小淵沢インターチェンジから20分ほど山の方へ行ったところにあるのが、広大な敷地に四季折々の花が咲き乱れる富士見高原リゾート。 少し標高が高いので、夏の暑い時期に2度ほど訪れたことがあります。中央の芝生に広がる花壇は、木が無いので暑いですが、その奥にある白樺の森やリフトで山の頂上まで行くと高木もあるので涼しく散歩することができます。今回は色とりどりの花が咲き乱れる天空の楽園 富士見高原リゾートを愛犬と散策した際の模様をお伝えします。
この記事に登場する愛犬
蕾（キャバリア×ビーグルのmix犬。女の子）
ワンちゃん連れOK 富士見高原リゾートの紹介
富士見高原リゾートは八ヶ岳の山麓にあるスキー場で、スキー意外の季節でも、散策や四季折々に咲く草花を楽しめ、秋には目の前に広がる山々の紅葉が楽しめます。 標高1300mの位置にあるため平地よりも約6～8度ほど気温が低く、高木のある林の中に入れば爽やかな高原の風を感じられます。
富士見高原リゾートの敷地内へ入ると目の前に広がるのはゲレンデ。こちらでは季節によって様々な催しが行われています。右手の階段を降りると、夏には百日草を初め夏の花々が誇らしげに咲き乱れ、お花畑になった通路を歩くことができるので、天空の楽園になっています。その奥に広がるのが白樺林の中に咲く百合やあじさい、ニッコウキスゲなどの山野草も楽しめます。
リフトに乗って創造の森まで行くと、標高1420mの頂上広場まで一気に登ることができ、頂上からの眺めは最高に素晴らしく、富士山や北岳、奥穂高まで臨むことができます。 高山植物を観察しながら、面白い彫刻も所々に配置されていますので、わんちゃんと一緒に散策が楽しめます。
我が家では利用したことがありませんが、有料で花の里を1周する電動カートや、創造の森もこの電動カートが走っていますので利用することができます。
富士見高原リゾート秋・創造の森（犬同伴可）
愛犬と一緒に初めて富士見高原リゾートに訪れたのは9月中旬。
まだ夏の日差しが降り注ぐ暑い日でした。
百日草ももう終盤にさしかかった頃でしたが、色とりどりの百日草が辺り一面に咲き、まるで花の楽園のような風景が楽しめます。
そしてリフトに乗って山の頂上にある創造の森まで行ってみました。 わんちゃんは抱っこして一緒に乗ることができます。
リフトを降りたところには見たことも無いような大きなきのこ。 松茸だったら良かったのにね。
この日は丁度台風が接近していて、晴れてはいたのですが眺望は臨めませんでしたが、お天気が良ければ素晴らしい景色が待っていてくれたことでしょう。
創造の森は木々の中を散策できるようになっていて、所々には大きな彫刻が飾られています。風通しも良いのでわんちゃんとの散策にはとても快適で、創造の森だけでもかなり広いので1時間ほど歩けます。
白樺エリア（犬同伴可）
百日草が広がる芝生の広場をずっと歩いて行くと、白樺林の手前には簡易の迷路があったので我が家も挑戦してきました。
無事に迷路を脱出して、白樺エリアに入ると既に百合は終わっていましたが数本だけ確認できました。その他のお花も枯れていて高原の夏は足早に通り過ぎるようです。
そば処 花鳥野（テラス犬同伴可）
富士見高原リゾートのレストハウスにあるおそば屋さん、そば処 花鳥野。
こちらはゲレンデの前にあり、外のテラス席ではわんちゃんと一緒に食事することができます。
我が家も創造の森から下山したときにそば処 花鳥野でそばを頂いてきました。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、テラスの端っこにわんちゃん専用の入り口があります。そちらから直接テラス席に着くことができ、注文は店の入り口になりますので、どなたかが代表で食券を購入しに行くようになります。
長野と言えばやはりおそばですね。 私たちはおそばと、別にゆり根の天ぷらを注文しました。 このゆり根の天ぷらは癖になるおいしさで、ほくほく感がたまりません。
テラス席の前に広がるゲレンデでは、パラグライダーの体験教室が行われておりその様子を見ながら頂きました。
夏の富士見高原・孫と愛犬と再訪
富士見高原リゾートを2度目に訪れたのは8月1日の一番暑い時期で、平地では35度を超える猛暑日。約6度ほど平地よりも気温が低いはずですが、この日は容赦なく照りつける太陽で暑かった。 澄んだ空気が太陽の熱をジリジリと投げかけ、確かに気温も風も涼しいのですが直射日光は厳しいです。
それでも孫は元気に愛犬のリードを持って歩き回っています。 最近孫も大きくなってきたので、愛犬のリードを持って歩くのがブームになっているようです。危なくないところではリードを渡してもらうのが嬉しくていつもこんな感じで愛犬をリードして散歩を楽しんでいます。
白樺エリア（ペット同伴可）には百合がたくさん
前回行った時は9月だったのですっかり百合は終わっていましたが、今回は色とりどりに咲き誇る百合がたくさん咲いていました。
白樺林の中にお花が無いとちょっと寂しげですが、今回は白樺林も賑やかでした。
富士見高原リゾートの入り口から、白樺エリアまでずっと日差しを遮る木々がないお花畑を歩いてきてので、愛犬もさすがにお疲れの様子、孫も凄い汗です。
こちらのエリア内には小さなショップがあったので、小休憩してかき氷を頂きました。 愛犬には、持参したカップにシロップなしのかき氷を入れて頂き、愛犬も喉を潤しています。
園内の散策を早めに切り上げて、隣接しているホテル八峯苑の鹿の湯に入って、滝のように流れていた汗を流してさっぱりしました。
孫は大きなお風呂が大好きなので、温泉に連れて行くと大喜び。
こちらの温泉は時間によって色が変化する珍しい温泉で、翡翠色から茶褐色、透明になるそうです。源泉掛け流しで筋肉痛・疲労回復・皮膚炎などに良いそうですよ。 実際に入ってみてとても良い温泉でした。
愛犬は車の中でお留守番ですが、夏の暑い時期なので日陰に車を停め、窓も天井部分も全開で待っていてもらいました。
今回は2度にわたって訪れた富士見高原リゾートについて紹介しました。 高原ではあれだけ暑かった日中も、太陽が傾き始める頃には涼しくなり、木陰では快適なまでに過ごしやすくなります。
暑い時間帯は木立のあるエリアで過ごして、夕方お花畑を散策すると良いです。 夏のお散歩はこまめに給水して、熱中症にならないように気をつけてください。
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