我が家の愛犬達は山中湖woofで水泳のスパルタ教育を経て、幸いにも水嫌いにはならず、夏になると水恋しさの気持ちがあふれるほど水泳が大好きになりました。
夏の時期に娘の愛犬のD兄ちゃんを預かるときは、時間が許す範囲で山歩きや水遊びが楽しめる川や湖に連れて行くようにしています。
暑い夏を少しでも快適に過ごすために我が家では清里や霧ヶ峰の散策が恒例になっていましたが、そこへ夏の行事として水遊びが加わったのはwoofで猛特訓した成果です。
その成果を満喫するための初年度として、本栖湖にて思い切り水遊びを楽しんできました。
この記事に登場する愛犬
蕾(キャバリア×ビーグルのmix犬。女の子)
D兄ちゃん(ジャーマンシェパードドッグ。男の子)
本栖湖への道中、道志川で寄り道
我が家の愛犬達がそうなように、夏のお散歩はわんちゃん達にとっても危険がいっぱい潜んでいて、思うように運動させてあげられないのが悩みの種です。
涼しいところへ毎週出掛けるのも大変ですし、水遊びできる場所も近場にあれば幸いですが、みんながそのような環境下にあるわけではありません。
ですが、水遊びで涼しく遊ぶことができれば運動不足になりがちな夏の時期でも、水泳は全身運動に繋がるので一石二鳥ですね。
しかも、川、湖、海、ドッグランなど水遊びできる場所は意外と身近な所にもあるかもしれません。
D兄ちゃんが泊まりで預かることになったため、今回は水遊びが楽しめそうな場所を求めて道志川沿いを登ってみることにしました。
インターネットで調べてみると、道志川沿いにはたくさんのキャンプ場が軒を連ねていて、夏には川遊びができる素敵な写真がたくさん載っていました。
その情報を頼りに出掛けてみると、確かに水も綺麗で水深も泳ぐにはほどよい場所はたくさんありました。でもどこのキャンプ場も家族連れがあふれるほど来ていて、中には犬が苦手な家族もいるかもしれないので愛犬達を連れて川で遊ばせることはできませんでした。
子供達が川遊びしているところから少し外れると釣り人がいるため、諦めるほか有りません。ずっと川沿いのキャンプ場などを確認しながら走っていると道の駅どうしまで遡ってしまいました。
道の駅どうしは道志川の直ぐ横にあるので一旦車から愛犬達を連れ出し足先だけでも水に浸けさせてあげようと思い川の中に入っていくと、こちらもキャンプ場同様たくさんの家族連れが川遊びを楽しんでいました。
しかもこの辺りの道志川の水深は、子供の膝辺りまでしかなく愛犬達は不満そう。
道の駅より上流は水量も少なくなり川幅も狭くなるため、山中湖まで行くことにしました。
山中湖でも1周してみたのですが、砂浜から湖に入れるような浅瀬の所には家族連れがいっぱいで、諦めかけていたときにゴールデンレトリバーのわん友さんが良く富士五湖で遊ばせていると言っていたことを思い出したので連絡してみると、本栖湖で遊ばせているという情報が貰えました。
初めてプールから脱出し自然環境の中で水遊び
折角朝早く出発したのに道志川沿いで随分時間をつぶしてしまったことと、本栖湖までの道が渋滞していたことなどが重なり、本栖湖湖畔にたどり着いたのはお昼を廻ってしまいました。
昼食を頂くため訪れたレストラン松風では、テラス席はわんちゃんと一緒に食事することができるのでまずランチを頂いて、お店の方に犬を泳がすことができる良い場所があるか尋ねてみたら、レストランの直ぐ下が良いと教えてくれたので、早速行ってみることにしました。
駐車場は木陰になっているので駐車しておいても車内が暑くなりにくいため格好の場所です。
本栖湖は松林の奥に砂浜が広がる浅瀬の湖畔になっていたため、私達が探し求めていた理想の場所でした。しかも誰も湖にはいなかったので貸し切り状態で遊ぶことができ愛犬達は大満足!
湖に荷物を持っていざ水遊び開始!と思っていたら愛犬達からボールの催促。
朝、慌てて荷造りしたからボールを持ってくるのをすっかり忘れてしまい、売店まで走ってボールを調達してきました。
わんちゃん用のボールは勿論売っていませんでしたので、子供用のおもちゃの中から水に浮かび衝撃を与えると光るようになっているボールが有ったので2個購入。
愛犬達から催促されてボールを投げてあげると我先にと泳いでボールをゲットしていました。
愛犬達にとってもこの瞬間をずっと待っていたのでその思いは爆発し、何度も何度もボールを投げ続け愛犬達も泳ぎまくっていたので少し休憩を挟むことにしました。
砂浜には大きな木が木陰を作ってくれ、下草が生えているので休憩するには絶好のロケーションです。
愛犬達は思う存分に夏の水遊びを満喫し帰りの車の中ではいつもの事ながら爆睡。
家に帰ったら私にはもう一仕事愛犬達のシャンプー残っていて、それが完了するとどっと疲れが出ました。
本栖湖でワンちゃんと遊ぶときの注意点
富士五湖は富士山の噴火の際にできた堰止湖で、2013年に富士山と共に世界文化遺産に登録されています。
本栖湖の水深は富士五湖の中でも最も深く121.6m有りますが、透明度も一番で12.7m。
本栖湖に次いで水深があるのは西湖で71.7m、 精進湖は15.2m、河口湖14.6m、山中湖13.3m。
透明度は西湖、精進湖、河口湖、山中湖共に3m~7m。
この数値を見ても分かるように富士五湖の中でもずば抜けて透明度が高く水深が深いのは本栖湖です。
そのため水温も低いところがあるので水難事故も多く、わんちゃんも水温の急激な変動により心臓発作を起こして沈んでしまったという記事を読んだことがあります。
湖で遊ばせるときには水温の変化に注意し、遠くまで泳がせない方が無難です。
できる限りライフジャケットを着用しおかしいなと思ったときにはすぐに救助できる体制を整えていてください。
自然の中で遊ばせるときには湖に限らず、海でも川でも絶対に愛犬から目を離さないことも重要です。
折角楽しく遊ばせていたのですから、家にたどり着くまで楽しくあって欲しい物です。
本栖湖で愛犬水泳三昧! まとめ
今回初めて、富士五湖の一つ本栖湖の自然環境の中で愛犬たちに思い切り水泳や水遊びをさせてあげることができました。
プールとは違って自然の中で遊ぶのは愛犬達にとっても気分が盛り上がり最高だったと思います。
良い場所が見つからず諦めかけていたときにわん友さんから助けて貰ったおかげで、愛犬達に水遊びを満喫させてあげられました。水に入ったとき愛犬達の輝く瞳を見たら連れてきて良かった。水遊びできて良かったとつくづく感じました。
周辺でペット可プランのある宿