遊びが大好きで、私たちの理想のワンコとなりました。
ボール投げと水遊びといえば、以前奥多摩で川遊びをしたときのことです。いくらやっても飽きないジップに、夫婦で交替しながら付き合っていましたが、いい加減くたびれてちょっと休憩とつい二人ともレジャーシートでうたた寝をしてしまいました。はっと気づき、「ジップは?」と思わず声に出したら、私たちの横で子どもを遊ばせていた男性が笑いながら、「お二人が休んでいたら、どういうわけか私にボールを『投げて!』と持ってきたので、しばらく遊んでいましたよ」と言われました。恥ずかしいやらありがたいやら、ボールをくわえているジップの顔を眺めて二人で笑いました。
今も、クルマに乗せると「どこ行くの?」と大喜びして乗り込み、ワクワクして外を眺めているジップがかわいくてしかたありません。これからもずっと、いろいろなところに一緒に遊びに行きたいと考えています。
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