真っ白な被毛にクリクリの目が印象的なマルチーズ。まるでぬいぐるみのような姿で癒されますね。
今回はマルチーズと実際に暮らしている方に性格や病気のことなどをお聞きしましたのでご紹介します。
マルチーズ”小次郎”のプロフィール
私の愛犬、小次郎は2017年5月にブリーダーさんからお迎えしたとっても元気でやんちゃで甘えん坊なマルチーズの男の子。困ったことはさほどなく、いい子ですがドッグランや他のワンちゃんはまだ少し苦手です。
私は一人暮らしでマルチーズの小次郎を迎えました。一人暮らしで犬を飼うことには賛否両論あると思っています。私もお迎えするまでにとっても悩みましたがその分様々な本やネットでマルチーズのことを勉強し、ブリーダーさんからもアドバイスをいただきお迎えしました。やはり大変なこともありますが、今は小次郎と出会って、共に生活し本当にかけがえのない存在です。
小次郎(マルチーズ)
- 性別:男の子
- 生年月:2017年1月
- 避妊・去勢手術:受けた
- 体重:3.7kg
- 入手方法:ブリーダー
小次郎(マルチーズ)の性格
性格はとにかく甘えん坊で一緒にいる間は隣にくっついていることが多いです。 お迎えしてからすぐにお留守番を1日10時間程度していますが、問題行動などはほぼありません。
ブリーダーさんからマルチーズの小次郎をお迎えしたのが4か月と、少し遅い時期でしたので、トイレのしつけはお迎えした時からほぼ完璧で、部屋の中のトイレも1日ですぐに覚えてくれました。 綺麗好きの性格なのか、部屋の中ではトイレ以外の場所では排泄をせず、絶対に踏まないようにトイレから飛び跳ねて出てきます。笑
お留守番の時は、見守りカメラを置いていますが、日中はほぼ寝ています。そのため、朝、夜は共にとっても元気です!!構ってあげないと拗ねて吠えることもありますね。お留守番の兼ね合いから、よく眠れるようにお散歩は毎日朝夜たっぷり走り回り、お休みの日にはドッグランやドッグカフェなどに食事に出かけたりしています。
近くの河原の土手を走り回るのが大好きです。 他のワンちゃんは慣れるまでに少し時間がかかり内気な性格のようで、自分から積極的にお誘いにはいきません。 ドッグランでは固まっていることもしばしば…性格ですかね?少しずつ他のワンちゃんとも遊べるように慣れてくれればいいなと思う今日この頃です。
小次郎(マルチーズ)の食事
食事での悩みが2つありました。1つは食が細い。食事を出してもなかなか食べなかったこと。2つ目は白い犬種のマルチーズの永遠の課題、涙やけです。お迎えした当初、6か月くらいまではブリーダーさん宅と同じ、ナチュラルチョイスのドライフード(子犬用)の食事を食べていました。
ただ、なかなか食事を食べず、涙やけも6か月くらいがピークでした。 ちょうど子犬用から成犬用へフードを変える時期でしたので、色々試しましたが今はカナガンのドライフードに落ち着きました。 フードの食いつきも良くなり、1日2回朝と夜残さずしっかり食べてくれるように。 おかげで体重は順調に増え、マルチーズでは大きめの3.7キロになりました。 それと同時に、涙やけもほぼ改善し、きれいになりました!
メインの食事の他、おやつはお留守番中に遊べるように、いつもおやつを入れられるおもちゃを2つ置いています。ボーロやさつまいも入りスティックなどのおやつを小さくちぎって入れています。果物、野菜、白米なども大好きで、時々少量をおすそ分けしています。
味の濃いジャーキーなどの食事は、ドライフードを食べなくなる原因になるかなと思い、あまり与えていません。
小次郎(マルチーズ)の運動量
うちの愛犬(マルチーズの小次郎)の1日の運動量ですが、散歩の回数は2回。朝と夜に30分~1時間ずつ、行っています。 お散歩は大好きで、リードやお散歩用バッグを持ち「お散歩行く?」と聞くと尻尾ふりふり、まるでウサギのようにぴょんぴょん跳ね回って喜んでいます。
お散歩中はアイコンタクトやおいででしっかり戻ってはきますが色んなものに興味津々、自由奔放にクンクン活動に勤しんでいます。
お散歩中すれ違ったワンちゃんにも興味津々ですが、ぐいぐい来られると逃げていきます。笑
威嚇で吠えることは今まで一度もないです。きっと気弱な性格なのですね。 ドッグランは1か月に1,2度行きますが、初めの頃よりも犬見知りが出てきてなかなかワンちゃん同士では遊べません。 7か月頃でしょうか。大き目の元気のいいワンちゃんに追いかけられたのが怖かったのかもしれません。 大人しい子が近づいてくるのはさほど抵抗なく、ご挨拶しています。 少しずつ慣れて、楽しく遊べるようになればいいな、と思っています。 外でもお家の中でもボール遊び(取ってこい)が大好きです。
なので、おうちの中でもある程度の運動量はこなしているとおもいます。
小次郎(マルチーズ)の鳴き声・吠え声
お家の中で飼い主が近くにいなくなった時には、ク~ンク~ンという寂しそうな鳴き声。 知らない場所で飼い主の姿が見えなくなった場合には、キャンキャンという高い鳴き声。 遊び足りない、構ってほしいときには、始めくしゃみの様なフンッ!という不満げな鼻を鳴らすところから…
それでも構ってもらえないと、徐々にアピールが激しくなり、ワンワン!と吠え始めます。 他のワンちゃんや、人に吠えることは今までありません。
小次郎(マルチーズ)のフレンドリー度
一人暮らしのため、常に家にいるのは私一人なので人や他のワンちゃんにも慣れるよういろいろな場所に連れていくようにしています。
人と触れ合うことにはまったく抵抗なく、人懐っこいと思いますが飼い主が近くにいる場合には、基本飼い主のそばを離れません。 友人が遊びに来た時、実家に帰省した時、人ごみの中、電車、車も慣れているため吠えたりすることはありません。
男の子ですが、去勢手術前もマーキングをしなかったため今でも初めての場所でもマーキングはしません。 優位に立とうという意識はあまりないように感じます。 お散歩の最中にすれ違うワンちゃんには興味津々ですがぐいぐい来られるとすぐに逃げてしまいます。笑
興味はあるけどちょっと怖いよー!!という感じでしょうか。
小次郎(マルチーズ)の毛の手入れ
マルチーズなので放っておくとどんどん毛が伸びます。 毛が細く、絡まりやすいので、毛玉など毛の手入れは必須です。 お洋服はお出かけや寒い時期のお散歩の時は着せますが、それ以外は裸族です!
