マメぞうは、昨日からの長距離移動とキャンプにビーチで少しお疲れモードですが、大好きなお散歩はしっかり行きました。今夜は、ちゃんとしたお部屋で寝られるからゆっくり休もうね。
お風呂はもちろん客室にもありますが温泉の大浴場と半露天風呂もあり、朝風呂も入る事が出来ます。この日は海から上がってそのまま来てしまったので、真っ先にお風呂に入らせて頂き、夕食はお部屋にて金目鯛メインの和食で乾杯しました。
窓の外はベランダで、一面芝生のお庭が広がっていて目にも優しく開放感があり、旅の疲れを癒してくれます。
キャンプも楽しかったですが、ゆっくり温泉に入って、部屋に戻ると美味しい食事が運ばれて来て食べ終わると片付けて下さり、眠くなったら心地よいベッドでグッスリ眠れる贅沢も良いものです。
愛犬と一緒に噴煙立ち昇る大涌谷巡り
翌朝ホテルをチェックアウトし、初夏の風にザワザワと波打つススキ野原が広がる仙石原を横目に車を走らせ、大涌谷へと向かいましたがメジャーな観光スポットな為、箱根界隈全部の車が大涌谷へ向かっているのではないか?と思えるくらい渋滞していて、ほとんど前へ進む事が出来ません。
どうにかこうにか現地に到着し、見覚えのある景色が目の前に広がりました。ここに初めて来たのは中学校の修学旅行の時で、泊まったのは箱根小涌園。あの頃と今も変わらず噴煙を吐き続けている大涌谷。ぼんやりとそんな事を思いながら、立ち昇る黄色い煙をマメぞうと一緒に眺めていました。
大涌谷は箱根ロープウェイの到着駅でもあり、芦ノ湖の桃源台駅から早雲山駅区間を走行していて、所要時間は全部で約30分くらいの絶景空中散歩になります。特に早雲山駅から大涌谷駅区間は眼下に迫力満点の噴煙地帯が広がり、視線を上げるとダイナミックな富士山の姿を見る事が出来ます。
初夏だと言うのに、噴煙の出ている周辺は草木が枯れてしまって、ここだけまるで真冬のようです。
昔、大涌谷は地獄谷と呼ばれていたそうですが、まさにそんな感じですね。
マメぞうは犬バッグにインして顔だけ出しています。たまに大あくび、眠そうに見えますが実は歩きたくてしょうがなく、降ろしてもらえないからつまらないんです。