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愛犬と「ホテル凛香 箱根強羅リゾート」へ温泉旅行

関東エリア

犬を飼っていると、なかなか旅行へは行けないもの。でも「たまには温泉につかって、上げ膳据え膳で美味しい料理を味わいたい!」なんて思っている飼い主さんも少なくないのではないでしょうか。

今回は都心からも近い、箱根強羅で美味しいお料理と温泉を堪能できるホテルをご紹介します。ぜひ、愛犬と一緒に癒されに行ってみてはいかがでしょうか?

この記事に登場する愛犬

 あんず ♀(ウェルシュ・コーギー・ペンブローク)

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料理が美味しいと評判の「ホテル凛香 箱根強羅リゾート」

愛犬と出かけることが大好きな我が家ですが、寒さが苦手な私は冬になると家にこもりがちです。

しかし、2月中旬になって立春も過ぎ、寒さの和らぐ日が出てくると、毎年、春に向かって「どこへ行こう!?」とワクワクしています。

今年の春も漏れなく、どこかへ行きたい病を発症。私事ではありますが、今年は妊娠していたこともあり、子どもが生まれる前に、夫と愛犬と三人で思い出作りがしたい!という気持ちもありました。

安定期に入る頃を見計らい、いざというときにすぐ帰って来ることができて、愛犬と泊まれる温泉のあるところ…ということで、場所はすぐに箱根に決まりました。

箱根の宿を探し始めたのは、1ヶ月ほど前だったので、どこも人気の宿は週末の予約はいっぱいでした。

奇跡的にまだ部屋の空いているホテルがありました。しかも、口コミを読んでみると、食事がとにかく美味しそう!せっかく宿に泊まるからには美味しい料理を食べたいので、ちょっとお値段は張りましたが「ホテル凛香 箱根強羅リゾート」のスタンダード和洋室プランの予約を取りました。

我が家は宿泊日を決めずに、だいたい3月中旬から4月中旬くらいまでで予約の取れる週末…という探し方をしていたので、宿泊する約1ヶ月前でなんとか予約が取れましたが、犬連れの旅行の場合は、計画的に早め早めに予約を取ることをおすすめします!

愛犬と快適に過ごせる「ホテル凛香 箱根強羅リゾート」の充実設備

旅行当日は、あいにくの雨。3月に入って寒さも和らぎ始めていましたが、ホテル凛香 強羅リゾートのある山の上はまだまだ寒さの厳しい週末でした。

宿は箱根登山ケーブルカーの終点、標高780mの早雲山駅の近くにあります。

ホテル凛香強羅リゾートの入り口には、犬用の足ふきタオルと排泄物用のゴミ箱が用意されていました。

そして、入り口からまっすぐ進んだ中庭には、源泉かけ流しのドッグスパがあります!飼い主さんも足湯としても使えるので、愛犬と一緒に温泉を楽しむことができます。

我が家の愛犬コーギーは、フラッフィーという長毛タイプで、毛を濡らしてしまうと乾かすのに数時間かかってしまうので、ドッグスパは利用せず、汚れていた足先だけ温水シャワーを借りて洗い流しました。

ドッグスパには、タオルはもちろん、ドライヤーやトリミング台、ブラシが用意されています。我が家もさっそくタオルとドライヤー、トリミング台を借りました。

ドッグランもホテルの敷地内にありますが、残念ながら私たちが訪れた日は、リニューアル工事中とのことで、使用できませんでした。現在は、人工芝が敷き詰められているようです。

ホテル凛香強羅リゾートのスタンダードの和洋室は、床はフローリングになっていて、窓際には琉球畳のお座敷があり、ゆったりとくつろげます。

琉球畳のお座敷でひとやすみ

琉球畳のお座敷でひとやすみ

ホテル凛香強羅リゾートのお風呂は、硫黄の香り漂う大涌谷温泉の大浴場と、大理石でできた内風呂があります。内風呂も蛇口をひねれば源泉かけ流しの温泉が出るのが嬉しいポイントです。

犬用のアメニティも、トイレトレイ・トイレシーツ・消臭剤・エチケット袋、クイックルワイパー、コロコロ、フードボール、食事用テーブルと充実しています。

さらに、家具と一体になっているケージがあり、小型犬であれば、こちらのケージに入ると思います。

ちなみに、スイートルームには、檜の内風呂とバルコニーにも露天壺風呂があるそうです。いつかこちらの部屋にも泊まってみたいものです。

ホテル凛香強羅リゾートのレストラン「旬」で、シェフ特製の絶品ディナーに舌鼓!

