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ジャーマン・シェパードと愛犬、仲良く足柄の山北町散策!洒水の滝~河村城跡へ

関東エリア

先代のシェパード(愛犬の兄ちゃん)は、まだ子犬の頃から良く我が家にて預かりをしていたので、一緒に出掛けたりすることも多かったのですが、弟分に当たる今回登場するシェパードを預かるのは初めてになります。

慣れない家の中でずっと過ごすのも暇だろうし、かといって遠くまで連れ出すのも少し不安があったため、比較的近場の足柄上郡山北町を散策してきました。

足柄上郡山北町は日本の滝100選に選ばれた名瀑 洒水の滝や河村城跡など見どころ満載です。

この記事に登場する愛犬

 匿名(弟)(ジャーマン・シェパード・ドッグ。男の子)

 蕾(キャバリア×ビーグルのmix犬。女の子)

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ジャーマン・シェパード・ドッグ弟の紹介

本文に入る前に少しジャーマン・シェパード・ドッグと娘の愛犬・弟について紹介させてください。ジャーマン・シェパード・ドッグはご存じのように、警察犬として働く犬種としてよく知られています。

娘の愛犬・故兄ちゃんもジャーマン・シェパード・ドッグでした。生前は災害救助犬として活躍し、2011年3月11日に発生した東日本大震災の時にも娘と共に被災地へ向かいました。娘の仕事柄遠征も多く、そんな時は兄ちゃんを良く預かっていたのです。

その後娘も結婚したことで、現在の弟となるシェパードと、旦那さんの愛犬であるシェパードは、夫婦でお互いに協力して面倒を見ていることから我が家で預かることがとても少なくなったのです。

そんな訳で弟を預かるのは初めてで、3歳になる現在まで家に遊びに来たりしたことは何度もありますが、それはすべて娘が一緒にいる状況でのこと。

果たして娘がいない状態で私のコマンドに対し、どれだけ忠実に動いてくれるかが一番の課題でした。大型犬なのでそれなりの運動を必要とするため、散歩も距離を歩く必要があります。我が家の周りは住宅街で、大通りもあります。そんな環境で弟がどれだけ服従してくれるか分からなかったので、山里に有る山北町まで連れて行ったと言うわけです。

ジャーマン・シェパード・ドッグは、ドイツ原産の犬種で元々は農場で働く牧羊犬だったそうです。農場で様々な仕事をこなす優秀な存在で、オールド・ジャーマンシェパードと呼ばれます。この運動能力と頭の良さから、軍人によって軍用犬として品種改良されたのが現在のジャーマン・シェパード・ドッグになります。

ジャーマン・シェパード・ドッグは知能が高く服従性にとても優れており、我慢強いのも特徴ですが、実はとても神経質な一面もあり、洞察力が高く攻撃的になることもあります。 しっかりとした服従関係を築かないと、一般的な家庭での飼育は難しい犬種。

ジャーマン・シェパード・ドッグ 預かり1日目

まず他家の犬を預かるときに、家の中で飼い主が愛犬を置いて帰るのは不安を仰ぐだけです。「じゃあね。よい子にしているんだよ」など声をかけて帰るのは逆効果。無言で帰ったとしても、飼い主が玄関から立ち去ったことに執着し、犬は飼い主が戻ってくるまで玄関から動こうとしないケースもあります。

ではどうすれば良いのか。

犬を預かるときには、外でリードを預かりそのまま散歩に連れ出します。その間に飼い主には帰ってもらうことが一番効果的。
散歩から帰って家に入る時には飼い主も一緒じゃないので、玄関への執着は持ちにくくまります。
フードなどの荷物がある場合は、犬を預かる前に家の中に入れてしまうと良いですよ。 弟を預かるときにもこのように散歩へ連れ出しているときに帰ってもらいました。

家の中に入れた後は、慣れるまで持参したハウスの中で落ち着かせ、慣れるまでそっとしておきました。夜の散歩が終わって寝るときは、私のベッドの横にハウスを移動してそこで就寝。寝付くまでいつもと違う環境と娘がいない不安から、寂しくて時々「キュンキュン」鳴いたけど暫くしたらぐっすり寝てくれました。

