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シェットランド・シープドッグの特徴・性格・病気・お手入れ!これだけは知っておきたい!

犬種

シェルティの毛質と手入れ

シェルティは長毛種で、長く粗めのオーバーコートと短く密集した柔らかなアンダーコートを持つダブルコートの犬種です。

綿のようなアンダーコートは、換毛期にはごっそりと抜け替わるため、日常的な被毛の手入れはかなり念入りに行う必要があるでしょう。

長い毛と柔らかなアンダーコートがもつれ合い、耳の後ろや首回り、尻尾やお尻の周りなどに大きくて固い毛玉が出来やすく、一度出来てしまうと解きほぐすには大変な労力を必要とします。

ブラッシングを嫌がるようになってしまうと、その美しい被毛をキープすることが困難になってしまうため、日ごろからブラッシングを嫌がらないようなトレーニングをして、手入れしやすくしつけましょう。

シェルティに必要な運動

牧羊犬として活躍していたシェルティには、シープドッグの本能を満たすためには一日1時間以上の運動が欠かせません。

身体能力にも優れているため、飼い主の指示を受けて様々な障害物をクリアするアジリティや投げたディスクを空中でキャッチするなどのドッグスポーツに挑戦してみてもよいかもしれません。

いずれにしても、マンションの一室の中だけで納まるタイプの犬種ではなく、日常的に量と質ともにしっかりとした運動をさせてあげることがシェルティの運動本能を満たし、穏やかな家庭犬としてストレス無く過ごすためには必要不可欠です。

シェルティのしつけのしやすさ

従順で聡明なシェルティはとてもしつけのしやすい犬種といえるでしょう。聡明ゆえに、飼い主の行動を先読みして小馬鹿にしたような行動や態度を見せるケースも無くはありません。

飼い主がしっかりとしたリーダーシップをとり、指示を明確にしてあげることで、無駄吠えや咬みつき、飛びつきなどの問題行動を防ぐことができます。

また、見知らぬ人に対する神経質な一面があるため、幼少期から様々な人と触れ合う機会を作り社会化をしっかりさせあげることも大切です。

使命を持つことを好むタイプの犬種でもあり、何か目的や役割を与えてあげることによってストレスを軽減できるため、色々なトリックやコマンドを根気強く教えてあげると喜んで覚えます。ドッグ・ダンスに挑戦してみるなども向いている犬種です。

シェルティの気を付けたいケガ・病気

太りやすい傾向から、肥満に陥ると腰や股関節への負担からヘルニアを発症したりすることも少なくありません。体重管理は十分気を付けてあげましょう。

フローリングの床での生活も影響し、関節を痛めるシェルティも多くあります。歩きやすい環境など配慮が必要です。その他、シェルティ特有の病気としてかかりやすいものとして、先天性・遺伝性疾患のコリーアイやてんかんなどがあります。

てんかん発作の発症率は、100~50頭に1頭とも言われます。気になる傾向がみられた場合はすぐに病院に行きましょう。

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※記事執筆時点の情報です。ご利用の際には公式サイト等で最新情報をご確認ください。
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