ホテル凛香強羅リゾートにチェックイン後、さっそく温泉を堪能し、いよいよ楽しみにしていた夕食の時間です。

食事は施設内のレストラン「旬」でいただきます。大きな窓と高い天井、開放感溢れる空間で、レストランの名前の通り、旬の食材を使ったシェフ特製のコースが振舞われます。

前菜に始まり、旬の魚介を使ったお造り、スープ、魚料理、メイン、ご飯物、デザートとフルコースで、どの料理も本当に美味しかったです。

愛犬と一緒にこんなに本格的なコース料理を食べられると思っていなかったので、感激です。次に箱根に来ることがあれば、絶対にまたここにしようと思いました!

メインの肉料理

メインの肉料理

そして、なんとこちらのレストランでは、愛犬用のディナーコースも用意していただけます。コースだとちょっと量が多いわ…という方は単品でもお願いできるようです。

愛犬といつもよりちょっと贅沢な時間を共有できていいですよね。

その他にも私が驚いたのは、こちらのレストランでは愛犬用の椅子を用意してくれます。

我が家のコーギーは中型犬サイズで、食事の時はいつも足元が定位置なので、椅子は遠慮しましたが、希望すれば、家族の間に愛犬用の椅子を用意して同じ高さで一緒に食事ができるようにセッティングしてくれます。

他のお客さんの様子を見ていると、小型犬を連れている方の多くは愛犬用の椅子を利用して、食事を楽しんでいました。

みなさん、ちゃんと躾をされているようで、飼い主さんの食事中は、良い子で用意された椅子にちょこんとお座りをしていて、テーブルに足を乗せたり、吠えたりしている犬はほとんどいませんでした。

こんな光景がもっと身近なレストランでも当たり前に見られるようになったらいいのにな、と思いました。

料理も美味しく、犬にも飼い主さんにも嬉しい心遣いのある素敵なレストランでの夕食に大満足でした!

なお、朝食は一人ずつ、和洋好きなメニューを選べるようになっています。愛犬用の朝食も用意されていますので、希望される場合は、ホテルに伝えてください。

ボリュームも丁度いい朝食の和食セット

ボリュームも丁度いい朝食の和食セット

愛犬と一緒に楽しめる箱根のスポット

翌朝は、朝食を済ませたあと、のんびりとチェックアウト。

せっかく箱根に来たので、少しだけ箱根らしいところを観光しようということで、大涌谷へ行きました。

大涌谷で強風に吹かれる愛犬のお尻

大涌谷で強風に吹かれる愛犬のお尻

この日は風がとても強かったので、体感温度もかなり低め。あまり長居はできず、軽く景色を楽しんで、売店でホットミルクと、ひとつ食べると7年寿命が延びるといわれている黒たまごを買って、次の目的地へ移動しました。

次に目指したのは、ポーラ美術館にある「森の遊歩道」。ポーラ美術館の中は犬連れ不可ですが、こちらの遊歩道は犬連れ可ということで、愛犬と一緒に森林浴を楽しみました。

遊歩道の全長は670m、散策所要時間は20分とちょっとしたお散歩にはぴったりです。途中、小さな沢もあり、清々しい気持ちで散策ができます。

ポーラ美術館「森の遊歩道」の中を流れる沢

ポーラ美術館「森の遊歩道」の中を流れる沢

遊歩道沿いには、美術館の敷地内らしくオブジェも設置されているので、ちょっとしたアートも楽しめるようになっています。

そして、ランチはポーラ美術館から車で7分程のところにある店内犬連れ可のカフェ「paSeo(パセオ)」に行ってみました。

カフェにフラワーショップが併設されているお店で、犬連れ専用の建物がありました。民家を改造したアットホームな居心地の良い落ち着いた空間です。

メニューは、ホームメイドピッツァとカレー、そしてパンのセットなどがあるそうですが、私たちが訪れた時間が少し遅かったので、パンはすべて売り切れでした。

パンのメニューは、人気があるそうなので早めに行くことをおすすめします!

ホームメイドピッツァとカレーは、ちょっと疲れた体にはホッとするやさしい味で、今回の旅行の締めにぴったりでした。

愛犬連れの旅行は、愛犬ファーストのゆったりしたプランを!

今回ご紹介したスポットは、箱根の中でも強羅を中心に、かなり狭い範囲内でのおすすめスポットになっています。

愛犬連れの旅行の際は、ただでさえ慣れていない環境で寝泊まりをしなければいけない愛犬のためにも、愛犬が疲れてしまわないように、人間主導でガツガツと観光しないように心がけています。

人間にとってはちょっと物足りないかもしれませんが、愛犬と一緒の旅行は、愛犬ファーストでゆったりとしたプランで楽しんでくださいね。

この記事の執筆者の愛犬
あんず

ウェルシュ・コーギー・ペンブローク ♀

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