清里は家族連れに人気の避暑地ですが、わんちゃん連れの家族にも人気があります。
夏は涼しく散歩できることもありますが、おしゃれな店舗やレストランは勿論、自然もたくさん残された牧場もあり、わんちゃんも一緒に楽しめるドッグラン、ペンション、レストランも多く、わんちゃんには過ごしやすい地域でもあります。
我が家はそんな清里が大好きで、夏の時期には良く訪れていますが、その中でも我が家が愛犬と楽しめるお気に入りの場所を紹介します。
この記事に登場する愛犬
蕾(キャバリア×ビーグルのmix犬。女の子)
D兄ちゃん(ジャーマンシェパードドッグ。男の子)
ティカ(甲斐犬。男の子)
ルポ(甲斐犬。女の子)
サンメドウズ清里/ハイランドパーク
サンメドウズ清里ハイランドパークは清里にあるスキー場で、リフトが3基だけのこぢんまりしたスキー場ですが、グリーンシーズンには2基のリフトも営業してゲレンデに咲く百合の花を楽しんだり、森の散策、わんちゃん用の簡易ドッグランなどが楽しめます。
我が家の愛犬が病気で数年間行っていない間に、標高1900mまで登れる奥のリフトを利用すると「清里テラス」と言うベッドのように大きなソファーが置かれた空間や、シンプルなソファーとテーブルが備わった、天空のリビングのような空間で夢のようなときを過ごすことができ、予約限定のプレミアムシートにはわんちゃんも一緒に寛ぐことができるそうです。
目の前に広がる絶景を堪能しながらゆったりとした時間が流れるのも素敵ですね。
私達が行っていたときにはまだこんな豪勢な代物はなく、せいぜいベンチが置かれているだけでした。
サンメドウズ清里のリフトから降りてゲレンデ一面に咲く百合の花を見て歩いたり、リフトから更に10分ほど登ったところには、四方の山々が見渡せる展望広場、賽の河原があるのでそちらを愛犬と散策しました。
百合の花の咲くゲレンデはかなり急勾配になっていますが、200m位下まで広がる百合の中を歩くことができます。でも登ってくるのはかなり大変です。
私達がサンメドウズへ行っていたときには、リフト2基とも抱っこできるサイズのわんちゃんは抱っこしてリフトに乗ることができ、抱っこできない中型犬や大型犬は、車椅子の方でも乗ることができるボックス型のリフトに乗せてくれました。
現在ホームページを確認する限りわんちゃんはケージに入れて、ケージに入れられない大型犬は有料になると記されています。
まだ私達が行っていたときには娘の愛犬D兄ちゃんを連れていても無料でしたけど、少しずつ施設も変わってきているようです。
ワンちゃん友達やD兄ちゃんと一緒にサンメドウズ清里へ
甲斐犬のお友達は、日本に仕事で滞在しているハワイのご家族。
教室に通っていて知り合い「出掛けるときは一緒に連れて行って」と声を掛けられていたので、時々誘って出掛けています。
お父さんがハワイの方で、お母さんは日本人ですが関西出身だそうです。
滞在期間が残すところあと1年ほどのようなので、できるだけ色々なところを紹介したいと思い今回も清里愛犬連れ旅行に誘ってみました。
お友達のわんちゃんティカに妹を迎えたという話は聞いていたのですが、今回初めてティカの妹、ルポに会いました。
サンメドウズ清里のゴンドラ式のボックス型リフトに乗って空中散歩。このボックス型のリフトは、抱っこできない大きさのわんちゃんと、人間は一人まで付き添いができます。
D兄ちゃんを連れて行ったときはD兄ちゃん+愛犬+私まで乗れ、相棒はひとり普通のリフトに腰掛けて乗るため、前を行く相棒が気になって、愛犬はずっと背伸びしてみていました。
D兄ちゃんと訪れたときにはゲレンデ一面に咲く百合の花がリフトからも見下ろすことができ、ゲレンデではお花の中を歩くことができたので、ティカ家にも見せたくて連れてきましたが、鹿の食害により半分ほどしか咲いていなくて残念でした。
サンメドウズ清里の手前にある平行移動しているようなリフトの方も、草原に咲く百合や高山植物を見ながら乗れますが、あまり高低差もないので歩いても行かれますし、片道だけ利用する手もあります。
リフトを降りてもう少し上の方へ登っていくと御神木や、ハイキングコースもありますが、リフトからゲレンデと森林地帯を歩いて降りられる散策コースもあるので、我が家は片道だけリフトを使い帰りは散策しながら歩いて降りてきます。
森の中の散策路は、木漏れ日が心地よく途中には小さな小川も流れています。散策の途中で肉球を冷ますのに丁度良いのか、D兄ちゃんもティカ達犬友もみんなこの小川に入ってクールダウンしていました。
サンメドウズ清里のセンターハウスのテラス席では、わんちゃんも一緒に食事がいただけますが、食事はビュッフェ形式なので好きな物を選んでテーブルに運ぶまでは自分でやらなければいけないため、わんちゃんのところに誰かが残れるよう交代で行くと良いです。
サンメドウズには仮設ではありますが、かなり広い範囲でドッグランもあります。真夏の日中は高原でも直射日光が当たる所は暑くなりますが、平地よりも涼しい環境です。
ドッグランで愛犬達を放牧していたら、さすが甲斐犬だけあってルポは標的を見つけたようです。そのあとは追いかけっこ。
8月の半ばでもこんなに元気でドッグランで遊んでくれました。
清里の吐竜の滝で涼しさ倍増
清里の観光名所としても名高いのが吐竜の滝。
駐車場も30台ほどしか停められないほど狭く、入り口も少し分かりにくいですが森林に囲まれた散策路を15分ほど歩いた先にあります。
吐竜の滝のそばまで行くと、滝から流れてきた川からひんやりとしたミストがあふれています。
清里の川の水は雪解け水のように冷たく、手を入れると数秒で痺れてしまうほど冷たいのですが、甲斐犬は被毛も厚いので寒さにも強く、ティカもルポも川の中にドボドボ入って涼しそうな顔をしていました。
橋を渡ったら吐竜の滝が姿を現しますが、清里の避暑地の中でも一番涼しい場所でも有ります。
実際に冷たいミストを浴びながら木陰にじっとしていると鳥肌が立ってきます。
夏の暑さに弱いわんちゃんには快適な場所としておすすめで、冷たい氷水のような川に足を浸けただけでもかなり涼しくなるはず。
清里のわんちゃん連れお気に入りスポット まとめ
清里の秋が訪れるのは早く、8月の半ばにもなるとススキの穂が伸びてきます。
日中は暑いと感じても、朝晩は思ったよりもずっと気温が低くなります。
夏の高山植物が咲く中にも秋の気配は着々と訪れ、日に日にその色は濃くなっていく姿を感じながら散策してみると楽しいです。
清里の我が家お気に入りの犬連れで楽しめる観光地を2カ所紹介してみました。
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