箱根・伊豆旅行最終日は伊豆高原体験村にある矢幡野窯へ立ち寄り陶芸体験と、池の田んぼウォーキングコースを散策してきました。
矢幡野窯ではわんちゃんも一緒に入ることができ、愛犬の肉球を好みの形で焼き上げて貰えます。
池の田んぼウォーキングコースは、天皇陵陛下もご覧になった昔ながらの水田を歩いて散策することができます。
伊豆高原体験村
伊豆高原体験村は富戸から伊豆高原にかけて広がる様々な体験ができる施設です。
伊豆高原体験村の中でもわんちゃんと一緒に体験ができるのは八幡野窯の陶芸体験と、キャンドル工房 で、庭カフェでの食事もできます。
陶芸や食器のペインティング体験
伊豆高原体験村の八幡野窯は電動ろくろ体験や手びねり、わんこプレートなどの陶芸が手軽に楽しめる工房です。初めての方でも親切に指導してくれるので小さいお子さんから体験ができます。
世界でたったひとつ。自分だけの器や湯飲み、愛犬の手形をプレートに残せば旅の思い出にもぴったり。
わんちゃんも一緒に体験できる愛犬家には嬉しい工房です。
八幡野窯の他にも陶芸体験できるのは、ほけきょ庵・ひょうたん窯・えんのかまなどがあります。
リトルマイスターでは素材の白磁にポーセリンアートが楽しめ、転写紙の種類は数百種用意されていますので、様々なデザインを考案しオリジナル作品が作れます。
転写はお水を使用しますので、汚れる心配もなく小さなお子さんから体験できます。
青い玉葱では自由に描いた自分の絵が、食器としてできあがる食器ペインティング体験ができます。
想像力を十分に発揮し、自分だけのデザインと色使いでできあがった食器は自分専用の大切な旅の思い出になります。
アクセサリー作り体験
シルバーアクセサリー 銀工房A&Mと、シルバーアクセサリーラ ボッテガ ネロでは、自分だけのオリジナル本格ジュエリー体験ができます。地金をハンマーで叩いて作るから思い出がたっぷりと詰まった作品ができあがります。
工房そーこでは指輪やプレートに自分の好きな言葉や思い、名前など好きな言葉を刻むことができます。
カップルに人気のペアリングなどに誓いの言葉を入れてみてはいかがですか。
他にも七宝焼きや琥珀磨きなどの体験工房もあります。
ガラス工芸体験
トンボ玉工芸館とグラスマレライミュージアムではトンボ玉作りが体験できます。
トンボ玉は3500年前から存在し、1番古くから伝わるガラス工芸。
トンボ玉はガラス棒を炎で溶かし、模様を描いたりパーツを使って制作し、できあがったトンボ玉は、キーホルダーやペンダントとして使用できます。
他にも吹きガラス体験ができる伊豆クラフトハウスや、フュージング、サンドブラスト、とんぼ玉などが体験できるFLAT CREW、ステンドグラスやキャンドル作りができる伊豆ガラスと工芸美術館とステンドグラス工房 KIRARAなどがあります。
インテリア関係
青い風ガーデンユースホステルではフィンランド生まれの伝統的な装飾品、ヒンメリ制作が楽しめます。
仲村鍛金工房では銅や真鍮などを金槌で叩いて、スプーン、ミニフライパン、アクセサリーなどの小物を作ることができます。
他にもキャンドル作りができるキャンドル工房 庭カフェや手作りオルゴール作りができる伊豆オルゴール館などがあります。
そば打ち体験
石臼でそば粉を挽いてから打つ本格そば打ち体験ができる観音亭。
ランチに自分で打ったおそばが開始60分で食べられ、一口すすれば口の中一杯にそばの香りが広がります。
■詳細情報
八幡野窯で愛犬と一緒に陶芸体験
箱根・伊豆旅行最終日は、お天気も不安定だったので室内で楽しめる伊豆高原体験村の八幡野窯へ行ってみました。
私は以前手びねりで器を作った経験が1度だけありますが、相棒は初めての体験になります。
階段を登って入り口を入ると、ショーケースの中にはサンプルとなる作品がたくさん並べられ、電動ろくろ・手びねり・わんこプレート・エッチングアート体験などの中からどの体験をするか選びます。
