遠くへ来た気がしちゃうワン!?ここに来るだけで、旅気分になりきりシリーズ第3弾!!
愛犬と一緒に自然と戯れちゃおう!!今回は、藤沢市大庭城址公園をご紹介します。
愛犬と湘南周辺のお散歩コースで、気軽に利用できる公園の一つとして、お薦めです。
「昔、昔、室町時代に、ここには、お城が建っていました」とばかりに、その跡地に出来た公園です。桜の樹に囲まれた大芝生広場は、愛犬とアーシングしながら戯れるのに最適!
この記事に登場する愛犬
MAO マオ ♀ (トイプードル)
MANA マナ ♂ (トイプードル)
SARA サラ ♀ (トイプードル)
大庭城址公園の特徴
湘南にある大庭城址公園の特徴は、坂の上に公園があること。この公園は、愛犬にとって最高の条件。
え、なぜかですって!?それはまず、ここに一般車両が入って来れないからです。
そして、高台にあるので、排気ガスの心配もなく、快適に安全に過ごせます。小高い木に囲まれ、空気が綺麗な場所として、安心して愛犬とくつろげるのです。
どこにでもあるようで、でも探してみると意外とない、そんな貴重な公園なのです。(許可・土木作業等の車両進入は除きます)
大庭城址公園の中には、大芝生広場があって、その広場の周囲をぐるりと桜の樹が囲むように生えているのですが、春になるとこの場所の名前に相応しい、「桜の園」に変身します。
公園頂上部分に辿り着く前の、公園管理事務所辺りから、藤沢市の住宅街を見渡せる景色が広がります。
夏の時期、管理事務所周辺では、ツバキ科の仲間、真っ白で清楚なヒメシャラの花を観察できます。
また大庭城址公園の園内には、当時のお城の遺構が点々と残っているそうです。それを一部再現した館址広場もあります。
日本史好きの方には、歴史ロマンを感じて頂ける場所かもしれませんね。実際に埋蔵文化財の発掘場があります。
ここは、以前にご紹介した引地川親水公園からほど近い場所にあります。そして、公園の魅力は、花の広場です。
花の広場には、バラ園があるのですが、愛犬と一緒に観察できます。後程、綺麗なバラの花の写真と併せて、その素晴らしさをご紹介します。
また、平地に開ける、引地川親水公園とは打って変わって、こちらは、高台にあるせいか、樹々に囲まれているせいか、大地を感じてアーシングにするのに、ぴったりな場所です。
そして、いつまでも静かに、愛犬と過ごしていたい、そんなスポットが数多くあります。
大庭城址公園入口・駐車場
大庭城址公園は誰でも無料で利用できます。入口は正面入口の他に南口と、引地川親水公園へ行くのに近道の東口があります。
そして、公園の開いている時間ですが、季節によって閉園時間が前後します。
大庭城址公園の利用時間は、4月から9月までは、午前8時30分から午後18時まで。10月から3月までは、午前8時30分から午後17時まで利用できます。
駐車場は無料です。31台停められます。公園の開閉園時間と、駐車場の開閉園時間は、少し違っています。
4月から9月までは、午前9時から午後17時30分まで。10月から3月までは、午前9時から午後16時30分まで。ご注意くださいね。
公園管理事務所は駐車場のすぐ上にあります。入口付近には、自販機が設置されています。
大庭城址公園は、今までご紹介してきた公園とは打って変わって、近隣、市民の利用目的がほとんど。
時折、大庭城址公園へ上がる坂道で、団体の学生さんとすれ違うことがあります。近くの中学校や、専門学校から生徒さんが訪れるようです。遠足で利用する姿も見かけます。
先生に連れられて、生徒さんが、植物の名前を教わる姿、自然観察を楽しんでいる姿は、とても微笑ましいです。
緩やかで歩きやすい坂道です。ちょっぴり長い坂道を登り園内の広い空間を目指します。
坂道を歩きたがらないマオ、パパに背負ってもらうのが目的?
坂道を上って大庭城址公園を目指していると、ちょっぴり殿様気分に浸れるのかな(笑)
坂の上、どんなところ!?