幼いころからブラッシングはお散歩の後に必ず行っていますが手足と顔周りは特に苦手で、なかなか大人しくはしてくれませんね。 抱っこの体勢でできる限りブラッシングしています。
トリミングは1か月に1回程度。 そのため、よほど汚れてしまった場合以外はお家シャンプーはしていません。 爪切り、耳掃除、肛門絞りなども、病院またはトリミングサロンへおまかせしています。
シングルコートのため、抜け毛はほとんどありません。 犬を飼う時に、抜け毛の少ない犬種を選んだ、という経緯もあります。 普段気を付けているのは、やはり涙やけケアです。 涙で濡れたままになるのが一番良くないと聞き、気が付いた時には乾いたガーゼやタオルでこまめに拭くようにしています。
毛の手入れの際に、PETCOOLというスプレーも合わせて使用しています。 汚れや臭いも取れますし、重宝しています! また、一度耳の奥の汚れから炎症を起こしたことがあり耳の毛は綺麗に抜いてもらうよう、お願いしています。
小次郎(マルチーズ)のケガ・病気・事故
愛犬のケガ・病気・事故ですが、10か月の頃、耳の奥の汚れが原因で、左耳をとても痒がっていました。 足で掻いてしまっていたため、きっかけになった耳の奥の汚れよりも入口付近の炎症が酷くなってしまいました。 点耳薬を処方してもらいましたが、点耳するのがもう大変! 部屋中を逃げ回る、逃げ回る…。なんとか10日ほどの点耳を続け、完治しました。
その他、ケガや病気、事故などで病院にかかったことは、今のところありません。
小次郎(マルチーズ)とのエピソード
まだ1歳になったばかりという事もあり、新たにできる事が増えたり意志疎通をとることや、関係性を作る事に、日々お互いに一生懸命な毎日でした。
つい先日、1歳のお誕生日を迎え、8か月という短い時間を振り返り身体も心もすくすくと健康に成長してくれた事にとても嬉しく、幸せを感じました。
犬を飼うたくさんの方が同じように、やはりいつも仕事から帰ると尻尾を振りながら大はしゃぎで出迎えてくれる姿には癒されます。
ひとつひとつの仕草が愛らしく、周りを笑顔にするパワーには本当に助けれることも多く、大変なことも多いですがお迎えしてよかったなぁと感じています。
お散歩中には、楽しくて私の前を歩いていても5秒に1度くらい振り返り、飼い主がいるかどうか確認する姿はとても愛らしいです。 「ちゃんと着いてきてよね!!」と言われているかのようです。
でも、あまりにも後ろを振り返るので、前を向いたその目の前に電柱が…
見事にぶつかったことがありました。笑
他のワンちゃんにもとっても興味津々で大きなワンちゃんでも遠くから近づいてくるのをじーっと待っています。 興味はあるのに、向こうから近づかれるとすぐにダッシュで逃げていきます。 それなのに、去ってしまうとまた追いかける。。。 なんというあまのじゃく。。。笑
そんな感じでいつも笑わせてくれます。
大変なことは、一人暮らしだと、全てが自分のペースで進められますがそれが犬中心の生活になることでしょうか。
ただ、それによって辛いとか、嫌だなぁと感じたことはありません。 逆にお散歩で外へ出る事が多くなりましたし行きかう人が声を掛けてくれるようになり、交流が広がりました。
電車に乗ると、バッグの中の犬に気づき、笑顔になってくれる人も多く幸せな気分になります。
その分、犬が苦手な人やアレルギーの方もいる事を飼い主としてしっかり認識しマナーには気を付け、楽しいワンライフを過ごせたらいいなと思っています。