ポメラニアンはふわふわモコモコ。まるでぬいぐるみのような可愛さで人気の犬種です。ダブルコートの豊かな被毛をカットしてテディベアカット、柴犬カット、たぬきカットなどキュートなスタイルを楽しめることも魅力のひとつになっているようです。
今回は、犬図鑑や飼い方本だけではわからない、実際のポメラニアン犬の性格や食事、運動、毛の手入れ、鳴き声、ケガや病気などについて、ポメラニアンと暮らしている方のリアルなエピソードをご紹介します。
ポメラニアン”Nico”のプロフィール
Nico(ポメラニアン)
- 性別:男の子
- 生年月日:2014年8月1日
- 避妊・去勢手術:受けた
- 体重:8kg
- 入手方法:知り合いの事情のある知人から譲受
ポメラニアン”Nico”の性格
我が家のポメラニアンニコは好奇心が強く甘えん坊なポメラニアン気質と、かなりビビりなところが混在した性格です。
我が家に来たばかりのときはとにかく大人しく、夜になるとサークルに入れていましたが一晩中、鼻で鳴いていました。あまりに可哀そうでサークルから出すと、私のベッドの下にもぐり込み一番隅の壁の近くで体を丸めるようにして寝るようになりました。
それから数日して少し慣れたかなと思ったとき、尻尾を振らないことに気付きました。これまで実家で3頭の飼育経験がありましたが、こんなことは初めてでとても困惑しました。
犬や猫は喜怒哀楽を尻尾で表現しますが、我が家に来て3か月くらいは尻尾を振りませんでした。でもニコは、尻尾を振らない代わりに嬉しいときは耳を後ろに倒してお尻を振りながら近づいてきます。日がたつにつれ、喜びを体中で表現するようになりました。
そしてある日突然ためらいがちに尻尾を振ってくれました。その時は、やっと受け入れてもらえた!と涙が出るほど嬉しかったのを思い出します。
現在でもニコはあまり積極的に尻尾は振りませんが、大好きな「お散歩」と「おやつ」のキーワードに異常に反応し、家中を走り回り飛び上がって喜びを体中で表します。 雨の日でもお散歩大好きで、苦手なカッパをガマンして着用し散歩を楽しんでいます。