私達は愛犬と一緒に参加できる、手びねりとわんこプレート作りに決めました。
人気があるのは電動ろくろで、私たちが行った時にもたくさんの方々が楽しそうに粘土をこねたり、形を作ったりしながら和気藹々のムード。
工房の一番奥、壁側にはわんちゃん用のケージも備えられていて、飼い主が制作している間はケージの中で待っていてもらったり、邪魔にならなければリードで繋いでおくこともできます。
相棒は手びねりに初挑戦で、粘土1k以内であれば幾つでも作品を作ることができます。相棒は自分専用のお刺身皿を2枚作っていました。
粘土をこねて平らにのばし、立ち上がりの部分と形を整えていきます。最後に愛犬の肉球形をお皿にスタンプしたらできあがり。
私は与えられた粘土を綿棒で平らにのばし、自分が作りたいプレートの形を選び、型に沿って切ったらプレートに愛犬の肉球をスタンプし、ビーズで名前を書いて装飾します。
他にも色々なスタンプが用意されているので隙間にスタンプを押して模様を描き、最後に絵の具で色づけしたらできあがり。
焼き上がったら郵送で送ってくれますが、今現在ではまだ送られてないのでどんな風に仕上がったのかは分かりませんが、送られてくる日を楽しみに待っています。
池の田んぼウォーキングコースを愛犬と散策
池の田んぼウォーキングコースは、周囲を山に囲まれた田園風景が見もの。
ただそれだけなのですが、田んぼの周囲を散策するコースが整備されています。
かつてこの土地は、大室山が約4000年前に噴火した際に流れ出た溶岩によって南側にあった谷をふさいだことにより、せき止められた湖が存在していました。
江戸時代に入ると田園開発が進められ、明治以降に作られた排水トンネルの整備によって湖は消滅。
この湖の存在こそ現在の”池”という地名の由来になっています。
大室山の頂上から見下ろすと、水が張られた田んぼはまさに池のように見えます。
山神社の脇に駐車場が有りここから出発。道路沿いに歩いて行くと、水が張られた水田には鴨が草をついばんでいました。
車道から鳴沢川の方へ伸びる1本のあぜ道を通って、鳴沢川沿いに歩いて見ました。
私たちが行った時は丁度紫陽花が見頃の頃だったので、両脇に植えられた紫陽花が山や田んぼの緑に花を添え、ひときわ輝いて見えます。
ただ田んぼの中に整備されたあぜ道を歩くだけのウォーキングコースですが、田園風景はのどかでどこか懐かしさを感じます。
車道沿いには小さいながらも菖蒲園があります。
周りの雑踏が嘘のように時折聞こえる小鳥の声だけで、静まりかえったこの時期も、夏になれば蝉の声が聞こえ賑やかになりそう。
愛犬連れでの散策は、このようなのんびりと歩ける風景がストレスを解消してくれそう。
ウォーキングコースを1周してきたら、駐車場の脇にある山神社にもお参りしてきました。
御神木なのか、太い巨木が立っていてずっと昔からこの地を見守ってきたのでしょう。
駐車場から出発したときには気がつかなかったのですが、駐車場の脇には天皇皇后両陛下がこの地を訪れ散策したと記されていました。
両陛下がお見えになったのは平成22年4月6日で、「大室山や矢筈山、たんぼのすばらしい自然を守ってください」と仰っていたそうです。
なんだ!
ただの田園風景と思いきや、天皇両陛下も訪ねたすごい田んぼだったって事ですね。
愛犬と楽しむ伊豆高原体験村 まとめ
今回は私達にとっては珍しい、陶芸体験を伊豆高原体験村の八幡野窯で楽しんでみました。
愛犬の肉球をスタンプするのは、力の入れ具合、バランスなどうまくできるか心配でしたが、私は上手にできたと褒められました!
愛犬は何事なのか?!と言う表情をしていましたが、一応愛犬が主役の陶芸体験を楽しめました。
陶芸体験をしているうちに雨も止んだので、愛犬が楽しめそうな池の田んぼの田園風景の中を散策。
自然の中を歩けて愛犬もリフレッシュできたと思います。