坂の上まで来ると、石の看板が見えてきます。多くの木に囲まれている為か、地上との空気感が変わります。ここでは、リスを始めとした野生の小動物によく出会います。
ここを起点として、園内を散策したり、見て回ることができます。散策していると、自然と呼吸が深くなるのを感じられますよ~。
大まかに、左方にある桜の樹に囲まれた大芝広場、さらに真っすぐ進み、少し右方向にある花の広場のバラ園、右方にあるチビッコ冒険広場と館址広場、の3方向へ分岐します。
私たちは、愛犬とお散歩しながら、右回りに一周してみることにしました。歩く速度に寄りますが、小1時間あれば余裕で一周できると思います。
ゆっくりと見て回りたい時には、あっという間に2~3時間が過ぎてしまいます(笑)。
チビッコ冒険広場から花の広場・バラ園
チビッコ冒険広場は、傾斜を利用した場所にアスレチック遊具が並んでいます。
ここは子供だけじゃなく、大人でも十分遊べてしまいそうな場所です。私は、一番奥にある滑車を利用した遊具で、時々遊んでいます(笑)プチターザン気分を味わえます。
私が遊具で、プチターザンをしている間、愛犬は私のことをじっと見守ってくれています。
あれあれ?マオ、落葉と体の色が似ているね、マオ、どこ~?(笑)
今の時期は、ドングリ等、落葉樹のたくさんの落葉によって、地面に天然のフカフカのクッションのように敷き詰められています。
ここでは、野鳥観察ができます。私は鳥に詳しくありませんが、ここに来ると、つい興味を持ってしまいます。小さな鳥が付近を警戒しながら、巣箱の近くにいることもあります。
スズメの一種でシロハラという小さな鳥を観察できました。聞き覚えのありそうな、よく耳にする鳥として、シジュウカラを見ることがもきます。
私が上を見上げるのに夢中になっていたら、巣箱の設置された樹の下に、マオが座っていました。マオは、鳥の巣箱に入れないよ(笑)
次は大庭城址公園内にあるバラ園の方へ行ってみました。花の広場へ向かう途中に、四季折々観察できるように、植物や木が植えられています。
良い香りのするお花は、そのほとんどが、暖かい時期に観察できるように思います。ここでは、もう少し寒さが増してくる時期になると、金木犀の香りもしてきます。
バラのシーズンには、甘~い良い香りが漂ってきて、吸い寄せられるようにバラ園へ行ってしまいます。ここは、平日、貸し切りとなることがよくあるんです。
大庭城址公園のバラ園のピークは、春先と秋口の2度楽しめます。写真は、今年の夏の終わり頃です。今年は晴天の日が多かった!!
種類は豊富です。名札が付いていて、読み上げると面白いですよ。それでは、晩秋の大庭城址公園に戻って、この先の休憩広場へ行ってみます!
さらにバラ園の外周には、藤棚があります。バラのシーズンとは少しずれているようですが、今年は初夏に愛犬とバラと藤棚を一緒に観察することができました~。
この藤棚、木陰となって愛犬と涼しい風を受けながら、バラを眺めることができる、欲張りポイント!!それだけに、ここのベンチは人気で、でも待ってでも座ってみたい場所です。
花の広場から休憩広場
花の広場と休憩広場の間には、足型の丘という、ちょっと変わった名前の所があります。そこには舞台があって、その奥に、地面いっぱいの足型パネルが埋まっているのです。
ここへ来た折には、面白いので、ぜひ見学してみてくださいネ~。
別にご紹介した「引地川親水公園」へは、ここから行くと近道です。ただし、地面はアスファルトではなく土です。そして、傾斜がある木の階段が続きます。
ここは、日陰で湿って、地面がぬかるんでいることも多くあり、滑りやすいと思いますので、スニーカーを履いてチャレンジすることをお薦めいたします。
ちなみに、私がチャレンジした時の事、わが家のサラは、階段の段差を跨ぐことができず、抱いて降りました。小型犬の場合、足元には十分気をつけてあげてください。
ここは、こじんまりしているので、わが家の愛犬はこの場所が大好きです。ついでに、トイレや水場もあるので、私も便利で好きです(笑)
ぼく、遊び疲れて、ちょっぴりウトウトだよ~。マナは、体をこすりつけて、気持ち良さそうにゴロゴロしていました。
大庭城址公園に、自販機、お店はないですが、こまめに水場があること、トイレが随所にあること、イスやベンチが随所に設置されているので、長時間過ごすせます。
お弁当を持って、ベンチで食べている人の姿をよく見かけます。また、おトイレですが、お掃除が行き届いているので、気持ちよく利用できます。
ここのトイレの裏手には、紫蘭の群生があって、初秋に咲き乱れる紫蘭はとても美しいです。サラは、ここの紫色した花の匂いを嗅ぐのが大好きなんです。
大芝生広場
いよいよ、大庭城址公園のメインと言うべき、広々とした、芝の世界へやって来ました~。
ここの枯葉を踏みしめ、ザクザク音をさせながら、お散歩を楽しむ愛犬の姿を見ていると、元気いっぱい!を感じられて、飼い主の私もホッとできる一時です。
ここは広くて、愛犬が喜ぶ場所ですが、今の時期、落葉シーズン真っ盛りでした。暖かい時期に、モフモフ茂る芝生が恋しいね~。
マオ、来年の桜は現在、木の中で製作中だから、ちょっと待っていようね(笑)。
カナダにでもいるような気分!?ここの背の高い樹木は、大庭城址公園のシンボルみたいで、インスタ映えするね、素敵ですよ~!!
まとめ・大庭城址公園について
私たちは、愛犬と一緒を考慮し、そして、車で行くことを前提として、アクセスしやすい、湘南周辺の3つの公園について、ご紹介してきました。
大庭城址公園は、辻堂駅や藤沢駅または湘南台駅を経由して、バスでもアクセス可能です。その場合、どの駅からもバス停「城下」を目指してくださいね~。バス停から公園までは、徒歩5分程度です。
湘南周辺は、2020年のオリンピックに向けて、今後益々、交通網が整備されていくことが、予想されます。また、この公園から程近くには、圏央道があります。
湘南のオアシス、愛犬と一緒に遊べる場所として、ますます需要が高まることと思います。
都会から近く、観光名所もいっぱいの湘南周辺ですが、ぜひ、他の2つの公園と併せて、愛犬と制覇してみてください~!