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保護犬の里親になるということ|東京から来た保護犬との暮らし

保護犬との暮らし

今回は東京の保護犬団体からトイプードル&シーズーのミックス犬を引き取って一緒に暮らす里親さんのお話をご紹介します。

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保護犬クローディアのプロフィール

クローディアは、東京都の保護犬団体に保護され譲渡された保護犬です。明確な経緯は不明ですが、ボランティア団体さんの話だと多頭飼育崩壊だそうです。

 クローディア(トイプードル&シーズーMix)

  • 性別:メス
  • 推定年齢:3歳
  • 避妊・去勢手術:受けた
  • 体重:5.5kg
  • 引き取ったエリア:東京都赤羽

保護犬のミックス犬
保護犬の里親になり、家に連れて帰る途中の車の中では大人しかったのですが、着いた途端走り回ってました。先住犬が白の多い白黒なので、真っ黒なクローディアとは白黒コンビです。

3歳にしては、動きが幼く子犬のようで、8歳の先住犬が逃げ回るのを気にせず、『遊ぼう!遊ぼう!』と、追いかけ回していました。

何をするにも先住犬の真似をし、姿が見えないと『クゥ~ン、クゥ~ン』と鳴いて寂しがります。

遊ぶことは有りませんが、お互いくっついて眠れるようになりました。

また、元々外に慣れていないのか、屋外が嫌いみたいで、皮膚病で足も敏感になっている為か、部屋では走り回るのですが、お散歩すると直ぐに動かなくなるので抱っこしています。

クローディアが東京都の保護犬の団体から譲渡されてから、もうすぐ1年になりますが、すっかり欠けがえのない家族の一員です。

保護犬の里親になるということ

クローディアは、東京都の保護犬団体から譲渡された保護犬です。

2年前の春まで東京都に住んでいたのですが、そこは、子犬1匹しか飼育出来ないマンションでした。

先住犬を迎えてから、保護犬や保護団体、ボランティアを知り、物資支援やフリマを開き、売り上げを寄付したり、御手伝いしたりしていたのですが、『1匹でも救える命を迎えたい!』と、強く思い、たまたま田舎に帰ることになり、制限のない環境でノビノビ庭で走り回れるので、引っ越して落ち着き始めた1年頃、慌てず保護犬サイトやボランティア団体のサイトを見るようになりました。

何件かは、条件に合わず残念でしたが、東京都の保護犬団体さんとは条件が合い、譲渡会に迎えにいく事になりました。

私が決めた東京都の保護団体さんは、トライアルは有りませんでしたが、兄弟揃って引き取るように言われたり、先住犬御断りなどの条件が無く、里親になった後も毎月メールで写真や保護犬の近況の報告や相談はしています。

保護犬の病気や行動の心配事にも、親身に相談に乗って下さるので、譲渡したら終わり!でなく、ボランティア団体さんと里親が一緒に育てていく感じは、安心があります。

保護犬との暮らし

初めてクローディアの里親になった日、クローディアは部屋中走り回っていたのですが、先住犬が震えまくりヨダレが止まらない・・神経質な先住犬には、信じられないストレスだったのだと思い、申し訳なくて涙が止まりませんでした。

でも、翌日から徐々に落ち着いてきて一安心でした。

ただ、クローディアは、必ず私の膝の上に居るようになり、先住犬の居場所がなく、優しい先住犬は怒らず脇にくっついてました。子犬のように天真爛漫で自由気ままなクローディアですが、先住犬が近寄らない初めて会う人や犬には絶対自分も近寄らず、いつも先住犬を観察し真似をしています。

東京都の保護犬団体から引き取った当初は、ソファや毛布をバリバリにしていましたが、噛めない生地に張り替えたり、出来ないように工夫しているうちに、今はやらなくなりました。

生い立ちなどの不幸が不憫で、シツケよりも愛情を注ぎすぎているかもしれませんが、トイレもお座りも先住犬を見習い出来ていますし、攻撃性や特に急務なシツケは感じておりませんので、助かります。

ただ、皮膚病が酷く、毎週の通院で薬湯、2本の注射、バリカントリミング、内耳炎の治療、そして毎日の飲み薬と、家での薬湯、クローディアの毛布や服やタオルやオモチャを毎日洗濯し、掃除も掃除機と拭き掃除を何度もしています。

それと、食事管理も気を付けています。

クローディアのお陰で、綺麗好きな主婦になれました。

保護犬との暮らしは楽しい!