洒水の滝から河村城跡までの散策コース

車にハウスを積み込んで弟はハウスの中での移動です。
ちゃんと道を調べてから出掛けたのですが、洒水の滝への入り口が分からず通り過ぎてしまいました。行ったり来たりするのも時間の無駄なので、近くにある「道の駅山北」へ立ち寄って行き方を聞いてみると、とても親切に教えてくれたので助かりました。

こちら側から行くと大きな看板が出ていて一目瞭然で分かったのですが、私たちが最初にこの道を通ったときは逆側だったのでまったく看板は見えなかったため通り過ぎてしまったんです。

洒水の滝の駐車場から洒水の滝までは歩いて15分くらい。
車道も時折車が通過するだけだし車道を歩くのも少し、その後は整備された遊歩道になっています。

愛犬と弟は勿論面識はありますが、弟はまだ若く、やんちゃなためちょっと苦手のようですけど、仲良く並んで歩いていました。
心配していたコマンドは、心配していたのとは裏腹に無用でした。

私が出すコマンドもすべて聞いてくれ、戸惑うことなく散策することができました。
散策路の脇には洒水の滝から流れてくる川があり、8月の暑い時期でしたが少しは涼しく散歩できます。

洒水の滝は、滝沢川から流れ落ちる日本の滝100選に選定され、全国名水100選にも選ばれている名瀑。

洒水の滝は3段の滝によって成り立っていて、1の滝の落差は69m、2の滝は16m、3の滝は29mと雄 大な姿をしています。滝のそばに掛けられた赤い橋の所まで行くことができますが、危険防止のため橋を渡ることはできません。

洒水の滝の散策路脇にはお寺があって、たくさんのお地蔵さんと風車が飾られていました。

車はそのまま洒水の滝の駐車場に置いておき、のどかな一般道を歩いていくと山の方へ向かう侘しい道を登っていきます。

その道の行き止まりの所から塀沿いに登る山道があり、整備されておらず、殆ど人が踏み込んだ様子もない草ぼうぼうの山道。
蚊がたくさん飛び交っていたので、犬も私たちも虫除けスプレーをしてから人がやっと一人通れるような細い道を登っていきました。

周りは木々に囲まれ、足下には伸びきった草。昼間なのにうっそうとしていて薄暗く、一人だったら行ってなかっただろうなと思えるコースでした。

やっと頂上に着いたときは汗だく。

橋の手前は広い広場になっているのですが、草が膝のあたりまで伸びていて、蛇でも出てきそうで遊ばせられなかったのが残念。
多分この広場は芝生になっていたところに手入れがされていないため草ぼうぼうになってしまったという感じです。

橋の先にお城の跡が広がっているのですが、高木に囲まれた山道は風が通らなかったためとても暑くて、私たちも愛犬たちもバテバテになってしまったため、川村城跡は少しだけ散策して帰ることにしました。

行くときに農家の庭先でブルーベリーを売っていたので帰りに買ったのですが、1パック200円でかなりの量が入っています。5パック置いてあったので全部頂くことにしたのですが、おばあちゃんが奥から更に3パック持ってきておまけしてくれました。美味しいブルーベリーありがとうございます!娘達やご近所への良いお土産ができました。

川村城跡は、役場のホームページに載っている「洒水の滝~川村城跡ハイキングコース」からの入り口は、秋から春にかけてなら良いかもしれませんが、夏場はお勧めできないようなコースでしたが、一度は体験してみないと分からないのでこれもお勉強。

この辺りは川遊びもできそうな場所がたくさんありました。今回はバスタオルも持って行ってなかったし、弟の服従もどこまで通用するのか手探りだったので、川遊びさせられませんでしたが、次回夏に預かることがあれば川遊びをさせてあげたいなと思う地区でした。

この記事の執筆者の愛犬
蕾

キャバリア×ビーグルのミックス犬 ♀

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