昔は、保護犬や捨て犬というと、良い印象をもたれなかったり、避けられたり、知られていない場合も多かったと思います。ですが、近年は、保護犬団体さんやボランティアさんの活動により、報道され、認知されるようになってきています。

しかし、海外に比べれば、まだまだ保護犬を引き取ることが当たり前でなく、血統書などを好む方が多い日本です。海外のセレブと言われる方々の多くは保護犬の里親になられています。

私が保護犬の里親になり、大変な事もあるなか、何が苦手なのか?何が恐いのか?どんな行動をとるのか?何が嬉しいのか?等々、譲渡されてから1年、毎日観察し、クローディアの個性を理解し始め、1日1日家族の距離が縮まっていく過程は、とても楽しく幸せを感じます。

保護犬は、少なからず辛い過去や悲しい思いを経験しています。その子達は愛情を欲し、愛情を与えたら徐々に心を開いてくれます。

傷付いた心に寄り添うことで絆が産まれ、欠けが得ないのない存在になることは、1度人間に不信感を持ち、新たな関係を構築する保護犬ならではのものだと思います。

ただ、私自身そうなのですが、同情ではなく愛情を与えることが大切だと思いますし、其々の家族環境に合った保護犬の里親になられることが大切だと思います。

それと、人間でもなんでも動物は成長します。子犬で可愛くて家族にしても、大きくなることを忘れないで欲しいです。犬は、大きくなっても変わらぬ愛情を注いでもらえると信じているんです。

問題行動を起こしても、犬のせいとは限らず、自身の接し方を振り返る努力も必要だと思います。

保護犬は、お金や服や贅沢ではなく、ただ、抱き締めて愛して欲しいんです。根気強く関係を構築できれば、絶対自身も安らぎと幸せが得られると思います。

出生やブランドでなく、幸せに出会えますように。

保護犬の過去

クローディアが家族になり、徐々に家に慣れてくれたらと、毎日見ていて、幾つかの発見がありました。

家では先住犬が食べ物の好き嫌いどころか、その時の気分があり、気にそぐわないご飯なら2日くらい食べないというワガママ娘で、フードに毎回色々トッピングしたり、ご飯や麺類を主にした手作りご飯にしたり、色々なパターンで与えているので、クローディアにも同じご飯を用意したのですが、まず、トッピングがあると少し躊躇し、ご飯や麺類だと、どうしていいのか分からない顔で、最初は食べませんでした。

フードのみだとダイソンのような吸引力で完食します。

オヤツに関しても、あまり興味が無く、先住犬がクレクレしていても、少し離れた場所から様子を伺い、呼ぶと来るのですが躊躇しながら少し食べます。

恐らく、保護される前は、オヤツは無く、フードのみのご飯だったのではないかと思われます。

また、見える範囲に誰もいないと不安そうに哭き、寝るときは私の布団に潜り込み、片時も離れません。分離不安が懸念されますが、また一人にされる不安があるのかな・・と、早く安心して暮らさせてあげたいと思います。

兎に角、甘えん坊で甘えん坊でビックリすると共に、いとおしくて仕方ありません。

2度と寂しさや不安や辛い思いをさせないから、安心してね、と毎日抱き締めずにいられません。

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※記事執筆時点の情報です。ご利用の際には公式サイト等で最新情報をご確認ください。
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